ちす!くらげどす!!
前回も即目標達成!はちゃめちゃに嬉しいナリ!
前回、辛さが爆発してしまったzmさん…今回のお話は逃げてしまったその後となります!
救われて欲しいね…🙏💫✨
それでは本編どうぞ!
第五章 『理解者』
俺は誰も来ないような訓練用の森の中におった。俺の独り訓練所。
そこで小さくうずくまっていた。
やらかした!やらかした!!!!
なんであんな事言ってまうんや!!!
我慢が出来なかった。限界やった。努力で、頑張って完璧になろうとしたのに天才なんて言われたら努力がなかった事にされたみたいに思った。
俺は何をしてしまったんやろ。俺はここにまだおれるんか?また自分で居場所を無くすんや。
いやや…
zm「いややぁ…グスッ」
zm「俺は、っヒクッなんでこう…上手くできへんのやろグスッ」
zm「俺はただ…グスッ皆に褒められたいだけやったのに…ウゥグスッ…」
俺の目から涙が溢れて来た。
zm「ヤバ…グスッ止まらへんズズッグス」
俺が泣いていると少し離れた所から音がしてきた。
ガサッッザッザッ…
歩いているような音。でも、こんな所誰も来んはずなんやけど…。
すると
??「ゾムさん!!」
俺を呼ぶ声がした。それと同時に、
zm「…え、?わっ」
俺の元へ何かが飛び込んで来た。
??「ゾムさん!こんな所に居たんですね!!」
それは太陽みたいな笑顔をしたemだった。
em「もー探したんですよ?どうしたんですか?」
zm「あ…えっと…」
言葉に詰まる。なんて言ったらいいのか分からない。
em「何かあったんですか?」
完璧になりたかったのになったらなったで辛かった、なんて言えなかった。怖かった。
em「ゾムさん。我慢しなくたって良いんですよ。何を言っても、ゾムさんはゾムさんですから。」
コイツになら言ってもいいかもと思った。こんな事言ってくれるんや。もしかしたら、こんな俺を受け入れてくれるかも。
駄目人間の俺を。
完璧を演じていた俺を。
zm「お、俺実はな……えと…」
手が震える。声が上擦る。鼓動がどんどん早くなる。
em「ゾムさん、?大丈夫ですか?」
zm「お、おう。」
em「ゆっくりで良いですよ。」
zm「あ、のな…俺、ほんとは、皆が言う様な…その…完璧な人間やないねん…」
目頭が熱い。
zm「お、れグスッ…努力せんとなんも出来んくて、グスッ本当はただ、ただ弱いだけの人間で…グスッ」
涙が溢れ出してくる。emの前なのに止められない。
zm「自分のグスッ、居場所が無くなるんが、こ、怖くてグスッ…」
emはただ静かに俺の話を聞いている。
zm「完璧になればグスッずっと皆とおれる、グスッ俺の居場所があるって、グスッそう思って、演じてきたんやグスッ」
本音を言うとこんなんなるんや。涙がほんま、止まらへんな、笑
zm「演じてきたけど、グスッ完璧になるとグスッ、だんだん、皆の反応が薄くなっててズズッ。俺、もっと褒められたかってんグスッ
せやから俺、もっと努力しててんグスッ」
em「そうだったんですね」
emが優しく声をかけてくれる
zm「でも、やっぱりグスッ反応は薄いままで、完璧の一言で片付けられてグスッ俺やって頑張ってんのにお前らに…グスッお前らに何が分かんねんって思ってグスッそれが口に出ちゃって、グスッ」
em「それで今ですか?」
zm「そ。グスッ」
em「そんな色々な事頑張ってたんですね。それじゃあ、まずはごめんなさい。」
…え?
zm「なんで、?」
em「何も知らないのに完璧とか言って。」
zm「いやでもグスッ、それは俺がやってたからで!」
em「だとしても、こっちがゾムさんを傷つけた事に関して何も間違ってないです。」
zm「で、でも…」
em「ゾムさんは何も悪くないんです。」
zm「…グスッ」
em「ゾムさんはただ、凄いんです。」
emの言葉が暖かく感じる。
em「皆が完璧って言うのはほんまに、全て凄いからなんです。だって、ゾムさん戦闘では毎回良い成績をおさめてるし、機械もできるし、スパイもできるし、指揮もできるし、しかもメンバー皆の事よく分かってますよね。」
褒められてる…。嬉しい、。
em「どこからどこまでが演技なのか、ぶっちゃけ私には分かりません。でもそれくらいゾムさんは凄いって事です。例え演技でも、私達が分からない程の実力があるんです。」
実力…か。
em「技術系はもちろん全部凄いんですけど、ゾムさんは技術だけでなく、メンバーや軍の皆とかの事もよく気にかけてますよね。私達ですら気づかないような事とかに気づいたり、気分が落ち込んでる時とかは楽しませてくれたり、ご飯だってよく奢ったりしてくれて…ただ食害してきますけど笑でもそれも多分こっちが気使わないようにちょっと悪い事してたんですかね?本当、多分ですけど。」
zm「よくそんな俺のええ所って言うか、いい事言ってくれるなぁ笑グスッ嬉しいわ!食害の事とかも分からないって言うてる割に分かっとるやないかい!笑」
em「合ってました?笑。それなら私はゾムさんの理解者、的なのになれるんですかね。今までゾムさんが演技してるなんて思いもしなかったけど、演技してるなんて分かってあげられなかったけれど、こうやって話して、合っているならゾムさんを理解出来てる、ゾムさんの事分かってるって言えるんですかね。それだったら私、凄い嬉しいですよ。
私、ゾムさんとずっと一緒にいたいんで、ゾムさんの事これからも理解していかせてくださいね!笑」
zm「…今まで、俺の事分かってくれる奴なんて居ないと思っとった。やって、俺分かってもらえるよう言ってへんかったから。でもこうやってエミさんは気づいてくれて、俺みたいな地雷を理解してくれて、理解していることに対して嬉しいなんて言ってくれて。ずっと一緒にいたいって言ってくれて。俺が嬉しいわ。ほんまにありがとうなぁ…グスッ」
em「もう、まだ泣いてるんですか?笑」
zm「久々に泣いたから中々止まらへんくて笑グスッ」
em「涙止まったら次は皆と話しましょ。」
zm「おう。」
俺はずっと1人で、取り繕わんと誰も一緒におってくれんと思っとった。せやけどemさんは俺の事を分かってくれて、俺の理解者って言ってくれて、ずっと一緒にいたいって言ってくれて。俺はもしこの後皆と話してなんかあっても、理解者(emさん)がいるから逃げずにしっかり話し合おうと思った。
ーーーーーー次回最終章ーーーーーーーー
いかがでしたでしょうか!
zmさん救われたね…✨😭理解者も出来て、次は皆と話します!zmさん、頑張れ!!💪💪
いやーもう最終章!びっくりだね〜ぶっちゃけ♡全然押されなくて公開出来ないで終わるかな的な事考えてたりもしてたんですけどそんなこと無くて良かったです笑
それでは終わります!
次回最終章!目標達成&シンプルに嬉しいので♡是非押して行ってください!!
コメントもお待ちしております!
気に入って頂けた方は良かったらフォローもして頂けると嬉しいです!⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
それではまた次回、お会いしましょう!
👋( ‘ω’👋)ヴァッバァイ~
NEXT▶♡1000!!
コメント
2件
zmさんにとっての理解者が emさんって事が凄い嬉しい!! 涙腺崩壊しかけましたよ(ㅠ︿ㅠ) 続き楽しみにしてます