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コメント
2件
うわああッッッッッ 特大遅刻すみませんでしたッッ… 午前6時っていう時間からもう儚いっすわ ( ? ) 空に落ちたって表現 個人的にめちゃすこですわ。 ひいさんが書く物語って全部儚くて尊くてすこ…
午 前 6 時 の 空 の 下 。
sha 視点
夕方、
学校の帰りに、ふと空を見上げる。
綺麗な橙色と琥珀色のグラデーションで
思わず立ち止まってしまった。
建物は斜陽でモノクロになっていた。
さいごに見る景色には
ちょうどいい。
家に帰った。
リビングからは男女の怒鳴り声
帰ってきたことがバレない様、
足音を消して、早急に自室に向かった。
sha
「 ……はぁ…っ 」( 溜 息
幼い頃、両親の仲が険悪になった。
中学に上がった頃から、部活から帰れば怒声が聞こえて
憂鬱だった。
夜中にも聞こえて、寝れない日なんてよくあった。
部屋の窓を開けると
さっきの暖かい空の色とは打って変わって、
凍ったような、藍色とと水色だった。
ずっと、いきたかった。
ずっと、ずっと辛くて
苦しくて
生きずらくて
居場所は無いんだなって。
夜が明けてきた。
朝日が淡く光を放った。
空の色も、薄い青と、薄い黄緑で
とても幻想的だった。
日付が回る少し前まで、背後からは怒声が聞こえていて
イヤホンをしていた。
午前6時
俺は空に落ちた。
ぁあ…、笑
sha
「 ……、まぶしいなぁ…っ、 」
意識が途切れる前
いろいろな思い出が頭を駆け巡った。
…
楽しかったな。
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えつあざ。
本垢の投稿までの楽しみとして置いときますね。
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