続きです、
本っ当に遅れてすみませんでした…
久しぶりなので書き方変わってるかもしれないんですが、ご了承くださいm(_ _)m
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コンコンッ
?「すみません、きりやんはいますか?」
唐突な声に驚きながらも、助太刀が来たことに感謝の意を表し返事をする。
kr「はいっ!います!!」
思っていたよりもずっと大きな声が出てしまった。
…と、なかむ様をちらっと見る。
na「…」
何も言わずに扉の方を見ている。
kr「あ、あの…なかむ様?、」
恐る恐る声をかける。
na「…入れ」
私の傍から離れると扉の向こうの人に言った。
失礼します、と言いながら入ってきたのは…
kn「…」クイッ
私に目配せをし、
こっちにこい
と、合図をするきんときさんだった。
kn「nakamu様、すみませんがきりやんはまだ指導が終わってない故仕事が残っております」
kn「また日を改めて頂けますでしょうか」
なかむ様から離れながら、今来たきんときさんの傍に寄っていく。
na「…今じゃなきゃだめ?」
kn「只今、他の者も手が空いておらず忙しい限りです」
nakamu様の応えにドキドキしながら待つと、ため息を吐きながら言った。
na「はぁー…わかった、行ってくれ」
なんと、本当に助かるとは!
kr「!っでは、失礼します」
きんときさんに手を引かれながら、nakamu様の寝室を後にした。
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depot
kn「何がどうしてあんな状況になった!?」
倉庫に着くや否や驚いた表情で聞いてきた。
kr「えーと、私も何が何だか…w、」
そうまだ困惑している状態でなんとか返事をした。
kr「と言うか、壁ドンされたの気づいてたんですか!?」
kn「えっ壁ドンされてたの!?」
kr「!?え、だから助けてくれたんじゃないんですか…w、」
kn「いや違うんだけど!?」
話が合わずハテナでいっぱいになる。
……
どうやら私が心配で、 廊下で話を聞いていたらしい。
会話的に私が脱がされ始めたと勘違いして 凸ったと…
kr「何はともあれ助かりました〜…、」
kn「本当に危なっかしいな…w、」
ふと、さっきのきんときさんの発言を思い出す。
kr「…そういえば、仕事ってまだ残ってました?、」
kn「あぁ、あれ嘘だから大丈夫」
kr「えっ」
2人「……」
この国では嘘は大罪、しかも国王であるnakamu様に向かっての嘘。
kr「これ、バレたら…」
kn「うん。やばいね」
と、淡々と話すきんときさん。
kr「何でそんな他人事みたいに呑気に言うんですか!?」
kn「大丈夫〜大丈夫〜w」
笑いながら、
なんとかなるって〜w
と、軽い感じに捉えている。
危なかった身ではあるが、あなたも相当危ない…
……
倉庫ということもあって、他の人に聞かれずしばらく会話を楽しんだ。
突然、思い出したかのように聞いてきた。
kn「あ、そういえば」
kr「はい?」
kn「俺以外で気づいてる人ってぶるーくだけ?」
……
あれ?、
あんまり深く考えずに、きんときさんにバラしちゃったけど、これってまずいのでは……?
kr「そ、そうですね…、」
kn「え、まさか今更焦ってきてるの?w」
kn「1人にバレてんだから2人も同じだよw」
ずっとニヤニヤしながら答えている。
kr「いや、だいぶ違いますからね!?」
さすがに突っ込みを入れて反省する。
kr「うわー、やっちゃったよー!!、私のばかぁ!泣」
そう後悔の叫びをあげながら、隣で笑い続ける彼。
……
ふと、笑う彼を見る。
kr「…」
なぜか目が離せなくなった。
kn「あははっw……え、なに?w」
と次は不思議そうな顔をする。
kn「なんか顔に付いてる…?」
そう聞かれたが、無言で見続ける。
kr「…」 ジーッ
kn「え、え?何何w」
今はっきりと彼の顔を見て気づいた。
びっくりする程のイケメンだ。
この人本当に執事なのかって思う程に顔が整っている。
どこかの王子であっても違和感がない。
kn「あーわかった。俺がイケメンで見惚れてんだ〜」
と、ニヤニヤし茶化すように言ってきた。
kr「まぁそんなとこです」
まぁ確かではあったので否定せずに流す。
kn「は?」
ニヤニヤから一気に真顔へと変わっていく。
この人ほんといろんな表情するな…
kn「…」
と、次はきんときさんが無言になった。
kr「え、きんときさん?」
急にバッと反対側を向くと、おもむろに立ち上がって言った。
kn「お喋りは終わりです。仕事に戻りましょうか」
kr「突然過ぎじゃないですか?w」
さっきまでの口調はどこへいったのやら。
笑いながら私も立ち上がって彼の後を追う。
気のせいかな、
彼の綺麗な髪で見え隠れする耳が赤く見えたのは…
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ここで一旦区切ります!
読んでくださりありがとうございましたー
次回も楽しみに!
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