元貴は顔を赤面させ、目を逸らし 腕で顔を隠した 。
部屋が真っ暗でも分かるこの赤さ ….、
その姿がなんか ……….こっちまで恥ずかしくなってきた…… 。
中野: もときぃ …..私もう寝るね
大森: え 、なんで ?!
顔を真っ赤にしたまま 、驚いた顔をする 。
中野: なんでもないけど …眠たいから寝る
大森: ….あ 、そっかごめん 。お風呂待っててくれたから 、?
中野: ううん …別にそういうわけじゃないけど急に眠たくなった
大森: 分かった 、おやすみ
声を聞いてから 、元貴に背中を見せる 。
これで 、恥ずかしさがバレずに済むはずだ 。
大森: …….ねーえ
大森: こっち向いてよ
大森: かわいいお顔見せて
中野: ~~?!
「 かわいいお顔見せて 」だけ耳元で言うもんだから 、
体がビクッと跳ねる 。
中野: …ねぇ …もう寝たいん 、だけど …っ
大森: こっち向いてくれたら寝させてあげる
中野: やだ …恥ずかしい
大森: なんで 、いつもこっち向いてくれるじゃん
中野: ….なんか今日は慣れなくって ….っ
大森: どうゆうこと ….じゃあもういいや
大森: 寝れないようにずっと意地悪しちゃうもんね …っ
________意地悪 …..。
元貴が言った言葉が頭の中でグルグル回ってる 。
意地悪ってどういうこと?
何されるの ?
分からなくて 、考えていたら元貴がふっと笑って
耳にふーっと息をかけてきた 。
中野: ひゃっ ….?!
大森: ……声かわい
大森: 変な気分になっちゃいそう
そう語尾に♡がついてるみたいに甘い声で言う元貴 。
中野: どうしたの ….?
大森: ん ?♡
中野: 目がそっち系の目に ……なってるよ
大森: んーん 、気のせいだよ ? ♡
中野: 気のせいじゃない ….. よくないよ ……笑
大森: っね …..目とろんってしてる 、♡
中野: …だって眠いも~ん …っ
大森: んー ….じゃぁ 、もう先寝させたげる
中野: 上から目線 ……笑
大森: ふはっ 、おやすみ 、笑
にこっと得意な可愛い笑顔を見せて 、
寝ている涼ちゃんの方をちらっと見ながら 、ベッドから起き上がる 。
中野: え …どこいくの?
大森: ん? 、ちょっとトイレ ….笑♡
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