テラーノベル
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高校生
ttrs / tngi ※生理男子 妊娠 注意※
描いてみたかった。
このペアはチャットよりノベルの方が合ってる気がするんだけどわかる人いる?
_/
「…」((天涯 顔眺
「でさ〜、」
こうやって好きな人と登校できてる事が毎日の幸せ。
少しコミュ障の俺にいつも話題を振ってくれる
「て〜んがいっ!」
君が次の話に移ろうとした時、
君の友達が横に割り込んできた。
少し迷惑…なんて思いながら話を聞いていた。
「うぁっ!太郎か、 びっくりさせ んな!」
「ごめんごめん、笑」
「まぁいいけど、笑」
楽しそうに話をしている2人。
だが、次の一言で空気が一変してしまう。
「…」
「…っ? 太郎、?どうした?」
「なぁ、天涯…」
「ん、?何か悩み事?」
「悩み事ってか…質問、?」
「うん。いいよ?」
「俺らの代で子供ができるのってどう思う?」
「何言ってんだよ、 俺らまだ16の代だろ笑」
そう。君は高校2年生の16歳。
俺はひとつ下の高校1年生の15歳。
しばらく沈黙が続く…
それからちょっとして君が口を開く。
「はっ、お前もしかして…」
「流石に、違ぇよ。まず俺彼女いないし笑」
「あ、そっか、笑」
「くっそぉ、お前ら2人はいいよな!」
「リアル充実しやがってよ!羨ましいよッ!!」
「いいでしょ〜、笑」
「マジで可愛いんだよ、俺の『彼女』」
そう言いながら俺の頭を撫でてくれた
友達の方ばかりで少し嫉妬していたことも、もうどうでも良くなった。
「でも、流石に子供はないわぁ〜」
「え、意外。なんで?」
「ん〜、責任負えないし高校生楽しみたい」
「あ〜ね、ちょっとわかるわ笑」
君はそう言った。少し残念
俺たちは付き合ってるわけだし、もちろんそういう事もする。
もし仮に、俺が妊娠したら君は「下ろせ」なんて言うのかな。
そんな事を考えると余計妊娠したら君に言えそうにないな。
数ヶ月後…
「〜♪」
今日はお泊まり会の日。
朝から楽しみでしょうがない。
そんな事を言っていたらもう夕方。
今、君と君の家に向かっているところ。
「チラッ」((天涯 顔見
「っ、!」((目 合
「かぁぁぁぁっ//」((赤面
「かわいっ〜笑 その顔俺以外に見せないで」
「お前以外に見せる人いねぇし、//」
「え〜照れてる〜// かっわい。 」 ((手 繋
「うっせぇ…// ってか、早く行こ。」
「あっ、ちょ待て!笑」
家に着いた。
靴を脱ごうとした時、君が俺を引き寄せてきた
「ん、どうした、?天涯」
「ごめん。我慢できない…」
少し吐息混じりの声で吐き捨てるようにそう言った。
「んっ、むっ あッ…んぅ…♡」
「離れろっ、ここげんかッ…ん♡」
何も言わずにキスに夢中の君。
最近あまり接していなかったから欲が溜まっていたんだろう。
「んッ…、// はぁ…はぁっ♡」((トロンッ_
「ご、ごめ… その…最近してなかったから」
少し申し訳なさそうに謝る君。
「そういう事は夜まで我慢しとけよ、//」
気まずい空気が流れる中、ご飯を食べたりお風呂に入ったり、日常的な義務は果たした。
その後…
「ふはっ 何してるの、笑」
優しく笑う君。ツボが浅いのかな。
俺はただベッドに寝ている君の上に乗ってるだけなのに。
「…、心臓の音聞いてんだよ、」
「それ何の意味があるの、」
「お前が生きてんのか確かめてんの。」
「音聞かなくても、ここにいるじゃん笑」
「何か、お前すぐ消えそうなんだよ。俺の前 から」
「何それ、笑 」
「はぁ〜、」((顔埋 抱締
「お前の匂いやっぱ落ち着くわ。」
「あれ、鼓動早くなった。もしかしてそろそろ死ぬ、?」 ((天涯 顔見
「っ、//」((顔手隠
君は顔を隠してた。
でも、隠しきれないくらい耳が赤かった。
「あぁっ…ばかぁ♡」
「ふっ、バカなのはテトリスでしょ、?笑」
「ヤるとは言ってねぇ…! あ”ッんぅ…♡」
「ならもっと危機感持ちな、笑」
((ドチュッドチュッ…♡
この世で天涯とヤれるのは《俺》だけ。
天涯と子供を作れるのも《俺》だけ。
って、あ、天涯は子供要らないよな…笑
そんな事を考えていたら幸せな時間なんてあっという間に終わって…
またいつもの朝が来た。
「___ス…」
「テ__ス…!」
ドラマの様に曇った声が聞こえる。
何なんだ?
「テトリス!!起きろ!」
「今なんじ…」
「もう7:50!」
「はっ?!やべっ…」((ガバッ
遅刻寸前の時間に焦りながら準備をする。
「はー…セーフ。」
何とか、いつもと同じ時間に家を出ることが出来た。
「本当に良かったね、笑」
「うん。あ、てか起こしてくれてありがとな」
「っ、!」
一応、起こしてくれた君にも礼を言う。
「やっぱり、テトリスのそういうとこ好きだわ。」
「は、何…急に、」
「だってこういう時って相場『もっと早く起こせ』とかなのに…」
「テトリスは『ありがとう』なんでしょ?」
ただ、礼を言っただけ。
人間として当たり前の事をしただけで好まれる。
「んじゃ、今度からは礼言わねぇから、//」
「えぇ?!なんでよ〜。」
口からは咳みたいな愛情しか伝えられないけど俺も君のこういうところが好きだ。
更に 数ヶ月後
「はぁ、流石にやばいか。」
生理が来なくなってから早3ヶ月。
心配だが、相談する相手もいないため1人で抱え込むのが精一杯。
きっと、ゴムから漏れたんだろうな。
あの後結構ヤったし…
「妊娠検査薬買ってみるか。」
とは言っても妊娠はしていないだろう。
ただの誤差だ。
「ん、あ”…マジか、」
結果は陽性。
まぁつまりは妊娠してるってこと。
「ど、どうしよ。天涯…親には、なんて言えば…」
正直、本気で妊娠してるなんて思ってなかったから結構焦った。
「まぁ、でも下ろせばいっか。」
まだお腹も膨れてきてない。
「妊娠した」と言っても誰も信じないだろう。
その間に下ろせばいい。
そうしたら全部元通りになる。
翌日
「いってきまーす。」
「いってらっしゃーい!」
いつもと変わらない朝を迎え、また君と登校する。
((カチカチカチ
学校に着く前に珈琲を飲んでしまおうと思い、ペットボトルを開ける。
「んぐ、んぐっ…」
苦っ…やっぱ飲み慣れない。
「え、珈琲好きだったっけ?」
「へ、あっその…」
やば…飲むタイミング完全に間違えた。
なんて言おう。
「…? どうしたの、?」
「その…妊娠、したんだ。俺。」
もう何を言っても無駄な気がした。
どうせ居なくなる運命なら1人にくらい言っても大丈夫だろう。そう思った。
「え、妊娠…したの?」
ほら、やっぱり君は子供要らないんだって。
「うん。そうだよ。」
「でも、安心して産む気ないから。」
「…」
「それ、どういう意味?」
「高校生になっても意味わからないの?」
「じゃあ、はっきり言うけど子供を下ろすって言ってんの!」
ほぼ生きてきた中で初めて声を荒らげた。
意味を分かっててわざと聞いてるのかと思っていた。
だから…少しイラついていたんだ。
「なんで、子供を下ろすの。」
「それはッ… それ、はぁ…泣」
恥ずい。恥ずかしくてたまらない。
ただ、素直に…真面目に理由を言えなくて悔しかったんだ。
「っ、!」((ギュッッッ
「もしかして、俺が『責任負えない』とか言ったから?」
「コクコクッ…」((頷
「ごめん。俺が悪かったね。」
「あ、あれは、その場のノリというかなんというか…」
「はぁ、?ふざけんじゃねぇよぉ泣」
「なんだよ、その場のノリってぇ泣」
((ポカポカ 手叩
「ごめん。ごめん。」
「まぁでも、妊娠したのは本当に嬉しいよ」
「ん、良かった。」
「だいぶ、お腹膨れてきたね。」
「うん。」
「最近はちゃんと寝れてる?」
「あんまり。お腹痛くて、」
「そっか。でも赤ちゃんが健康な証だね。」
「そうだね。笑」
「ねぇ、覚えてる?俺が妊娠したのを伝えたとき」
「忘れるわけないじゃん?笑」
「もう、笑うな!本気で心配した気持ち返せ!」
「ごめんって、笑 」
「でも、俺も本気で子供欲しかったんだよ。」
「だから、最後らへんゴムつけてなかったし」
「は?!え、//」
知らなかった自分がアホらしい。
「じゃ、じゃあ俺の中に出してたの?//」
((ボソッ
「うん。そうだよ?笑」
「カァァァァァ///」
だから妊娠したのか。今更わかった。
こんな人 世の中に俺だけだろうな。
まぁ、でも君が本気で子供欲しかったんだなって分かって良かった。
やっぱり天涯と子供を作れるのは《俺》だけだ
高校生で子供ができてしまった時あなたならどうしますか?
コメント
1件
最高です!