あてんしょん
のあさん愛され
捏造でしかない
キャラ崩壊 有
1部呼び方が変わっている
文才 ×
オリキャラ的なモブが出てきます。
なんでも許せる方のみ
セリフ表記
例 うりさんの場合
う「セリフ」
このように表します。
左に何も着いていない場合、基本モブと思ってください。
それではすたーと!!!!!!
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第1話 俺の秘密
「こっちこっち!」
「もうあるきつかれたよぉ〜」
「もうすぐだって!」
「ほら!みて!」
幼く、可愛らしい声の少女が指を指した先に広がっていたのは、色とりどりな花々。 今でも鮮明に覚えている。 そして、これからも忘れることは無いだろう。
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う「ふわぁ〜。」
いつも通り、眠い目を擦りながら学校へ登校をする。
サボれることならサボりたいが、俺は生徒会という生徒の見本になるような組織(?)に属しているため、サボることは不可だ。 生徒会の仕事は特にないし、むしろ楽だが、唯一の難点があるならサボれないことだろう。
そんなことを考えながら歩いていると、見知った顔が2つ。丁度信号の前に立っていた。
ひ「お、うりじゃん。」
シ「おっは〜」
此奴らは、ひろとシヴァ。 ヒロは一個上で、シヴァは二個上だ。 ひろとシヴァとは幼馴染でお互い呼び捨てで呼び合う仲だ。
俺たち三人は割と顔が整っている方で、すっげぇモテる。 別にナルシストって訳では無い。 毎朝”あんなこと”になってたら、誰しも嫌でも自覚するだろう。
「キャー!!!」
「うり様達よ〜!!!」
───来た。 そう。まさにこれだ。これが原因だ。
ひ「来た….。」
シ「俺らアイドルかてw」
う「めちゃくちゃ嬉しくない。」
毎朝これじゃ疲労も溜まるし、すっごい迷惑だ。なんだコイツら。 そんなことを考えていると───
じ「おっは〜!!!!!」
ひ「うるさ!!!!」
シ「シヴァちゃんのお耳がぁー….」
っっびくったぁぁぁぁ!!!!!!
当然、背中を叩かれ、大声で声を掛けてきたこの人はじゃぱさん。なんと生徒会長だ。 ほんとにこの人生徒会長で大丈夫?鼓膜潰してくるような人だぜ?
そんなことを考えているともう1人。
た「たっつぅんでぇぇぇぇぇす!!!!!!!!」
・・・。 さよなら俺の鼓膜。今までありがとう。
この鼓膜破壊神は、生徒会副会長のたつやことたっつんさん。 心臓が弱い方は近づかない方が良い。 と言うか近づくな。死ぬぞ。
シ「俺のお耳…南無阿弥陀仏。」
ひ「シヴァさーん!!!」
じ「うるせぇよお前。」
た「お前の方がうるさいわ。」
う「どっちもうるせぇよ。」
なんかこのやり取り毎回やってる気が…。
此奴らが生徒会長と生徒会副会長ってどんな学校だよ。うるさすぎて苦情くるだろ。
「キャーひろ様イケメン!」
「何よアンタ!そんなこと言わなくても分かってるわよ。舐めてるの?」
「喧嘩なんてみすぼらしいもの、シヴァ様の前でやらないで頂戴。」
「キャー!!!!!!!」
じ「相変わらずですね王子様方。」
た「ホンマに。」
ひ「全く嬉しくないよ。」
じ「皮肉か?あ?」
う「代わってくれるなら代わってくれ。」
じ「できることならその願い今すぐにでも叶えてやりたいよ。」
た「欲望でしかないやん。草。」
ひ「てかシヴァさん生きてる?w」
俺が「朝から甲高い声出しやがって。」とぼやいていたら、隣から「モテ男はよぉ!チキショー!」とじゃぱさんがキレてた。
こんな馬鹿らしい日々が毎日続けばいいな。 そう願う。
できることなら、ここにあの子も───。
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チャイムが鳴ったのにも関わらず、話し声が止まない教室───。
ほかのクラスメイトが会話をしている中、俺は自分の席で窓を眺めていた。
俺の席は1番後ろの窓際だ。 右隣には窓。左怒鳴りには一つの机 。 あれ?こんなの昨日まではなかった。 俺の席の横には一つも机は置かれていなかったはず…。
「おいうり!」
う「うぉっ!びっくりしたなお前かよ。」
「お前いつもボーっとしてるよなw イケメンはどんなことしててもキャーキャー言われるから羨ましいぜ。」
此奴は中学から一緒の秋葉。 何故か毎回同じクラスで、結構絡んだりしている。
秋「て言うか!お前聞いた?」
う「何をだよ。」
秋「今日、転校生が来るってこと!」
う「へ〜。」
秋「しかも!女子!テンション上がるぅ!」
う「へ〜。」
秋「なんかもっと反応してくれよ。」
う「うわー、凄いねー」
秋「棒読みのうちの棒読み辞めてくれ。 なんか逆に虚しくなる」
秋「ま、興味が無いのも納得だわ〜。 だってお前、好きな子いるんだもんな。」
う「ばっ!!!!!」
秋「うぉっ!顔真っ赤じゃんw これ写真撮って売ったら儲かるんじゃね?w」
う「人で商売すんじゃねぇよ!」
う「って言うか!なんで知ってんだよ!」
秋「だってお前、好きなタイプ聞いたら答えるけど、それに当てはまってる女子紹介しても全く興味ないもん。」
う「別に興味無いわけじゃ…」
図星である。 此奴の言う通り、俺には好きな子が居る。
その子は幼い頃よく一緒にいた。所謂幼馴染。 だが、俺が小4になる頃に何の音沙汰もなく、何処かへ引っ越してしまった。 そのまま、気持ちを伝える術もなく、今でもズルズルと初恋を引きずっているのだ。
その子は太陽みたいな笑顔を見せ、皆に優しく接し、輪の真ん中に居るような子だった。
あれ、俺こんな恋を引きずるタイプだったんだ。今でもこんな覚えてるってキモくね?
秋「お前って結構嘘つくの下手だよな〜。」
う「正直者ってこと?ありがと。」
秋「それは無い。」
う「は?」
ガラガラガラ───
秋「お!すずちゃんきた!」
う「お前先生のことすずちゃんって呼んでんの?」
“すずちゃん”とは、担任の鈴木先生のことらしい。フレンドリーにも程があるだろ。 因みに、ちゃん付けしているが、しっかりおじさんだ。
先「お前ら席つけ〜」
秋「はいよすずちゃん」
先「お前いい加減その呼び方やめろよ… 職員室で色んな先生に揶揄れるんだよ。」
先「えぇ〜。耳にしている人もいると思うが、転校生を紹介する。」
先「じゃあ、入ってきてくれ。」
ガラガラガラ───
先生の合図と共にドアを開け、入ってきたのは 派手な桃色の髪に髪より少し暗めの桃色の瞳。 そして、日焼けしていない真っ白な肌。 誰がどう見ても美少女と言える少女。
先「新しくこのクラスに加わる、」
先「桃川のあだ。」
桃川のあ
間違いなく、間違いなくそう言った。 桃川、のあ?
俺の頭の中には混乱という文字が浮かび上がる。
だって、桃川のあは───
の「宜しく…。」
先「桃川は1番後ろの席だ。」
の「ん。」
俺の
初恋の人だ───
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あとがき
やっと書けたぁぁぁ!!! てか、ノベルくっそ楽しぃw
個人的にオリキャラの秋葉めちゃくちゃ好きです。此奴絶対良い奴。 優しい陽キャだよ。付き合ってくれ(((
それにしてもキャラが濃すぎたか?w
許してくださいな。楽しいんよ。
個人的に良いのでは?と思ってます!
では!またお会いしましょう!
おつです!
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