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※出水公平の夢小説
※キャラ崩壊注意
※原作とは関係ありません
「」→夢主 『』→出水公平〔〕→その他のキャラ
〈〉→モブ ()→小さな声で呟く
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時は流れ、正式入隊の日を迎え、無事にB級に上がることができた。
いざ入隊して太刀川隊に所属なんてことはなくて、今は無所属で防衛任務をこなし、経験を積んでいる最中だ。
「正式にB級隊員になって、これからもっと頑張らなきゃ!」
私は、これからもっと先輩と、今まで以上に関われるはずだとそう思っていた。
だけど...
ここ数週間、お互いの防衛任務とか友達との予定が重なって先輩と顔を合わせる機会が減っていた。
「(先輩、最近なにしてるんだろう...)」
顔を合わせなくても、ふと考えてしまうのは先輩のこと。静かな部屋の中で、携帯の画面を見つめる時間が長くなって言った。
連絡を取ろうとして、何度も文字を打っては消して。”送信”のボタンを押せないまま、ただ時間だけが過ぎていく。
「...(先輩に会いたい)」
仲良くなったはずなのに、先輩と自分の心の距離が少しずつ遠ざかっていくような気がした。
部屋の窓から見える夕陽が、寂しそうに沈んでいく。