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ゆる作ウィーク/7日目

真っ直ぐに大嫌いだよ

みんなには『悪友』っている?僕にはいるよ!すっごく嫌なヤツでどうしようもないヤツ!

そんな塵でド屑な僕の悪友について紹介するよ!!


彼は「郡城晃(ぐんじょうみつる)」という、陽キャグループのリーダーだ。いつも僕らとつるんでいる。五月蝿くて、正直な話邪魔なヤツ。晃がいるから僕は本来仲良くしたい人と話せずにいる。ある日、晃が信条たちをハブってしまった。信条は晃の嫌いなヤツの一人だ。僕は信条の幼なじみだ。信条を傷つけた晃を許すことは出来ない。悪友とはおさらばだ。

「みつる」

「ん?なんだぁ?本堂、俺様になんか用か?」

「みつる、僕もう君とはツルめない。」

それを言った瞬間に晃は顔を変えた。

「いやぁ、何言ってるんだ?(笑)本堂が俺様から離れる?笑わせんな。そんなこと出来るわけ……」

だが、そんな言葉を聞いている暇は無い。信条を傷つけた罪は非常に重いのだ。しばらく俯き、黙っていると

「あ…本堂、ガチなのか?何が原因だ?俺様、何でもする……だから、離れないでくれ!!」

と、勝手に焦りだした。

「…拓夢の件だ。許すことは出来ない。君がそんなヤツだったんだって思っただけ、信条拓夢と書いてある紙を君の墨汁付きの筆で汚してもう取り返しがつかなくしたのは君だろ。それに僕の習字セット隠したのは君だろ?」

「……は?拓夢が悪いんだよ!!」

「君が隠したんだろ!!!!」

「………隠すわけ、ないだろ!」

まだ、しらを切るつもりなのか?僕は縋り付くその手を振り払って一方的に別れを告げた。

教室を出て、昇降口の方へ向かうとそこには待っている様子の信条がいた。

「あ、晴斗帰る?」

眼鏡をかけた黒髪が夕日に照らされていた。

「うん、帰る。拓夢は?」

「帰るよ、一緒に帰る?」

僕はたまらず

「うん、もちろん」

と、手を出して引っ張った。悪友とはおさらばだ。もう二度と関わることはないだろう。

僕らの生活に悪友は必ず存在する。そこで同じ穴の狢にならぬように日々、意識していなねばならない。悪友を肯定する優しさがあるならそれは真の友達に使ってあげた方がいいと思うんだ。

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