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ドッカーンッ!!!




大樹が火薬を固めようと 思いきり叩いた瞬間、



爆発音が周囲に響き渡った




『叩いても大丈夫って言ってたじゃあん…!!!

手、吹っ飛んだかと思った…』






千空「まぁ実際、昔から学生が実験とかでミスして

手足吹っ飛ぶレベルの事故もバンバン起きてっからな」







『恐ろしッ!!』







杠「…これで司君を攻撃するの?」




その問いに、千空は一拍置いてから答えた




千空「いや…取引する」





千空「司は話の通じねぇ殺人鬼じゃあねぇ…

戦況次第で取引の余地はあるって事だ」





『それで火薬が必要ってこと?』





千空「それさえありゃあ、優位に立てっからな」





…もし、取引が決別しちゃったら





__どうなるのかな










火薬の爆発で立ちのぼった煙を消すため、




四人で協力して温泉の水をかけていた、その時




杠「…!みんな…!」




何事かと、杠の視線の先を見る




千空「のろし…!?」




そこにあったのは、一本の狼煙




私たちの他にも、復活者がいるのだろうか




杠「もしかして、司くん…?」





千空「いや、逆方向だ…大体、司が自ら自分の居場所を教えるわけねぇ」





大樹「じゃあなんだ?山火事か…!?」





千空「にしてはタイミングが偶然すぎる、

明らかに俺らの噴煙に反応して上がった…」





杠「じゃあ…」





千空「 この石の世界ストーンワールドに俺らの他に誰かいる可能性がある…!」





千空「…ゆう、お前本当に誰ともあってなかったのか?」





『えっ…うん、ずっとひとりだったはず

少なくとも、みんなが石化しちゃってから誰かとちゃんと話した記憶はないよ…?』




千空は顎に手を当てたまま、しばらく黙り込む




杠「ひとまず、完全に火を消さなきゃ…!」




そう言って、私たちは引き返そうとした__が




千空「いや、まて!」




千空が止めに入った




千空「奴らから見りゃ 今の爆発は” 火山かも? “っつう話だ

立ち去られる前にさらに燃やして合図しねぇと…!」




『え、でももし司が追ってきてたら…

居場所、バレちゃうんじゃ…』




千空「あぁ、俺らの居場所を知らせるはめになる…」




大樹「どうする 千空!消すのか!つけるのか!」




千空は一瞬、考え込み__




千空「…つけるぞ!狼煙を上げろ!!」











燃えるものを探すため、




私たちはそれぞれ散って、木の枝を探し始めた




ぱち、と乾いた音がして、


私の手の中の枝が折れる




『…なんか、すごい静かだなぁ〜…』




さっきまであれだけ騒がしかったのに、




胸の奥に、嫌な予感がまとわりついて離れない




木を集めている間に、


__司が、もう来ているかもしれない




『いや、流石にないかぁ…! 』




自分でそう言って、小さく笑ってみせる


胸のざわつきは消えてくれなかった




もし、万が一


千空たちの方で何かあったら




私は抱えていた枝をぎゅっと腕に集め直す




このまま一人でいる方が、


よっぽど落ち着かない




結局、考えるより先に足が動いていた




不安を引きずったまま、


私は来た道を引き返した











あ、主っす久しぶりっす。

そして めちゃ言うの遅いですけど…あけおめです👍

いやーなかなか進めれん😇

トロくてすいませんねほんとねっっ

もうみなさん私の存在なんて遠に忘れてるでしょうから

ゆっくり書いていきます〜。

では次の話に期待しといてください〜

石にならなかった少女

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