テラーノベル
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あぁ
また大切なものがなくなる
ずっとそうだった
一番初めに失ったもの
俺は一国の王の息子だった
でも、おいしいものを食べたり、おもちゃがたくさんあっても
最近なかなか満足することができなかった
外にでたい、と言っても
護衛が必ずいて
走ったり、思いっきり楽しむことができない
こっそりぬけだそう
それが俺のいきついた答えだった
🍌「ハァハァ、ここまでくれば、、、」
森の奥のほうまで来てしまっていた
何人か俺と同い年くらいの子が遊んでいたので
混ぜてほしいと声をかけてみると
「は!?お前、国王様の息子だろ?」
「俺ら貧乏人から金取りまくってるやつと遊びたくなんかないだろ!!」
「そーだそーだ!」
⛄「みんななにやってんのぉ~?」
「あ、おらふくん!」
俺と遊びたくないと言っていた子供たちは、
おらふくんと呼ばれる子にさっきまでのことを話していた
⛄「え~みんななんで遊びたくないん?」
「だってぇ、、、」
⛄「じゃぁ、僕らだけで遊びに行こ!!」
そういって俺の手を取って
ぽかんとしている友達っぽいみんなに手を振って
奥の奥まで行った
2人きりになった
⛄「君の名前は?」
にこにこ笑顔で問いかけてくる
🍌「おんりー」
⛄「じゃ、一緒に遊ぼ!」
おらふくんと一緒にいると久しぶりに
『楽しい』という感情が湧き出てきて
自然と笑みがこぼれていて
森に笑いが満ちていた
遊び疲れて、森から城への帰り道
🍌「ねぇおらふくん、、、友達になってくれない?」
⛄「もちろん!っていうか、遊んでる時から友達だよ!!」
心がすごくあたたかくて
またあそぼうって約束した
とある日の早朝
⛄「おんりー!一緒に遊びいこ~」
「おい、なに勝手におんりー様の部屋に入っている!!」
「侵入者だ!追い出せ!!」
⛄「ぇ、僕おんりーの友達です!もう一回遊びたかったから、、、」
「お前みたいな貧乏人とおんりー様が遊ぶわけないだろう!嘘をつくな」
⛄「本当なのに!!信じてよぉ、おんりーに聞いてみてよ!!!」
「おんりー様を呼び捨てとは、、、これだから貧乏人は」
俺が目を覚ましたころにはおらふくんは国からいなくなっていた
これが初めて失ったもの
わからない感情がずっとたまっていて
俺は新しい世界へと、
城の屋上から足を踏み出した
二つ目に失ったもの
新しい世界を理解してきたころ
「お前、なんで学園来てるん?」
「魔力も全然ないくせに、役に立たないくせに」
こっちの世界では俺はすごく貧弱で
みんなの足をずっと引っ張ていた
教師も見て見ぬふり
誰も救ってくれなかった
そんなときの急な転校生
🦍「今日からみんなと一緒に過ごしていく、ドズルです!
魔法は基本全部使えますが、主に使うのは炎です」
よろしくおねがいします、と
この時代、2つや3つ魔法が使える人はざらにいたが、
全部の魔法を使える者はなかなかいなかった
そして、ドズル家といえば超有名な一家で
魔力がすごく高い
まじですごい一家なのだ
ドズルくんはなんなく力を発揮して
みんなの憧れの的となっていた
それに対し俺はなじめず、いじめられていた
「早く学園やめろよ」
「お前何ができるの?」
「ドズルくん見習いなよ」
「いる価値がない」
罵られ馬鹿にされけられなぐられ
普段、生徒や先生には使うなと言われている
魔法を使って焼いたり吹き飛ばしたり電気を流したり弱体化させられたり
あらゆる方法でいじめてきた
ドズルくんも、助けたりしたら自分の体に傷がついて
魔法が使えなくなるかもしれないから
助けてなんかくれないだろうと
俺は勝手に思い込んで
みんないなくなればって思ってた
🦍「ねぇ、体大丈夫?」
俺はたくさん殴られたあと、階段で休憩していた
🍌「、、、俺に話しかけないほうがいいよ、知ってるでしょ?俺がいじめられてるの」
🦍「ぜんぜん知らなかったよ、今の今まで」
全然気づけなくてごめんね、と
謝る必要なんてないし、勝手にひどい考えをしていた俺のほうが謝らなくてはならなかった
ぽつぽつと言葉をこぼす
誰かに相談したかった
ずっといじめられてつらかった
痛い
苦しい
助けて
と
話しても無駄だと高を括って
隣をのぞいてみると
ぼろぼろと涙をこぼしているドズルくんがいた
🍌「ぁ、ぇ大丈夫?」
🦍「うんグスッ、絶対助けてあげるからね!」
とっても心強くてあったかかった
それからドズルくんはずっと守ってくれて
ついでに強くなれるように練習にも付き合ってくれた
「最近、ドズルくんうざくなったよね」
「わかる、いい子ぶってるだけだよね」
ドズルくんの悪口がだんだん増えてきたころだった
俺からターゲットが変わり、ドズルくんへと向いてしまった
そのころ俺は、だんだん強くなってきて別のクラスへと移動していて
なかなか気づけなかった
気づいたころにはもう遅くて
ドズルくんの亡骸と
くすくす笑う元クラスメイト達がいた
頭に血が上って
何も考えられなくなって
いじめっこたちを魔法で倒していってしまった
先生たちがかけつけ
俺をなだめ、みんなの手当てを始めた
俺は悪者になってしまった
クラス全員で叩いていたくせに
どれだけ弁明しても信じてもらえず
疲れ始めた俺は
また新たな世界へと
自分に魔法を使った
三つ目に失ったもの
🍆「おんりーチャン、おはよぉ」
🍌「もぉぼんさん、急になんですか」
ここは天使と悪魔のいる世界
それぞれに仕事があり、
仕事は天使、悪魔それぞれ1人ずつがペアになり、
担当の人間につき、良い行動や悪い行動などメモしていく、という感じで
メモをもとに神様が報酬や罰を人間に下すという流れだ
俺は天使で、ペアがぼんさんだった
はじめは、俺よりすごい優秀でかっこいい悪魔で足を引っ張んないか心配だったけど
回数を重ねるうちに、結構なまけものでさぼりがちで小言が多いけど、
優しくアドバイスをして見守ってくれるいい悪魔だということが分かった
こうやって俺を起こしに来てくれるわけだし
🍆「準備OK?」
🍌「大丈夫です、行きましょう」
今日も仕事をこなしていく
真剣にメモをとるぼんさんの横顔が
すごくかっこよくて
見とれていると
はにかんで「メモファイト!」と小声で言ってくれて
ぽぉ~っとしていると
担当の人間が、運転手が寝ているトラックにひかれそうになっていた
🍆「あぶないっっっ!!!」
ぼんさんがとびだしていって
俺も急いで飛んで追いかける
幸いにも人間は助かっていたが
ぼんさんは倒れていた
人間は胸をなでおろし、その場を去っていった
急いでぼんさんを天界にはこんでいった
天使も悪魔もけがはする
そして神様になおしておもらう
ただ、なおしてもらえても、記憶を失っていたり、どこか欠けていたりする
代わりだってたくさんある
🍌「神様っ、ぼんさんが!」
「わかったよ、いったん直してくるね」
ぼんさん、お願いだから
生きてほしい
「一応直してみたが、記憶があるかどうか、、、」
🍌「ぼんさん!!俺だよ?覚えてる?」
🍆「えっと、誰?それにぼんさんって、、、」
「そっか、なくなってしまっているんだね」
神様は淡々と言い
「ペアはしばらくの間ほかの子とやってくれ」
と告げた
そんなことできない
俺のペアはぼんさんしかいないのだから
俺は地上に行き
車の前に行き
ばぁんっという音が響いた
そして今世
いままでとは全然違う
ファンタジーでも何でもない
普通の学校生活だった
そこで出会ったのがMENだった
ずっとあこがれていた推しのMEN
高校の入学式で出会い、
寮のルームメイトになり、
同じベッドで寝て、
俺とMENが初めて出会ったときのことを語って、
告白して、
付き合って、
おんなじ大学に、今日、入学した
帰り道だった
🐷「おんりー、あそこのカフェ寄ってかね?」
🍌「うん!何食べようかな~♪」
鼻歌交じりで歩いていく
「いらっしゃいませぇ~、何人様でしょうか?」
🐷「2人です」
「二名様ですね~、こちらへどうぞ~」
店員さんが案内してくれる
「ごゆっくり~」
メニューを頼んで
🍌「俺、トイレ行ってくるね」
🐷「おけ~!」
トイレ中、何か大きい音がした
急いでテーブルに戻ると、
警察官と車が突っ込んでいた
車の下に1人
MENだった
また、誰かに大切なものを奪われた
執事
クラスメイト
トラック
車
どれも人がやったこと
また、新しい世界へと
ビルから空へ歩き始めた
1日で書ききったぁ~!!
学校で昼休みとかに書いてました
最後の🍌🐷のは今投稿中の感じで書きました
いま参加型の参加者募集中なので是非参加してくださぁい!
そして、🍌🐷が見たい方はもう一個の小説をみてみてくださぁい!
せんでんでした!
(ちないままでの小説で一番文字数多かった)
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