テラーノベル
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こんにちは!
🦍→ドズル
🐷→MEN
🍌→おんりー
⛄️→おらふくん
🍆ぼんじゅうる
※御本人様方とは一切関係ありません。
翌日
その日は社内の壁のモニターに、とある言葉が表示されていた。
〈設立記念日〉
⛄️あれ?
おらふくんが指差す。
⛄️こんなの今まで出てましたっけ?
🍆毎年出てなかった?
ぼんさんが答える。
🍌出てたはず、なんですけど
誰も去年のことを思い出せなかった。
いつも通りの職場、いつも通りの挨拶。
だが全員、どこか落ち着かない。
🦍もう一回隔離棚のファイル確認しない?
ドズルの言葉に誰も異論を挟まなかった。
白いファイルをゆっくりと引き寄せる。
管理番号【20210613】
🍌あっ
🍆この番号…..というか数字
🦍設立日の日付だ..
🐷設立日の記憶、あります?
MENの問いに沈黙が流れる。
🍆乾杯、したよね?
ぼんさんが言う。
⛄️た、確かにみんなでビール飲んだような….
みんなどこか愛想笑いだった。
誰もはっきりと覚えていないようだった。
🍌いや、そんな余裕なかったはずです
おんりーが首を振って言った。
🍌もっと、切羽詰まってた
🍆確か俺、何度も何度も説明書を読んでた….かな
ぼんさんが何かを思い出したようの震えながら言った。
断片はある。
だが肝心な部分を思い出せずにいた。
白いファイルの映像がゆっくりと再生される。
白い会議室
円卓
それを囲む5つの椅子———
5人じゃない….
—————6つの席がある。
🦍1つ、多い……?
その椅子に誰かが座っていた感覚だけが、全員の胸を同時に締め付けた。
顔も、声も、名前も思い出せない。
ただはっきりしていることが1つある。
🐷…..あの席の人
MENが震えて言った。
🐷いなくなった、んすよね
誰も否定しなかった。
できなかった。
ドズルが静かに話し始めた。
🦍思い出した…
🦍僕たちはあの日、1人分の記憶を処理した
思い出せない、あの人の記憶を
だから白いままだったんだ
記憶の持ち主がこの世にもういないから
死んだんじゃない
….消えたんだ
🦍設立日を管理番号にしたのは、忘れないためじゃない
“忘れるためだ”
全員が理解してしまった。
この日は
「忘れる」と決めた日だった。
あの決断に全員が関わっていた。
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コメント
2件
めっちゃ好きすぎる!