どうも.俵主です.なんかいつの間にかね投稿したくなってしまったので見る専で作ったつもりが投稿専になる気がするぜ.
ってな訳でどうぞ本編
zm「エミさん!!!!!」
em「どないしたんですかゾムさん」
zm「明後日の8時から家行ってええ?」
エーミールは少し困惑した顔をした.困惑する気持ちは多少わかる.何故ならゾムはいつも1か月前に予定を入れると言う律儀な男だからだ.何かあったのか、もしくは今日言わなければならなかったのか、…
エーミールの中では理解が追いついていなかったようだが彼は、
em「空いてますよ!」
と軽い返事で返してしまった.エーミールの頭は今別の事で手一杯らしい.ゾムはそんなことも知らずに笑顔で返事を受け取り、家に帰ってしまった
zm視点
いやぁ…エミさんがすんなり答えてくれるとは思わんかったなぁ…まぁでもええんや、なんでも!明後日エミさんを絶対に落とすんや!!
俺「ふんふふーん」
アニメかのような鼻歌をしてから横を見ると仕事仲間でデスクが隣のシャオロンがこちらを見てニヤニヤしていた.
なんやこいつ、
俺「なんやシャオロン」
sho「いや別にぃ?wなんでもないですけど?w」
俺「絶対なんかあるやんその言い方!w」
本当はキレるつもりやったんやけどな…なんか笑てしもた…w
sho「ただエミさんにアタックするんやなって思っただけやで?w」
俺「なぬ?!なんでそれを…!」
シャオロンには言ってないはずだ.
なんで知ってるんやこいつ…
sho「大体お前が鼻歌歌ってる時は悪いこと企んでる時か、エミさん関連で何かある時に限んねん」
俺「…その通りだぜ…」
sho「ほんで何すんの?」
俺「告白すんねん、」
sho「………んははっwそうやと思ったw」
俺「なぁシャオロン、大丈夫やと思う…?」
sho「………」
な、ななななんで黙るんやシャオロン…!いやいちばん怖いねんこの沈黙!!生殺しや!せめてハッキリ言うて!!
sho「……」
俺「しゃしゃ、シャオロンさん??」
sho「………」
俺「えやっぱダメなんか…?」
sho「っ…wwwやっぱ無言無理やわww」
俺「どういうことや?!」
sho「ゾムの不安を極限まで煽ろ思たんやけどwダメやまじおもろいw」
俺「お〜い…」
sho「ごめんってw多分大丈夫やと思うで?」
俺「そうなんかな…」
sho「大丈夫やなんせゾムやしな」
俺「……そうかぁ…」
em視点
私「…、どうやったらゾムさんに振り向いてもらえるんやろう…」
さっきちゃんと返事できてたやろうか…、ゾムさんの顔に見とれてしまって返事上手くできひんかった気がする…
そう思い、壁にかけてあるカレンダーをふと見る.明日がある…明日何しよ、…
私「明後日まで待てる気がしない…、けど1ヶ月よりかはまだマシやね!うん!…はぁ〜…」
ため息を吐きながら本を開き、読む.正直頭に入ってるかは不明だけど、気を紛らわすためには本が必須だ.
明後日
ゾムはエーミールの家に向かっている途中ずっとソワソワしていた.
俺なんかがホンマにええんやろうか…、
そうずっと考えていてフラれるかもしれない恐怖と戦いながら夜道を歩いている.
エーミールも似たような状況で
変なこと言わへんやろうか
と考えながら菓子を口へ放り込む.相手に嫌悪感を抱いて欲しくないことや喋る内容を考えるが全て吹き抜けるように脳から出て行ってしまい、脳みそが真っ白である.
ピンポーン
チャイムが鳴った.エーミールは直ぐに立ち上がり扉を勢いよく開けた.
em「いらっしゃい、!」
zm「お、おう邪魔すんで、!」
両者ともにぎこちない喋り方.だが両方頭が真っ白でそんなこと違和感にも感じない.おそらくメンバーの誰かが連絡を寄越しても気付かないだろう.
em「どどうぞ!」
ゾムを椅子に座らせエーミールも先程の定位置に座り直し珈琲を飲んだ.
zm「…あ、あのなエミさん」
ゾムは覚悟したようだ.ゾムの目線がずっと机にありエーミールを見ようとしない.エーミールもそうで珈琲を机に置いても尚カップを見ている.
em「は、はい、なんでしょうか?」
zm「…俺、……」
zm「俺エミさんの事ずっとずっと前から」
zm「好きでした!!!付き合ってください!!」
テンプレやな…、フラれる気ぃする…
…ってか…男同士…やのに…
フラれ無いわけないやん…、バカちゃう?俺
…関係潰れて欲しくなかったわ…
em「ゾムさん、」
zm「あ、あの…エミさん、ごめ…」
em「(ポロポロポロ…」
ゾムが顔を上げるとエーミールが涙を零していた.見た瞬間ゾムは焦り、
zm「あああっ、えっとごめんな、!!変やな俺!気持ち悪いよな…ごめんな…」
em「い、いやっ…っ…違うんや…、(ポロポロ…」
em「ゾムさんと両想い、やったんやって思って嬉しなって、(ポロポロ、」
zm「……え、?」
em「私も好きやで、(グスッ」
em「喜んで、お受けさせていただきます、!」
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ってな訳で終了でございやす
うん難しいですねぇ
コメント
4件
表現の仕方大好きです(((o(*゚▽゚*)o))) 神作ありがとうございますm(_ _)m
最っ高です!!! 二人の初々しい感じがたまらなく愛おしい…😭