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第19話、読んでいただき、ありがとうございました!!


今夜はあっとくん目線でお送りします。

それと、話数が誰視点か自分でわかるようにタイトル振っています!

登場人物が多いと収集つかなくて💦💦


第20話 あっと目線


今のまぜに俺の言葉が届かない。

彼は戻ってこれないところに行ってしまったんだ。


あの日、まぜを倉庫室に置いてきてから2日が過ぎた。

それから、まぜと顔も合わせられていないし、連絡もとる機会がなかった。

ディスコでまぜと誰かがやり取りしている様子も目撃していなかった。


梅雨入りした東京の朝。

静かに雨は降りしきり、部屋の照明が必要なほど、仄暗い。

俺は、傘を手に持ち、家の近くのコンビニに行こうと部屋を出た。

季節は紫陽花が咲く頃。

道ゆく家の庭先で、鮮やかな紫色が目に入ってくる。

すると、少し行った先に、見慣れたツイストパーマが歩いてくるのが見えた。

相変わらず、裸足にサンダル。

雨の中でもわかるほど、全身がもはやトレードマークな彼は、俺に気づいたのか、軽く手を上げ、会釈をしながら近づいてくる。


💚「おう。元気そうやな。」


ぷりは俺の近くまでくると、耳にはめていたイヤホンを外しながら、眠そうに声をかけてきた。


❤️「おう、ぷり、今日も散歩か?」


ぷりは俺の家の近所に住んでいて、散歩でよくこの辺りをまわってくるらしく、たまに鉢合わせする。

音楽を聴きながら歩いていたのだろう、リズミカルにイヤホンをケースにしまっている。


💚「まぁな。ちょうどええし、一緒に散歩どうや」

❤️「俺も今、コンビニ行こうと思って。一緒に行かないか?」


そうして、俺ら二人、肩を並べ雨の中の住宅街を歩いていた。


💚「あっきぃから聞いた。あの日のまぜ太、どうやった?」


話を聞くところ、どうやらぷりは、あの日、俺があっきぃに連絡した時に、その場にいたらしい。


❤️「一人にして欲しいって言っていた。俺の見た感じ、まぜはけちゃに対して臆病になってる。そして、まぜ自身と心の中で戦っているように見えた。」

💚「やっぱこのままやと、まぜ自身が混乱している状態が続くだけやんな」

❤️「ぷり、俺、、まぜに何してやったらいいんだろ、」

💚「俺もわからん、現状、放っておいたらあかんことはわかっているのに、まぜ太の口からまた話してもらうことを待つことしかできひん」


やがて、俺とぷりはコンビニに到着し、俺はいつも通り、チキンを頼み、ついでに二人分のモナカアイスを買ってレジに並んだ。

会計を終えると、ぷりは出入り口付近で店の外をぼんやり見つめていた。


❤️「・・ぷり?アイス、買ったぞ」


すると、ぷりは独り言でもいうように、ぽつりと言葉をこぼした。


💚「あっと、俺とあっきぃの関係ってなんなんやろ。」

❤️「それは『あきぷり』だろ、何を今更、、」


俺は初めてその日、彼の目にうっすらクマができていることに気づいた。


💚「ほんで俺らの関係は?」

❤️「『あとぷり』・・・?」

💚「なぁ、この関係って友情なんか?仲間なんか?それとも家族なんか?」

❤️「それは、、、」


その途端、俺はぷりとの間の距離が遠くなるような感覚がした。

この世には簡単に言い表せないような関係が、名前もつくことなく転がっている。


そうして俺は気づいた。

まぜはけちゃとの関係を何かに当てはめて考えようとしてしまうことで、苦しんでいる。

それが根本的な問題なんじゃないか。


ならば、俺たちのグループが不思議な巡り合わせで出会えたように、互いに緩やかにつながって支え合う。

これが俺たちなりの『二人を守る』ことなのかもしれない、と。


❤️「ぷり、俺たち6人の関係ってなんだと思う?」

💚「それはもちろん、、、」


あとがき


アンプって見れば見るほど可愛いのなんなんでしょうか、、、


韓国Vlog見ていて、けちゃまぜをはじめ、あきぷりも見ることができたり、ともうずっとこういうアンプ見てたいなぁ、、と思ってしまいました。仲良しな姿を見るだけでも、心がほっこりする。本当に素敵な6人ですね📣💜🩷❤️💛💚💙🌈

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