『ジェラルディ〜、起きて〜』
そう声をかけられる
『んん……?』
『やっと起きた〜』
『切身……?!お前……生きていた……のか?!』
『何言ってんの、僕は生きてるよ。』
私がおかしいのか……?
『すまん、ちょっと疲れててな』
『もぉ、失礼な〜』
『すまんって……』
生まれ変わり……
どこかで聴いたことが……
まさか……
『本当に生まれ変わりなのか……?』(ボソ
『どうしたの?』
『なんでもないぞ。』
棚の方を見た
すると、こんな写真が
『これは……』
『覚えてないの?
昨日撮った写真だよ?』
『あ、嗚呼、あれか……』
『もぉ……ちょっとおかしいよ?』
『すまんすまん……』
『マザインゴ〜、おはよう〜』
『おはよう高橋、眠そうだな。』
『……お疲れですからね』
『もぉ、ほら、学校行くよ。』
『……』
学校……
私は……行けないはず……
『寝みぃ!寝かせろぉ!』
『もぉ……そんなこと言わないの高橋君!』
『……ジェラルディさん?』
『……!ど、どうした?』
『さっきから、黙ってますけど……』
『すまんすまん……ちょっと……』
『本当に大丈夫?』
『大丈夫だ。』
さすがに疑われた
『ジェラルディ、最近おかしいよ?』
『そうか?』
『おかしい……』
『……わかった、少し休む』
『わかった〜、ゆっくり休んでね〜』
ひとまず助かった
『……私はどうしたのだろう。
私がおかしいのか……
それとも……切身達がおかしいのか……』
不思議で仕方なかった
(もしかして、生まれ変わった……?)
『……考えるのやーめた。』
なんて……
言ってみただけ……
コメント
6件
好きです
初めてのノベル作品……! めちゃくちゃ下手くそ……!