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れの
99
「ずっと好きだった」
そう言いたくてずっと君を見てた
喋りかけた
友だちになった
親友になれた
でもまだ満足できなかった
君の「特別」な人になりたかった
君の隣で君の笑顔を
見てるだけじゃ心の隙間は埋まらなかった
隙間をなんとか埋めたくて
でも君に迷惑をかけたくなくて必死にもがいた
毎日我慢した
もっと君に触れたいし
君を誰にも触れさせたくなかった
ずっと「親友」から昇格できないままで
君の笑顔を見ていた
君が変わった
笑顔が増えて、大事な人ができたみたいだった
「好きな人ができた」
ようだった
急だった
頬を赤らめながら話す君に
「僕がいないみたいだ」
と思った。
僕じゃだめなのかと思ったけど
今までつけてきた「親友」という
仮面を外すわけにはいかないと思った
ある日そいつと笑ってる君を見た
幸せそうだった
羨ましい。と思った
けど気持ちを伝えられなかった
僕にそう思う資格はない
もう君の幸せを願うしかなかった
だけど僕がそう思えば思うほど
君の笑顔は消えていった
君が大切にしていたあの人も
君から離れていった
「毎日が辛い」
という顔をしている君を見て
なんとかしてあげたいと思った
君を殺した
「苦しい」
が口癖になっていた君の手助けをした
最後の君の顔がずっと頭をよぎって離れない
君は幸せだったのだろうか
僕がした行動は正しかったのだろうか
最近君が夢に出てきた
やっぱり君はずっとかわいいままだった
気づいたらずっと目の前に君がいる
悲しそうな顔をして立っている
人生で後悔はしたくない
君のために人生を使いたい
だから僕は今飛び立つ
コメント
3件
いや…読了したけど、めっちゃ重い…。ずっと好きだった相手を“親友”に甘んじて見つめてたのに、最後に取った行動が「君を♡♡♡た」って、え、ちょっと待って。苦しむ君を助けたって言い聞かせてるけど、それって本人のためなのか自分のためなのか…最後の飛び立つ瞬間まで、答えが出ないままなのが切なすぎる。短いのに、ぎゅっと胸が締め付けられました。