この作品はいかがでしたか?
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捏造、nmnm小説です。
苦手な方は回れ右をお願いします
大丈夫な方はどうぞ
あれから何年か経った。
コネ王子、今はコネシマさんと呼べと強いられたがそんな彼とはまるで兄弟のようによく話すことになった
俺は現在15才。コネシマさんは17才
これだけでわかるだろう。
もうコネシマさんは婚約をまだしていない。
だからか話はよく婚約についてだ。
今日もそんな話。
「いい加減諦めて欲しいんやけど…」
コネ王子、コネシマは机に突っ伏してぼやっと呟いた。
「仕方ないっすよ、王子なんっすから」
と毎日のように言った。
今日もどこかの令嬢にでも迫られたのだろう。
「ショッピはどうなん?」
考えていた時だった。ふと聞かれた
「どうとは?」
なんのことか分からず頭を傾げる
「婚約や婚約」
頭だけを上げて俺を見て彼は言った
まぁことらも少しばかり来ているし親からもよく言われるようになった。
「まぁ聞かれるっちゃ聞かれますけど…」
少し目線をずらし言った
「なんや、お前も言われとったんかいな」
ポカーンとした顔で言われる
「まぁそりゃあ貴族は全員そうでしょ…」
少しため息が混じったが気にしない
「まぁそうやな……」
そこで話は途切れた。
何か考えているのだろうぼーっとしている彼を見て、いつかこいつも結婚するのか…そう考えると全然予想ができず少し笑ってしまいそうになったのは俺だけの秘密。
「そうや!!庶民になろう!!」
突然のカミングアウトに2秒くらい固まった
「は?」
「庶民や庶民。貴族の犬の!」
言い方。
まぁあながち間違いでは無いが…
「なんでっすか?」
「え結婚した無いから」
そうサラッと言われ
「馬鹿なんか?」
そう思ってしまった
「おいコラ年上に向かってコラ!」
だが声に出ていたらしい。
しまったしまった(笑)
「理由が単純すぎるッスよ」
呆れた声で頭を抱えると
「えー」
っと子供じみた声でハブてるコネシマ
これでも年上なんだよな…と少々疑ってしまう。
「したくないなら嫌だって言えばええやないですか」
「無理や。兄弟に男は俺だけや」
即座に却下された。
そこだけは馬鹿じゃないか…残念。
「ならもう無理っすね大人しく猫かぶった女と婚約でもして下さい。俺は兄がいるんで」
そう告れば
「はぁ?なんやそれ!卑怯や!!」
バンっと机を押して立ち指を刺される
「卑怯じゃないっすよ。運命っす」
くっそーーー!!!っとクソうるさい声が聞こえる。
「残念。残念。」
そう言って嘲笑えば
「ショウ。」
何処からか声が聞こえた。
振り返ればそこに居たのは…
「…兄さん…」
コメント
2件
好きです。