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魈「女……..?」
女の口元に手を寄せるとまだ息はしていることがわかった
魈「…….(手足を拘束されている…..)…..とりあえず鎖は壊そう」
我は女の手足に拘束されている鎖を壊した
女の手足は鎖がキツすぎたせいか、摩擦を起こしたように手が赤く血がぼんやりと出ていた
魈「…..どうすればいいんだ?」
魈「………アイツらの所に連れて行くか」ヒョイッ
我は女を横抱きにして”アイツら”の所にテレポートした
シュッ
ウェンティ「わっ!!ビックリした〜!もう驚かさないでよ!ー」
魈「すまん」
万葉「魈殿から来るとは珍しいでござるね!…..ってあれ?そのお方は?」
平蔵「女の子….?」
ウェンティ「えっ!?魈が女の子を連れてきた!?」
魈「深い森の奥にある神社の中にいた」
平蔵「そんな神社あったでござるか?」
魈「我は分からない。初めてみた」
ウェンティ「えっ!この子ッ!手足が傷だらけだよ!💦」
万葉「!本当でござるッ💦早く手当てしないとッッ〜!」
平蔵「でも何処でッッ!?💦」
魈「….!!帝君の所へ行くぞ」
ウェンティ「あ!鍾離先生の所か!早く行こッ!」
バタンッ!
鍾離「うぉ、皆どうした……?」
魈「帝君…..この娘の手当をしてくれませんか?」
鍾離「!そいつはまさかッッ」
万葉「?どうしたでござるか?」
鍾離「ッ………後で話す。先に手当だ、皆は此処で待っておけ」
ウェンティ「分かった……..?」
______ガサゴソ……🩹🧻
鍾離「(良かった….まだ生きてていたんだな……..魈、この娘を何処で…..)」
鍾離「ひとまず手当は終わった……..寝かせておこう」
ガチャッ
万葉「!鍾離先生!あの子はどうなったんでござるか!?」
鍾離「大丈夫だ、今は寝ている」
ウェンティ「ホッッ….良かったぁ〜…」
魈「(少しため息)」
平蔵「それでだが、鍾離先生はあの子の事を知っているのか….?」
鍾離「………..あぁ、今から説明する」
鍾離「…..今から約5000年ほど前、この街璃月では姿の知れない風の精霊がいた」
ウェンティ「精霊?」
ウェンティ「じゃあこの子が風咒って事!?」
鍾離「あぁ」
「この子が精霊とか最悪」
「不気味な角に汚い牙を見せつけないでくれる?」
「なんでお前が俺らと同じ神なんだよ」
「お前なんか死ねばいいのに」
「こっちに来ないでくれる?菌がうつっちゃうw」
風咒「ごめッ…….ごめん…….」
万葉「…………..」
魈「…………..」
平蔵「毒薬ッ!?」
「オラッ!」ドカッ
風咒「ぅあ”ッ!?ちょッ……やめッ…..」
「暴れんじゃねーよ!💢」ガシッ
風咒「髪の毛掴まないでッッ……(泣)」
「オラ飲めッ!!」
風咒「うぐッ…….ゴクッ」
「アハハw飲んだぞコイツww」
風咒「な……何コレ……(めまいが…..)」
「毒薬だよー!w」
風咒「毒……..薬…….フラッバタッ」
「あ?もう死んじゃったコイツwww」
鍾離「おい、騒がしいぞ…..って」
鍾離「風咒ッ!?どうしたッッ」
「鍾離先生〜!俺らコイツに毒薬を飲ませたんだー!」
「もうコイツなんかいなくてもいいだろー!?」
鍾離「ッお前ら……」
「先生褒めて褒めてーー!w」
鍾離「何が褒めるだよ…..」
「せんせー?」
鍾離「お前らがやった事は度に過ぎない」
鍾離「精霊失格だ」
「ッッ…….」
「ごめんなさい先生………」
鍾離「謝るべき相手は俺じゃない。風咒だ」
「………..」
鍾離「俺は風咒を手当てしに行く。夜、お前ら全員で風咒に謝りに行け」
「チッ……….💢」
「アイツのせいで先生に怒られたじゃねーかよ…..💢」
風咒「………んぅ….」
鍾離「….!!起きたか」
風咒「鍾離……様…?」
鍾離「良かった…….無事毒は分解できたみたいだな……副作用がないといいが…」
風咒「そっか……私、毒を飲まされたんだね……….私なんか、死ねばいいのに…..」
鍾離「そんな事を言うな。お前が生きていただけでも奇跡だ」
風咒「けど私は…..神様に相応しくないよ…..」
鍾離「大丈夫、この先は俺が支えてあげるから心配するな」ナデナデ
風咒「…….!!鍾離様……」
鍾離「後、これからはコレを着けるといい」
風咒「?マスク…..?」
鍾離「マスクぐらいつけとけ。お前はそのギザ歯で損をしている」
鍾離「流石に角は隠せないが……….嫌なら着けなくてもいい」
風咒「……いえ….せっかく鍾離様に頂いたものだから…..」
風咒「ありがとうございます☺️」(マスクをつける)
鍾離「フッ………(風咒の笑顔を見れたのはいつぶりだろうか…..)」