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どうも〜「ダメ先」こと無陀野有人でーす♡
今日は無人が駆り出されてるみたいなので俺が1日羅刹学園の1年生の担当をまかされました〜。
正直あだ名がツラいです。帰りたい…
有人「みんなおはよ〜!3日ぶり〜」
四季「おはよーダメ先!」
有人「そのあだ名やめよっか!?」
碇「いや、お前はダメ先で充分だろ。」
皆納得したように頷く。
あまりにも頷くので首がとれそうだ。
有人「そんな頷かないでよくね??」
帆希「あ、…せ、先生」
アルトの顔がぱぁぁあっと明るくなる。
どうやら「先生」と呼ばれることが嬉しいようだ。
帆希との距離を一気に詰める。
帆希「きゃあ!?」
有人「うんうん!なになにー?」
迅「おい離れろ変態。セクハラで訴えるぞ」
四季「そーだそーだ」
有人「え!?ごめんじゃん!」
遊摺部「このスケべ教師めっ羨ましいッ!」
有人「今一人変なのいたな??」
帆希「え、えっと…今日はなんでアルト先生が朝からいらっしゃるんですか?」
有人「え、無人から聞いてないの?あいつ報連相しっかりしろよなー」
一同は思った。
(こいつに報連相指摘されるなんて末期だな…)
と………
有人「今日は無人に応援要請が来てなー?だから俺が君らの担任してるってわけ」
四季「まじ?俺らも行きたかったー…」
有人「ダメに決まってルンバ…」
ロクロ「ルンバ…?」
迅「無陀野って前線退いたくせにまだ招集かかんだから、相当頼られてるな」
有人「当たり前でしょ!俺の弟だもん♪」
四季「ダメ先は行かねぇの?」
有人「当たり前!俺はそもそも偵察部隊だし、無人だから呼ばれたんだよ」
四季「そーなん?」
有人「そう。」
有人「じゃ、早速授業始めルイ16世」
ロクロ「ルイ16世…?」
教科書を開き読みながら説明する。
どうやら今日は歴史について学ぶようだ。
子供たちに教える姿はまるで教師のよう……
ではなかった。
有人「はいここで質問ターイム♡何故平清盛はこの時源氏が鬼の一族だと気づいたでしょーか! 」
迅「平氏に紛れ込んだ源氏のスパイが死に際に鬼の角を出したからだろ」
有人「当たり〜!ご褒美にキスかチョコどっちがいい〜?」
碇「ガチかこいつ……」
水鶏「気持ちわりぃな…」
迅「どっちもいらねぇよ」
有人「もう!つれないな〜そんな君にチョコ投球♡」
アルトが投球の構えをする。
綺麗なフォーム。投げ出されたチョコは170km/hほどで飛んでいく。
迅の横を通って後方の壁にめり込む。もうチョコは原型をとどめてない。
ロクロ「ひっ……」
碇「おいおめぇら…絶対におとなしくチョコ受け取っとけよ…」
みんな激しく同意した。
それからも正解者はキスかチョコの2択を迫られてはチョコを選ぶ、ということを繰り返していた。これが教師の姿だろうか…?
暫くしてから鐘がなる。
有人「はい!授業終わりー!!お疲れサマンサ〜なんつって!!」
一同消耗が激しい。
肩で息をする者もいれば、机につっ伏す者もいた。
四季「ハァハァ…やっと…おわった……」
碇「一生…アイツの…はぁ…授業受けたくねぇ……」
有人「あ、次体術だから外集合〜♡」
ロクロ「えっ…!?体術…!?」
遊摺部「し、しぬ……」
有人「頑張れ頑張れ〜♪」
アルトが教室を出ていく。一同顔を見合せてはため息を着いた。
四季「ガチで付き合いきれん…疲れる…」
ロクロ「無陀野先生とは真逆だよね…」
迅「あんなんで偵察できんのか?」
四季「無理無理100%バレる」
碇「だよなぁ…」
帆希「あの…時間になっちゃいそうですし、早くいかないとまたあの二択が…」
全員の顔から血の気が引く。
着替える速度がえげつない。
有人「お、来たね〜!!」
有人「今日は血蝕解放もありで戦うよ」
四季「えっ!!じゃあダメ先の血蝕解放も───」
有人「それはダメ♡」
四季が肩を落とす。
有人「そんなに残念がらないの〜!その代わり思いっきり来ていいから!!」
遊摺部「え、いいんですか?」
有人「うんうん!何かあってもきょーちゃんがいるし♪」
碇「きょーちゃん…?」
四季「あ、チャラ先のことじゃね?」
有人「当たり♪あ、今日は1VS1でいくからねー! 」
有人「最初はだーれだ!」
手招きをして挑発する。そこで迅が1歩前へ出る。
迅「俺だ。」
有人「よしきた!!おいで〜〜?」
迅が縫い目に指を食い込ませ、血を流す。
血蝕解放により刃物が肌から出る。
有人「おー!将来は戦闘部隊かな?」
迅が踏み込む。腕を突き出し切り込もうとする。優れた運動神経で躱すも少し掠める。
迅「チッ、ちょこまかウゼェな」
有人「よく言われる!!笑」
暫く激しい攻防が続く。早い動作に並の者は目が追いつかないだろう。
四季「うおお、めっちゃ早!!」
碇「どうなんだコレ…!!」
有人「ちょこまかウザイのは迅ちゃんもでしょ!!」
有人「仕方ないね」
その時、アルトの足に迅の刃物が刺さる。
迅「っ…よし!」
迅が先手を取った…ように思われたが。
迅「…?」
刃物が抜けない。筋肉により固定されている。
有人「やーっと大人しくなった!いくよっ!!」
ドンッ
右頬に容赦ないパンチ。迅の体が軽く吹っ飛ぶ。それと同時に刃物が抜ける。肉が抉られてグロい。
帆希「ひぇぇえええっ!?」
有人「はいっ!次の子は〜??」
遊摺部「いや足、足ィィ!!」
有人「え?いいから!」
その時、後ろに影が現れる。大きい。
そしてアルトの肩に優しく手を置く。
??「いい訳ないでしょ?迅くんのことも放ったらかしにしない。」
有人「…その声は」
四季「チャラ先!」
その正体は無陀野有人の同期、花魁坂京夜であった。
京夜「もう、アルはもっと他人と自分に気配りする!!」
頭をチョップされる。アルトからカエルが潰れたような声がする。
京夜「ほら、治療するよ。他の子はもうちょい待ってね」
有人「えええ、今かよッ!」
京夜「今やんなくていつやんの!!ほら、黙って治療を受ける!!!」
ズルズルと引きずられていく。その姿、まさに「ダメ先」という呼び名に相応しかった。
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夢絵も書いてるのでよろしければ覗いて見てください☺️
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