「You、誕生日おめでとう」
『ありがとうパパ』
「1歩大人の女性に近ずいたね」
「そんなYouに大事な話がある」
『大事な話?』
いつもはおちゃらけている父親が珍しく真面目な顔をしている
「You、君は..」
ごくり。ゆっくりとつばを飲む
「魔法使いなんだ」
私の聞き間違いだろうか。魔法使いだなんて
『パパ、もう1回言ってよ』
「Youは魔法使いなんだ」
やはり聞き間違いではない。でも魔法使いなど存在するのだろうか
「正確に言うとYouは混血なんだ」
「僕は普通の人間、そして君のお母さんは..」
『魔法使い?』
「ああそうだ」
今まで母親の話など聞いたことはあまりなかった。ただ私が幼い頃に死んだとだけ
「彼女は少し前に魔法使いの世界の戦争に巻き込まれて死んでしまったんだ」
そして父親から色々なことを聞いた
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