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うい、我です。
50人クラフトのとーます×かえる
書かせていただきました。
⚠BLです。
「」とーます
『』かえる
ーーとーます視点ーー
「ねえねえ、かえるくん。」
『うん?』
首をかしげながら俺を見つめてくれる君。
いつからだろう。
かえるくんをこんなに想うようになったのは。
『何…?』
『どうしたの…?』
「ううん。ただ、可愛いなって。」
『あぁ。』
多分これも冗談だと思ってるよね。
あとどれくらい経ったら気づいてくれるの?
もっとアピールしなくちゃダメなの?
『ます‥』
『とーます!!』
「っえ、?」
『ずっとボーッとしてたみたいだけど…』
「ごめんごめん笑」
「考え事してた笑」
俺が考えてたのは君のことだけどね。
『…最近いっつもそんな感じだけど…。』
『そんなに悩んでることがあるなら僕に相談してくれたって良いんだよ…?』
「ん、ありがと。」
『ーーーたいし…。』
なんて言ったか聞き取れなかった。
聞き返そうかと思ったけど…。
『全部自分で解決しようとしないで。』
『頼れる人を頼ってね。』
そういう優しいところが余計に意識させちゃってるの、気づいてないでしょ?
『あ、別に僕じゃなくても、らーばとかに相談してもいいから。』
「…かえるがいい。」
『ふふっ』
やばい…。
他の男の名前出されてとっさにかえるくんがいいって言っちゃった…。
『ありがと、そう言ってもらえて嬉しいな。僕。』
眩しいくらいに素敵な笑顔。
そんな顔で見られると苦しくなるよ…。
俺の気持ち…
いつ伝えられるかな…。
ポロポロ
『って、えぇ!?』
『とーます…!?泣かないでよ…!』
『僕…変なこと言っちゃったかな………。』
違うよ。かえる。
俺が泣いてるのはね、
俺の方こそ好きな人にそう言ってもらえて嬉しかったからだよ。
ーーかえる視点ーー
「ねえねえ、かえるくん。」
『うん?』
とーますに呼ばれて、話を聞こうと彼の目を見る。
綺麗なオッドアイの瞳に吸い込まれそうになりながら。
『何…?』
『どうしたの…?』
少しの間口を開かなそうだったから、僕から聞いてみる。
「ううん。ただ、可愛いなって。」
『あぁ。』
どうせ冗談に決まってる。
一緒に会うと毎回言われるし。
彼にとっては挨拶のようなものなんだろうな…。
そのうち本気で可愛いってとーますに言ってもらいたい。
てか、またとーますボーッとしてるのかな…?
『とーます…??』
『とーます…?』
あれ…?
これ聞こえてるかな…。
『とーます!!』
「っえ、?」
3回目の呼び掛けでやっと気づいてくれた…。
『ずっとボーッとしてたみたいだけど…』
「ごめんごめん笑」
「考え事してた笑」
『…最近いっつもそんな感じだけど…。』
『そんなに悩んでることがあるなら僕に相談してくれたって良いんだよ…?』
「ん、ありがと。」
そんなシンプルな言葉ですませてるけど…。
大丈夫なのかな……。
『まぁ、僕だってとーますの役にたちたいし…。』
『全部自分で解決しようとしないで。』
『頼れる人を頼ってね。』
僕がこんなことを言っていい権利があるかは分からないけど、それだけ心配してるんだから。
『あ、別に僕じゃなくても、らーばとかに相談してもいいから。』
「…かえるがいい。」
『ふふっ』
僕も頼ってもらえてるって認識であってるかな…?
そうだとしたら…
『ありがと、そう言ってもらえて嬉しいな。僕。』
ポロポロ
『って、えぇ!?』
『とーます!?泣かないでよ…!』
『僕…変なこと言っちゃったかな………。』