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『放課後は、君の隣で』
Y「ハルア、帰ろ」
H「……もうちょっと」
机に突っ伏したハルアが、眠そうに呟く。
Y「疲れた?」
H「ちょっとだけ……」
その言葉を聞いた瞬間、ユウマの表情が柔らかくなる。
Y「じゃあ、今日は急がなくていいよ」
H「でもゆうくん、帰りたいんじゃ……」
Y「俺はハルアと一緒に帰れればいいから」
H「……ほんと?」
Y「ほんと」
ユウマはハルアの机の横にしゃがみ、顔を覗き込む。
Y「無理してない?」
H「してないよ」
Y「ならよかった」
そう言って、ユウマはハルアの髪をそっと整えた。
H「……ゆうくんって、俺に甘すぎない?」
Y「そう?」
H「うん」
Y「だってハルア、放っておくとすぐ無理するじゃん」
H「しないよ」
Y「する」
H「しないって」
Y「するよ」
即答されて、ハルアが少し頬を膨らませる。
H「……過保護」
Y「ハルア限定だから」
H「……っ」
ハルアが黙り込む。
Y「顔赤い」
H「夕焼け!」
Y「はいはい」
ユウマは笑いながら、ハルアの鞄を持ち上げた。
Y「ほら、帰ろ」
H「自分で持てるよ」
Y「知ってる」
H「じゃあ返して」
Y「嫌」
H「なんで?」
Y「ハルアの荷物くらい持ちたいから」
H「……ほんと甘い」
Y「ハルアが可愛いから仕方ない」
H「……もう知らない」
照れたように顔を伏せるハルア。
ユウマはそんなハルアを見て、嬉しそうに笑った。
Y「なあ、ハルア」
H「なに?」
Y「今日、帰ったらちゃんと休めよ」
H「うん」
Y「約束」
H「約束」
Y「あと、明日も俺の隣にいて」
H「……それ、お願い?」
Y「うん。俺からのお願い」
ハルアは少し考えてから、ふっと笑った。
H「じゃあ、いいよ」
Y「ほんと?」
H「うん。明日も隣にいる」
その言葉を聞いたユウマは、安心したように笑う。
Y「よかった」
H「そんなに?」
Y「そんなに」
H「……ゆうくんって、本当に僕のこと好きだよね」
YH「今さら?」
ユウマは照れることなく、まっすぐハルアを見る。
Y「大好きだよ」
H「……っ!」
また顔を赤くするハルア。
そんなハルアを見ながら、ユウマは幸せそうに笑った。
――これからもずっと。
ハルアが安心して笑っていられるように、俺が一番近くにいたい。
それだけは、絶対に譲れなかった。
こんにちは!
主です!
名前変えましまぁ〜🐰
(似たような名前の方がいたので💦)
変更前▶︎草(腐)。
変更後▶︎うさぎとこうもり。🐰🦇
これからもよろしくお願いします🙇♀️
コメント
1件
りすうさぎ🐿🐰さん、第1話読ませていただきました! ユウマとハルアのやりとり、めちゃくちゃ甘くて可愛かったです……!「ハルア限定だから」とか「大好きだよ」とか、ユウマがあまりにストレートで、読んでてこっちまで照れました(笑) ハルアが「夕焼け!」ってごまかすところとか、2人の距離感の描き方がとても自然で、思わずにやにやしちゃいました。 これから2人の関係がどう育っていくのか、すごく気になります!続きも楽しみにしてますね🌷
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さくら
1,200
#えんてぃーむ