偏頭痛の要素が含まれます
sho side
ズキッ
朝起きてすぐ頭に痛みを感じた
と同時に目眩もした
マジか…と思いながらカーテンを開けると
案の定土砂降りだった
とにかく
薬を飲むため食堂に向かわなければならない
しかしこの頭痛、ましてやクラクラする
無事に食堂までたどり着けるだろうか
そんなことを思ったが
まあ、大丈夫だろうと考え
とりあえず向かうことにした
食堂まで歩いている間にも
頭痛はどんどん酷くなっていく
クラクラして歩くのさえ精一杯になる
壁に寄りかかりながら食堂へ向かう
いつもなら短く感じるこの道も
今日はいつもの10倍近くも長く感じる
「しゃおちゃん?大丈夫?」
そんな声が聞こえ振り向くと
大先生がそこに立っていた
「大、せんせ、、」
「喋らんでええよ、ちょっと持つね
食堂までやから、我慢してな」
そういうと俺は俗に言う
お姫様抱っこをされ食堂へ向かった
食堂へ着くと俺は椅子に下ろされた
「水と薬取ってくるから、ちょっとまっててな」
そう言い大先生は台所まで水を取りに行った
台所を見るとトントンとゾムが朝食を作っていた
大先生にトントンが何かを聞いていて
大先生がそれに答えていた
きっと俺の事を話しているのだろう
少しすると大先生が戻ってきた
「遅くなってごめん、はい、お薬と水」
「ありがとう」
そう言い俺は薬を飲む
「シャオちゃんには悪いけどトンちとゾムには
話してきたよ、無理して欲しくないからね」
「うん、ありがとう」
「どうする?今日はペ神の所に行って
寝といた方がええと思うけど…」
「そうだね、今日はシャオロンは医務室かな」
急に後ろから声がした
振り返るとそこにペ神が居た
「これからもっと雨降るらしいし、
頭痛だけじゃなくて目眩もするんじゃない?」
「、、おん、今日は、医務室にいることにする」
「うん、わかった
食欲はどう?朝ごはん、食べる?」
「ううん、いらない」
「わかった、じゃあ、医務室行こうか」
「俺、連れてくよ」
「助かる、ベットとか準備してくるから
医務室まで連れてきてくれる?」
「おん」
「大先生、ありがとう」
「こういう時くらい頼ってや」
「せやな、w」
俺は大先生に抱っこされて
医務室まで運ばれた
「ペ神、入っていい?」
「うん、いいよ」
「じゃあそこのベット使ってね」
「わかった」
「大せんせ、」
「どうした?」
「ねれるまで、そばにいて?
さみしいから、、」
「ええよ、しゃおちゃん、無理せんといてね」
「うん、、」
大先生は俺が寝るまで頭を撫でてくれた
そのおかげか
俺はすんなり眠ることが出来た
力尽きた
続きは欲しい人おったら出すかも()
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