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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ー過去ー



私とタケミチは兄妹、ということもあって、仲が良かった。

あ、ちなみに私は里親を2件(?)回ってるので。

ある日、タケミチがめちゃクソボロになって帰ってきた。こーゆー事は日常茶飯事なのであんま気にはしなかったが……


武道「……っ、」


なぜか、泣いてた


莉音「おーどんまい(?)」


謎発言をすればタケミチに駆け寄り、


莉音「どったん?タケミチ」

武道「っあ、えっと、」


なんか大人しい。普段なら、「なんでもねーよ!!気にすんな!!(*´˘`*)」みたいな天使級の顔を見せるのに、何故か泣いてるなぜなぜ?????????

?マーク多分1000兆個くらいでてたと思う((((←言い過ぎ


タケミチ「っ、うっ、」

莉音「おいマジどした」


この時からだ

タケミチが”タイムリーパー”ということを知ったのは




________________________

タケミチ視点


タケミチ「……っ、」


あの日……そう、全てが狂い始めたあの日。家に帰ったんだ。

捨てられてた姉、莉音と兄妹になったんだ。

未来では

莉音は既に抗争に巻き込まれて死んだんだ。そう。東京卍會。通称、東卍(トーマン)。

そうだ、あれは23の時。バイト先のテレビで写ってたんだ。

それをずっと知らないフリして生きてきた

怖かったんだ。ずっと、ずっと、あの莉音の助けを求める声が、ずっと、ずっと、聞こえてきて、俺の事を掴んでは離さなくて、ずっと、ずっと……

もう、莉音は……ッ、死んでることくらい理解してた。でもあの、笑顔、助けを求める声が……まだ……俺の中に残ってる。

ずっと……永遠に。



莉音「おーどんまい(?)」


莉音がたまに謎発言をするのは当たり前なんだ。それが少し、懐かしく感じた。

橘日向と花垣莉音を救うって決めた。

いつしか俺は、泣いていたらしい。

莉音が駆け寄って来てくれて、


莉音「どったん?タケミチ」

タケミチ「っあ、えっと」


つい、戸惑ってしまう。懐かしい声、懐かしい顔、懐かしい呼び名

ヒナと莉音を救う。この時俺はまた、強く感じた。


タケミチ「っ、うっ」

莉音「おいまじどした」


タケミチ「っ、俺ッ」



気がついたら




明かしてた



タケミチ「俺ッ、未来から来たんだッ」

莉音「……まじ?」



少し唖然としている、当たり前なんだ。普通こんなことありえない。でも、事実なんだ。だから


ヒナのこと、トーマンのこと、莉音のこと、

これから起きる未来のことも、全部全部受けあけた

ナオトにもう明かしたらダメも言われたのに、何故か、莉音になら……と思ったのだ。



タケミチ「っあ、」

莉音「なーるへそー?」

「つまりつまり、タケミチは未来から来て私達を救おうとしていると」

「ならうちだけでいいでしょ」

タケミチ「……へあ?」

莉音「私が動けばタケミチも動く」

タケミチ「そうじゃなくて、」



……いまの莉音には理解できないかな……?


とおもい、もうちょっと詳しく話す、話すだけ話して誤解されたら嫌だし……、



タケミチ「ってこと、」

莉音「なるほどね、なら私もできる限り手伝うよ、」

タケミチ「え?いいの?」

莉音「あ、た、り、ま、え、!!!ほら!!もう12時なんですけど!!寝るぞ!!」

タケミチ「え?あ、う、うん?」



ちょっと……だけ、仲間が増えた……のかな?まぁ、うん……ならいいかな……?

梵天幹部の私はあと数年で死ぬので~完~

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