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【ミレニアムサイエンススクール:とある一室】
《side早瀬ユウカ》
???「で?死んだん?ホシノちゃん。」
ユウカ「いえ、先生からの情報によると無事救出できたみたいです。」
先輩はほなええわ、と言って近くにあった炭酸水を一気に飲み干した。
???「ホシノちゃんの話は前々から聞いとったけど、まさかあの大企業…いや、”元”大企業のカイザーまで動き出すレベルの神秘があったとは、俺も初耳やわ……ま、関係あらへんけど。」
ユウカ「はぁ……そういう貴方は今なにしてるんですか?一応貴方もセミナーなんですよ?」
???「あ?今めっちゃきしょい事言うた?ドン引きやわー……君もそんなジョークが言えるようになったんやね、ユウカちゃん?」
ユウカ「もう!私は本気で言ってるんですよ!?もう少し先輩としての自覚を持って下さい、『直哉』先輩!」
直哉「ふふっ、怖い怖い。」
直哉先輩はニヤリと笑いながら私を横目で見て、ポケットからスマホを出してモモトークをし始めた。
直哉「今連絡があった。『ブラック』が俺を呼び出してるらしいわ。」
ユウカ「……そのブラックさん?ってどんな人なんですか?」
直哉「せやな〜…面倒くさがりやけどいざと言う時は役に立つ昔からの親友やね。」
直哉先輩の説明でなんとなくだけど分かる気がする。恐らくブラックさん?は直哉先輩の昔からの親友で、信頼しているのだろう。
直哉「じゃ、俺はここでお暇させて貰うで。気が向いたらまた来るわ。」
ユウカ「『気が向いたら』じゃなくて毎日来て下さい!」
直哉「ま、考えとくわ。それと……」
直哉先輩は振り向いて私をじっと見つめる。そして先輩の口が開いた。
直哉「あの部活…『ゲーム開発部』はどうすんの?予定通り廃部にするんか?もしそうやったら辞めといたほうがええ。」
……直哉先輩はいつもこうだ。私の考える事なんて全部お見通しで、何よりも私の事を分かってる。
直哉「あんなぁ…若人から青春を取り上げるとか、許されてないんやで?……誰であろうと。 」
ユウカ「………!」
そして、いつの間にか直哉先輩は消えていた。まるで電光石火のように………
【主人公紹介】
禪院 直哉(ぜんいん なおや)…ミレニアムサイエンススクールの3年生で、単独で不良集団を鎮める事も可能なキヴォトス現最強格の生徒。授業中こっそりと校舎を抜け出したり問題ばかり起こすドブカスの如き男だが、一方で素直じゃない一面もあり、困っている人は放っておけない性格の持ち主でもある。
今回の直哉は善院直哉に近いドブカス直哉です。キャラ崩壊注意です!
コメント
4件
あのクズ馴染んでるなぁ...