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キーンコーンカーンコーン♪
『きったさぁーーーーん！！！』
付き合ってからというもの、俺は北さんと少しでも一緒にいられるよう、授業終わりの休み時間とか、とにかく空いてたら北さんに会いに行った。
『…….毎回チャイムと同時に来んのなんなん？』
『さーせん、俺の心と体が北さんを求めてしまって』
『なんやそれｸｽ』
毎日この笑顔が見れるなんて、幸せにも程がある。
『あ、そういえば、今日部活休みになったんよ』
え？
『え、な、なんでですか？』
『体育館別の部活が使うらしいで』
『外練は⁉︎外練はダメなんすか⁉︎』
『ばか、外みてみい、雨降ってんで、どうしたんそんな必死に、』
『部活ないと北さんといれる時間減っちゃうじゃないですか！』
『…なら、うち来るか？』
『へ？北さんの家ですか？』
『そうや』
『そ、そんな。北さんの家にお邪魔するなんて、許されていい事なのでしょうか….』
『別にいいわ』
『じゃあ！！！』
『ﾋﾞｸお、おう？』
『お邪魔させてもらいます…』
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