コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『何やってるの?』
KYランキング1位と言っても過言ではない、如月!!オールマイトのことなんて知ったこっちゃない
「ちょっと色々あるんだが……如月少女は入学式じゃないのか??経営科だろう?」
さすがNO.1ヒーロー。メンタルの立て直しが素早い。
折れるのも早いが……笑
『知らん、どこ行けばいいのか分かんない』
「体育館なら、そこを左に曲がったところにある校舎の二階だが……」
『ん、分かった。そこを右に曲がったところにある校舎の三階だね。』
「どこを聞いたらそうなる……???」
相変わらずの無関心さ!!人の話なんて全く関係ないと思っているぐらいだかんな!!
『うそうそ、分かってるよ。じゃあありがと、またね』
絶対分かってない。証拠にそこの曲がり角右に曲がった。
オールマイトは嵐のようだったな……と呟き再び体力テストの方へ見入る。
丁度、緑谷出久のソフトボール投げのところだ。
緑谷は、他がヒーローとしての記録を次々と出していく中、一人だけまだ一般的。
“最下位は除籍”A組の担任、相澤消太により勝手に決められたピンチを目の当たりにしていた。
もう失敗はできないボール投げの1回目
______記録はやはり一般的。
「なんで…今、確かに使おうって」
個性が消えた______
担任、相澤消太のヒーロー名イレイザーヘッド。個性…抹消
イレイザーは緑谷を捕縛布で引き付け、語りかける。
その様子をオールマイトはただただハラハラして見ていた。
「見込み……」
(今ッ)
タイミングを見計らい大きく目を見開く。
「ゼロ______ッ!?」
緑谷の手から離れたボールは風を切りぐんぐん空へと飛んで行く。
記録は______705,3。
なかなかの好記録だ。
「先生……まだ動けますッ!!」
______「個性を暴走させて誰かに止めてもらうつもりだったのか?」
「!!こいつッ!!」
先程忠告された言葉……それをこの一瞬で変えてしまった。
もちろんイレイザーはニヤリと笑った。
緑谷の指は大きく腫れていたが、これもヒーローへと近づく大きな一歩なのだろう。