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守る覚悟
森の奥。
爆煙が晴れる。
現れたのは――
巨大なキメラアント。
異様なオーラ。
「……強そうだね……」
ゴンが呟く。
クラピカが構える。
「油断するな」
「念が……かなり濃い」
キルア、×××の前に立つ。
「……下がってろ」
×××、首を振る。
「……一緒に戦う」
キルア、一瞬驚く。
「……分かった」
戦闘開始。
キメラアントが跳ぶ。
地面が割れる。
「速っ……!」
レオリオが叫ぶ。
ゴンが突っ込む。
「ジャジャン拳――!」
ドン!!
直撃。
……しかし。
効いてない。
「マジかよ……」
次の瞬間。
キメラアントの尻尾が、死角から伸びる。
狙いは――
ゴン。
「ゴン!!」
キルアが叫ぶ。
でも、間に合わない。
その時。
――×××が飛び出した。
「……っ!!」
ゴンの前に立つ。
バッ!!
腕で受け止める。
衝撃。
ズン……!
×××は後ろに吹き飛ばされる。
「×××!!」
キルア、血の気が引く。
地面に転がる×××。
……でも。
すぐに、起き上がる。
「……平気……」
息は荒い。
腕が少し震えている。
でも、立っている。
ゴン、青ざめる。
「ご、ごめん……!」
「庇わせちゃって……!」
×××、首を振る。
「……違う……」
「……守りたかっただけ」
キルア、その言葉に胸が締め付けられる。
「……無茶すんな……」
「心臓止まるかと思った……」
×××、少し照れる。
「……キルアが……守ってくれるから……」
「……私も……守りたい」
キルア、言葉を失う。
(……なんなんだよ……)
(……強すぎるだろ……)
キルア、スイッチ入る。
「……もういい」
「俺が決めた」
目が鋭くなる。
「……こいつ」
「俺たちで終わらせる」
キルア、電気を纏う。
ゴンも拳を握る。
クラピカ、鎖を構える。
「連携するぞ」
「今だ!」
×××も、前に出る。
念を集中。
「……援護する」
4人の連携。
完璧。
キルアが動きを止め、
クラピカが拘束し、
ゴンが決める。
「ジャジャン拳――グー!!」
ドォン!!!
キメラアント、撃破。
森に静けさが戻る。
――戦闘後。
×××は木にもたれて座る。
少し、疲れている。
キルアがすぐ隣に座る。
「……本当に……無事でよかった……」
声、震えてる。
×××、気づく。
「……キルア……泣きそう……?」
「泣いてねーよ!!」
即否定。
でも目、潤んでる。
×××、そっと手を伸ばす。
キルアの手を握る。
「……心配してくれて……ありがとう」
キルア、ぎゅっと握り返す。
「……当たり前だろ……」
小さく。
「……失いたくないんだから……」
×××、胸が熱くなる。
(……私……)
(……こんなに……大事にされてる……)
to be continued…