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モノクロナツキ
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#歌詞
結愛
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「おにいさん、とても美しゅうございますなぁ」
「良ければワッチを買ってはくれませんか?」
「…すまんがそういう趣味はない」
「そんなこと言わずに〜今夜だけでも」
「急いでいるんだ。退いてくれ」
「そうですか、残念ですなぁ」
そういった女は下がり、他の男に縋りに行った。
男は黙って遊郭を歩き出す。纏う雰囲気は誰も近づけないほどだった。
「おにいさん、綺麗な顔してはりますなぁ」
それでも遊女はお構い無しに話し掛ける。
生き残る為に必死に客を取る。そんな遊女を眺めて一服するのが男の日課になっていた。
「用事があるんだ」
そう言い遊女を振り払いビルへ入る。
屋上へ出て煙草を取りだし火をつける。
今日も女は必死に男を捕まえる。
捕まった男はその女を逃がすまいと行動する。
そんな光景がおもしろおかしく見えて、とてもいい気分になれる。
男はそう考えながら遊郭を見下ろす。
誰もがその男に気づくはずもなく醜い姿を晒す。
「今日もいい眺めだ」
そう言って酒を一杯、そして煙草を一服。
男は今日も薄気味悪い笑みを浮かべる。
その男に気付いた奴は驚き慌て、逃げ遂せる。幽霊としても扱われるくらいだ。
「おい鬼塚」
反応がない。その男はもう一度言う
「鬼塚、きいているのか、鬼塚龍之介!」
「なんだよ、うるせえな」
「お前は本当に変わらないな。まだ遊郭で高みの見物してるとは」
「別にいいだろ。岳、お前もたまにはどうだ?」
「やめておくよ。俺は鬼塚と違って真っ当に生きてんだ。」
「ふーん。つまんねーヤツ」
「つまんなくていいよ。鬼塚、お前も仕事を探したらどうだ。」
「いやだね。俺は今のままでいい。刀握って人を斬る。それだけで金が入る。それでいいんだよ」
「…お前も変わったものだな。」
「そういう岳だって、昔は苗字いじられて泣いてたナキムシがいまじゃこんな冷徹とはな。誰も想像できねえよ」
「まぁな。苗字は未だ気に入ってはいないんだ。なんなら恨んでるほど。」
「お前の苗字…なんだっけ?」
「鬼塚お前、それすら忘れて話していたのか?はぁ…俺の名前は鉄岳だ。もう忘れんなよ。」
「名前は聞いてないがな」
「うるせえ」
そう言い2人の男は酒を飲み合う。
酔いがかなり回った頃、岳が立ち上がり別れを告げた。
「ありがとうな、今日は久しぶりに楽しく酒が飲めたよ」
「そうかよ、そりゃよかった」
「また来る」
鬼塚はその言葉に何も返さず、煙草を取りだした。
そんな鬼塚の姿に安心したのか、はたまた呆れたのか、溜息をつき、去っていった。
「やっぱ遊郭を見ながら飲む酒は別格だな」
そう呟いたのは紛れもなく鬼塚だった。
そんなことを鬼塚は朝まで続けた。日が昇り始めた頃、静かにその場を去った。
なんでこんなん書いたんだろって鳴ってる。
私的には岳の冷たい感じの雰囲気好きだな。
誰得だよ。俺得だよ。自己満だよ。