コメント
4件
何回見てもニヤけてしまうw
うわぁ、めっちゃ好きです、!
注意書きを読んでからお進み下さい。
わんく
当作品は”nmmn”というグレーゾーンな作品です。検索避け、隠語は勿論のこと、拡散、保存等の行為は一切おやめ下さい。
ご本人様、関係者様には一切の関与はありません。
あくまでも「名前をお借りさせて頂いている」という体で作品をご観覧になってください。
公共の場での閲覧行為は禁止です。
この作品のような”nmmn”は密かに楽しむものとなっております。それをお忘れずに。
何度も言いますが、絶対に以上の事は守ってください。
守れない方は一度注意させてもらい、変わらないなら、心苦しいですが、ブロックor通報させて頂きます。
以上のことを頭の片隅に置き、忘れないようにお願いします。
あと普通に **3500文字**ですので時間がある時に読むのをおすすめします。
長くなりました。それではどうぞ。
紫 × 桃
微 緑 × 黄
微 赤 × 水
微 桃 × 紫
※吸血鬼パロ
※両方外道
※♡ちょい使用
※攻めの喘ぎあり
大分前に書いていたやつがメモに残っていたのでどうぞ……
O型の血液は別格だ。
甘いけど、ほんのちょっとの苦味もあって、 喉の通りが良い。(聞いた情報によれば)
それに人間の輸血でも、O型は様々な血液型に使える。
そんなO型の血液は、俺ら”吸血鬼“にとっては、高級料理と言っても過言では無い。
然し、俺らの世界には”O型”という血液型は非常に珍しく、今まで出会った人物でO型のものも、片手で数えられる程しか存在しない。
俺の夢は、そんなO型の血液を飲む事だ。
「ねぇすち、O型の血って美味しい?」
「ん?みこちゃんの血?そりゃぁ、別格だよ。」
「うわ、それ俺も気になる」
「えぇ、?ひまちゃんは……あっ、そっか、ペアの子、A型だよね」
「うん、美味い」
「そっかぁ、」
深夜一時を過ぎた頃合い。人少ない、こじんまりとした深夜営業のカフェに三人、赤く染まったグラスを揺らして談笑していた。
血なのか、ワインなのか、トマトジュースなのか。その液体の正体は分からないが、この三人の生命を繋ぐ為に必須な液体であることは確か。
緑の彼は、氷を追いかけるようにストローを回した。
「甘くて、ほんのちょっぴり苦いの。でも、それがまた美味しくってね。本当に、人生で一番、美味しいって思ったよ。」
「の、飲んでみてぇ…」
「あーー、いいなー、O型の血飲んでみてぇ」
「みこちゃんは渡さないからね!!特にらんらん!」
「狙わん狙わん」
楽しそうに談笑する中、一人の鞄のスマホから、小さな通知音が鳴った。
「あ、ごめん………まじか、もう一時過ぎてんの」
「え、早いなぁ……そろそろお開きにする?」
「そやな、俺もこさめ待たせてんわー、帰るかぁ」
「もう帰るー……っと、よし、じゃ行こっか?」
肩に鞄を掛け、会計を済ませる。店員さんは勿論のこと、吸血鬼なのでそこそこ中はいい方だと思う。
一礼して、静かに店を出る。全員帰路は違うので、二人に手を振り、暗い夜道を歩き始めた。
すれば、一人の男が壁に沿って座り込んでいるでは無いか。ほんの微かな血液の匂いが鼻を掠め、誘われるようにそこへと足を運ばせた。
「怪我、してる…?」
遠目から見て、彼は足元を怪我しているようだ。足元を擦りながら、溜息を着いている。
確実に濃くなってく血液の匂い。今までかいだことのない匂いに好奇心が湧き、彼の元はと足を早めた。
「あの、大丈夫ですか」
「…はい?」
月光の青白い光が彼を反射し、こちらの目に映る。狼のようなシトリンの瞳に囚われそうになった。
「怪我、してますよね」
「あ、ぁ、…はい……」
「あの、自分、消毒とか持ってますので、手当しますよ」
「え?」
驚く彼に構わず、応急処置用のポーチを取り出す。傷を見てみれば、浅いが血は割と出ている。鳴りそうになる腹が憎たらしかった。
「いっ………、」
「すいません…、」
「嗚呼、いえ…」
沈黙が訪れる。戸惑ったように視線を彷徨かせるので、変な感じになってしまうでは無いか。絆創膏を貼り、立ち上がれば、彼は小さくお辞儀をして礼を口から滑らせた。
「……その、ひとつ、いいですか」
「え?嗚呼、はい」
「血液型は…?」
「……お前、まさか、…」
不自然に動揺し始める。これまでに幾度となく他人の血を嗜んだが、これ程大袈裟な態度をとったものは少なかった。単なるビビりか、もしくはそれ以外か。
何となく気になったので、許可も得ずにコイツの首筋に歯を立てた。
「っいぁっ”!?」
「っ、……!」
甘いけど、ほんのちょっと苦い。身体全体に痺れ渡る甘美の波が気持ちよくて、頭が真っ白になった。
五秒ほど吸い、彼から身を離すと、彼はこちらに倒れ込んできた。
「っ……、やっぱおめぇ、…吸血鬼、か……、」
「あ………っ、やば!!ごめんなさい!あの、その、警察だけは勘弁して……」
許可なく血を吸う、なんて。馬鹿な事をした。
警察沙汰になってしまうのか。社会的に抹殺?それともこの人に気が済むまで殴られる?どちらにせよ、自分にとっていい結果ではない。かといって逃げるのも、外道の所業。それだけは避けたい。身を離した彼の周りをあたふたと回っていたその時。
身体に、強い衝撃が加わった。
「っうっ、?!」
身体が熱くて、ふわふわする。早まる鼓動が可笑しくて、立つのも困難になる。
頭が真っ白になって、可笑しくなって。今どの方向を向いているのか、何をしているのか分からなくなってきた。
ふらりと壁にもたれて、背中で何とかバランスを保つ。そんな俺を見て、目の前の彼は心配そうに顔を覗かせた。
「あー……、お前、O型の血液吸うの初めて?」
「っ…、はぁ、…ぁ、…うん…」
「……あーのさ、……言い難いんだけど……、O型の血にはお前らにだけ効く……そのー……、媚薬効果、みたいなのがあるんだよ、な…?」
「は、……?」
そんな話聞いたこともないし、てかそんな媚薬なんて、ただのおもちゃに過ぎないと思っていた。然しどうやら本当らしい。力の入らない手で、小さく壁を叩いた。
「っ、…ぅ、くるしっ、……、」
「じゃあさ、……、お前のこと、助けてやろうか?」
心配そうに覗かせた顔とは裏腹に、こいつの瞳はギラギラと雄の目をしていた。
「ん”あっ、ひっ、や、っあっ”……!?」
「声抑えんなって、…っ、はぁ…っ」
熱くて、恥ずかしくて、気持ちよくて、くらくらする。何度も時間をかけて開かれた蕾は、もうコイツの肉棒を簡単に迎え入れていた。
何度も奥を突かれて、良い場所を見つけられ、徐々に体力が減っていく。手から伝う冷たく無機質なコンクリートの温度によって、薄ら意識を保っている程、俺は体力的にも精神的にも疲れていた。
「あ”っ、ぐぅっ、っん”っ?、♡」
「顔見えねぇの、っ、ミスったな…っは、…」
最早半目しか開かない程、身体はおかしくなっている。先程、痺れるほど美味しい血を飲んだのに、体力は限界を迎えかけている。ふらりと倒れそうになった時、身体を抑えられ、背中をコンクリートにつけるように、口元を抑えていた手も、コンクリートを触っていた手も全て押し付けられた。
「お”ぁっ!?!?♡」
「うっわ、顔っ…最高、…」
「もぉ、っあ、やぁっ、”っ……♡」
首を振って拒絶しても、こいつは尚やめやしない。
すれば、今日初めてのキスを強引にされた。はしたなく開く口には、案外簡単に舌が滑り込む。中で絡ませて、様々な部分を刺激すれば、こいつは顔を上げて渋い顔をした。
「血ぃ不味……っ、」
「ん”ぅっ、ぃあっ”、いっ、はっ、んぅ、」
血が不味いとか言いながら、口元を拭う姿は誰が見たって魅力的。すれば、段々スピードが上がってきて、大きく奥を突かれた。
「あ”ぁ〜〜〜〜〜〜???♡」
「っん〜っ……!」
白い火花が頭の中を散って、暫くする。
長い快感と、強い衝撃が怖くて、わけも分からずにこいつに縋り付く。けれど手は抑えられたまま。赤子のような抵抗は難なく押さえつけられている。
白い火花が段々暗くなって行く。それから、身体が重くなって行って、自分が立っているのかも分からなくなっていって___
紫視点
「あー、……トんじまった…」
ずるずると身体を壁に沿わせて座り込む。言いたいことは沢山あるが、先ず一旦後始末だ。
こいつの鞄を漁り、ティッシュで自分の欲や、こいつの欲、愛液を包む。乱れた服を直せば、まぁ多分大丈夫だろ。
肩で息をして気持ちよさそうに寝ている。高揚している頬は柔らかく、触り心地は断トツで良い。癒されながら見ていれば、気づけば太陽が昇ってきていた。
「やばっ……、一旦こいつを連れて帰るか……」
男なので、勿論のこと重い。引き摺ってやろうかとも考えたけど、まぁ俺も俺で外道なことはしたので、辞めておいた。