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今回はわなかぶです

それではどうぞ


「兄貴、お疲れ様です。処理は舎弟達に任せます」

「あぁ、分かった。華太、少しこっちへ来てくれないか?」

「は、はい」

(俺なんかやったかな…)

タッ タッ タッ タッ

「……ここでいいな」

(なにされるんだろ…)

スッ

「…!」ビク

「なぜ、目を瞑っているのだ?」

「俺は頭を撫でようとしただけだが?」

「え?」

「まさか、ヤキでもいれられると思ったのか?」

「いえ!そんなことは…」

「もういい」

「すみません…」

「………」

「え?ちょ、兄貴?」

「今はされてろ」

(頭撫でられてる…)

(ガキの時以来だな)

スッ

「華太の髪はやわらかいな」

「撫でていてとても良かった」

「そ、そうですか」

「嫌だったか?」

「いえ、そんなことはないです!逆に…」

「凄く嬉しかったです」

「そうか」

「なら、これからは何回でもしてやる」

「ガキですか俺は」

「俺から見たらな」

「なんですかそれ(笑)」

(兄貴もこんなこと言うんだな)

「華太」

「手をだしてくれないか?」

「?はい」

チュ

「!?!?」

「ふっ…ガキのお前には早かったか?」

「い、いきなり、なにするんですか!」

「俺からの愛情表現だ」

「な……」

「来たみたいだぞ。少し待っててやるからその顔早く直しとけ」

(いきなりあんなことして…!)

「早く……おさまれ……」



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