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※現パロ
※ランドト
※BL
※下手
めちゃくちゃサボってました。すみません。
すっごいほのぼの。
今さっき起きた事が頭で処理されるまでかなりの時間が経った…気がする。
脳が理解した瞬間、改めて考えて顔が熱くなる。
「おい、大丈夫か?さっきからずっと硬直状態だが」
覗き込んできた顔はさっきよりも、もっと美しく見えて、相変わらず心臓に悪い。
「顔がいい奴にあんな事されたら誰だって…/」
「…?」
あ…、つい。聞こえてなくてよかった。
てか、こんな事しなきゃいけねぇの? BLカフェって。
此奴相手に耐えられる気がしねぇよ。
「…もう分かったから、!//」
「…ってか、そろそろ戻んねぇと、皆心配すんぞ」
「あぁ、そろそろ戻るか」
カフェやる時、注文とか次第では、此奴も他の奴ともこんな事すんのかな。
いやいや、当たり前だろ。それがコンセプトなんだし。
…なんかモヤっとするような、?
いや、してねーわ!!する訳がねぇ!!
…と思いたい。
「ふッ、可愛かったな。さっきの反応」
「あー?なんか言ったか?」
「いや、何でもない。早く行くぞ」
さっきの事は無かったかのように他愛のない話をしながら、オレ達は教室へ戻った。
「戻ったぞー」
「あ、!ありがとうございます!二人とも」
「おう!また何かあったら呼んでな」
おつかいは、教室からちょっと逃げ出せるいい気分転換になるしなー。いや、まぁ、別にそんなに教室が居心地悪いとかじゃねぇけど。
それで皆の役に立ててんなら、次も大歓迎だ。
「俺も呼んでくれ」
「え、てめぇ次もまた着いてくんのかよ」
あ、そっか。此奴も此処にいると、ちょっと疲れるって言ってたしな。
「駄目なのか?」
「ッ…別にいいけど/」
自然な上目遣いに気を取られ、押されてしまった。わざとやってんのか、?この上目遣い。いや、これが天然ならヤバすぎるだろ。不意打ちすぎて気ぃ失う人続出だぞ…。
「みなさーん!そろそろ暗くなりますし、もう終わりにしましょう!」
レモンちゃんの声が教室に響きふと、窓の外を見た。
想像していたより薄暗くなっていた景色を見てもうこんな時間か、と自覚する。
「よし、これで片付けはOKか?」
「うん!ドットくん、ありがとう!」
「これ一人じゃ持ち上げられなくてさ…笑」
「結構重いよなー。 いつでも手伝うから呼べよ!笑」
ありがとう!とフィンは無邪気に笑う。人の役に立つのはどこか良い気持ちになる。
フィンと片付けを終えて、あとの三人と合流する。いつもの五人で帰る事が定番になっているからだ。
「こっちも片付け終わりましたよ!」
「おー、じゃ帰るかー」
下駄箱に靴を入れながら何気ない会話をする。
この時間は、気持ちが休まって、楽しくて、結構好きだ。
「あ、帰りに駅前に新しく出来たシュークリーム屋さん寄ってもいい?」
「あー!僕も知ってるよ、そのお店。ちょうど行ってみたいと思ってたんだ 」
「俺もアンナに土産として買っていこう」
「オレもちょうど腹減ってんだわ。お供するぜ! 」
「私も賛成です! 」
いつも誰かが言い出しっぺで帰りには寄り道をする。確かに帰りは遅くなるけど、でもその分
楽しくて落ち着ける時間。
「もっもっ…美味しいですな」
「はい!良かったですね!」
「あ、じゃあ僕こっちだから!またね!」
「おう、またな!」
別々の帰り道。最初はフィン、次はレモンちゃん、そしたら次はスカシピアスが別れる。
「あれ、お前こっちじゃねぇの?」
「…今日は他に寄ってくところがあるから。お前らについてく」
「なるほど。てっきり寂しがり屋さんなのかと」
「ははっ、だったら超笑える!笑」
「んな訳ないだろ」
いつもより長い三人で歩く道。何か此奴の事この前まで苦手だったけど…。普通に良い奴なんだな。顔が良いだけじゃねぇのかよぉ。一見サバっとしてるように見えて優しい対応されたら、そりゃ女子にもモテるよな。
「んじゃ、そろそろ。オレこっちだから!」
「俺もこっちだ。一緒に行くぞ」
「はぁ、?そんな偶然あんのかよ… 」
「良かったですな。じゃあね二人とも。仲良くね」
『仲良くね』…?仲良くないって思われてたんだ。いや、実際そうだったかもだけど。
何か、今日二人でおつかいしたおかげか知らねぇけど、前よりずっと、自然と会話が出てくる。
「お前が寄ってくとこって、どこなんだ?」
「…本当は寄っていく所なんてない」
「はぁッ!?じゃあお前なんで着いてきたんだよ!」
「ふッ、今日のお前が可愛かったからな。ちゃんと安全に、家まで送らないと 」
「えッ…、?//」
「ほら、変な虫でもついたら嫌だろ? 」
何故か此奴は意地悪な顔をして、からかっているような表情の反面、オレを心配してくれているような表情も見えた。
「…可愛く、 ねぇし/」
「それに、変な虫ってなんだよ笑//」
本当に何を考えて言ってるんだよ。
「お前は可愛い。あと、俺も安心するから家まで送る」
マジで何言ってるのか、オレのどこが可愛かったのか知らねぇけど、結局、何言っても此奴の耳には通らず、送ってもらうことにした。
よく分からんとこで切ってしまった。眠いので切り上げます…。
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