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にじさんじのblが描きたーい
リクエストお待ちしてます!地雷ないんでなんでも大丈夫です!
自分でも書きます!今回は咎人です
剣持⇒「 」
伏見⇒『』
付き合ってる。家行くの初めてていう設定です!
マリカやってます。
「……マジでやんの? くだらない」
『いやいや、負けた方が罰ゲームってのがマリカの醍醐味ッスから。刀也さん、ビビってるんスか?』
伏見の部屋。照明は抑えられ、テレビのブルーライトが剣持の横顔を淡く照らしていた。
手にはJoy-Con。すでに3戦目、剣持は2連敗中だった。
「別にビビってないし……。ってか、負けないから」
『ふ〜ん? じゃあ賭けよーぜ。次の罰ゲーム、俺の言うこと、なんでも聞く。』
剣持の眉がピクリと動く。何か引っかかるものを感じたが、口には出さなかった。
言い返すように、コントローラーを強く握る。
「……そのくらいでビビってたら、とっくに配信やめてるよ」
ガッくんが楽しげに笑い、ゲームが始まった。
だが、数分後。結果はまた、剣持の敗北。
『……はい、3タテ。やっぱ刀也さん、ゲーム弱すぎッスわ〜』
「……うるさい」
伏見がにやけながら差し出したペットボトル。何の変哲もない水だが、渡された瞬間、剣持の目が細くなる。
「……なに入れた」
『お? 勘がいいッスね。でももう遅いかも』
一口飲んだその直後。舌に残った妙な甘さに気づいた。
飲み込んでから、喉元がじわじわ熱を帯びていく。心臓の鼓動が耳に響き、思考が揺れる。
「っ、なに……これ……」
『媚薬、っぽいやつッスよ。市販の。成分は合法だから安心して』
「は……? お前……ふざけっ……」
剣持が言い切るよりも早く、伏見がそっと手元のJoy-Conを膝の上に置いた。
『でさ。もう1個の罰ゲーム、始めましょ』
振動が走った。
小さな機械音とともに、膝から伝わる微細な揺れ。
最初はただくすぐったい程度の刺激に過ぎなかったのに、熱を帯びた身体には妙に鋭く響いた。
「……っ、は……ちょ、なにこれ……っ」
『どうしたんスか? もう反応してるんスか?』
言葉の軽さとは裏腹に、視線は深く絡みつく。
剣持の呼吸が荒くなる。指先がぴくりと震え、思わず腿を閉じた。
「や、めろっ……っ、やめろって言ってるだろ……っ」
『へぇ……それ、拒否ってる声に聞こえないッスけど』
伏見の親指がJoy-Conを少し押し込む。振動が強くなり、剣持の喉が引きつれた。
息が途切れる。唇が震える。
「っ、ぁ……っ、やだ、やめっ……バカっ……」
『刀也さん、声、漏れてるッスよ?』
どんどん言葉が崩れていく。頬が火照り、背中に汗が滲む。
Joy-Conの角が腿に食い込んで、その振動が脳まで突き抜けていくようだった。
「っ、やだ……もう……っ……やめ……」
『じゃあ、やめて欲しいってちゃんとお願いして?』
顔を逸らした剣持に、伏見の手がそっと添えられる。無理に動かさず、ただ包むように。
剣持の目が揺れた。
「くっ……ほんと最低……っ」
『でも、そういう刀也さん、俺のベッド入ると甘えるクセあるッスよね?』
「黙れ……っ、ほんと、黙れ……」
剣持は身体を縮こませる。けれど拒絶ではない。ただ、逃げることを諦めただけ。
伏見はそんな彼の耳元で、ささやくように言った。
『次はJoy-Con、いらないッスね』
その声が、余計に体温を上げた。
暗がりの中、何も言えなくなった剣持の呼吸だけが静かに震えていた。
「……あ、っ……う、そ……なんで……」
『効いてきたッスね、ちゃんと。いや~、想像以上に素直でカワイイなあ、刀也さん』
呼吸が不規則に波打つ。
身体の奥が熱く火照って、全身から汗がにじみ出す。
剣持は震える指でJoy-Conを払い落とすが、その振動の余韻がまだ腿に残っていた。
「っ、ふざけんな……やめろって言ってるだろ……!」
『じゃあ、なんでそんな声で言うんスか。やめさせたいなら、もっと本気で抵抗しなきゃ』
ふざけた口調。でも伏見の目は冗談じゃなかった。
じっと見つめられて、剣持はごくりと喉を鳴らす。
「こ、の……変態……ッ」
『はーい、変態でーす。刀也さん限定の。』
伏見は軽く笑いながら、ふらつく剣持の腕を取った。
反射的に振り払おうとする剣持の力は、もう弱い。
「っ、ま、て……どこ連れて……」
『どこって、決まってるじゃないッスか。』
引きずるように歩かされ、扉の奥。
ベッドのある寝室に踏み込んだ瞬間、剣持は一瞬、足を止めた。
伏見の私物が無造作に置かれたその空間には、妙に生活感があって、逆に逃げ場がないと感じさせた。
「……ここ、は……っ」
『ちゃんと横になってもらう部屋ッスよ?』
伏見は剣持を背中から抱えたまま、ベッドの端に腰を下ろさせる。
剣持は無意識に脚を閉じて、伏見の視線を避けるようにうつむいた。
「……ッ、もう、ふざけんな……ほんと、最低だぞ……」
『最低でも、俺から逃げないじゃないッスか。』
「うるさい……お前みたいなやつ、信じられるわけ……っ」
言いかけて、喉が震える。
伏見の指が、頬にかかる髪をそっと払う。
その手つきがやけに優しくて、剣持は何も言えなくなった。
『信じなくていいッスよ。感じてくれりゃ、それでいい』
「っ……なに、言ってん……だよ……っ」
唇が、伏見の手で軽くなぞられる。
そのまま、伏見は剣持の耳元に唇を寄せる。
『――あとは、俺のやり方に、慣れてくださいね。ガッくん』
剣持の全身が小さく跳ねた。
喉の奥で、何かを飲み込むような音がした。
もう否定も怒鳴りもせず、ただ、ベッドの上で息を殺すように座っていた。
『脱がせていいッスか?』
伏見の問いは優しげだったが、指先はすでにシャツのボタンにかかっていた。
返事も待たずに、一つ、また一つと外されていく。
「……や、だ……」
弱く掠れた声に、伏見の手が止まる。
『やだ、って声じゃないッスよ? ちょっと息荒いし、耳赤いし。』
「……っ、うるせぇ……触んな……」
視線を逸らしたまま、剣持は伏見の手を払おうとする。
だがその手は、伏見にあっさり握られて、ベッドの上に押さえられる。
『ちゃんと見てよ、刀也さん』
「や……見たくねぇ……っ」
『じゃあ、感じて覚えてくださいよ』
伏見の手が剣持の素肌に触れる。
首筋から鎖骨、胸元へとゆっくりと撫で下ろされるような動き。
指の腹が優しくなぞるたびに、剣持の身体が小さく跳ねた。
「っ……や、めろ……ばかっ……」
『こっちはまじめなんスけどね? すっごく。』
剣持の肌は熱を帯びていて、触れるたびに反応が返ってくる。
伏見の指が下腹に滑った瞬間、剣持はびくっと大きく震えた。
「っ、ひ……っ、そこ、や……っ」
『ああ、やっぱり弱いトコここッスね。ちゃんと覚えとこ』
伏見はそのまま、唇を首筋に押し当てる。
(ちゅっ)という軽い音とともに、舌先で肌をなぞり、甘噛み。
剣持の背筋がぞわりと震えた。
「ふ、ぁ……っ、や……やだ……」
『可愛い声出すクセ、もうバレバレッスね。剣持くん』
「な、まえ……っ、勝手に呼ぶな……っ」
『じゃあ“ガッくん”で呼ぶッスか?』
「っ……やめ……やだ、まじで……っ」
震える声を無視して、伏見は体を覆いかぶせるようにして、もう一度唇を押し当てる。
今度は強く、噛むように――
「い……っ! ……なに、して……っ」
『あ、今のは印ッス。あとで見ても分かるようにね』
剣持の首筋には、赤く残る跡。
汗ばんだ身体を伏見の手が優しく撫で、唇でなぞっていく。
「っ……ふ、ぅ……ぁ、やだ……」
『もっと、気持ちよくなってもいいんスよ』
剣持の目元が潤んで、反射的に伏見のシャツを掴む。
その手に、伏見は口元を緩めた。
『……抵抗、しなくなったじゃないッスか。』
「……ちが……、これ、は……っ」
『大丈夫ッスよ、全部俺に任せて』
低くささやかれる声に、剣持はつい、また目を逸らした。
唇がもう一度触れ合い、深く、濃く、重なった――。