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シクフォニ様二次創作
※すちみこお付き合い済み
※通り魔に追われています(?)
みこと「すっちー?大、丈夫⋯?」
すち「ゲホッ⋯」
みこと「ほら、俺に捕まって、あいつが来ちゃう!急ごう?」
すち「だめ⋯だよ、俺、多分死ぬ⋯」
みこと(やばい、お腹の出血が⋯!)
みこと「大丈夫、まだ間に合う!俺がおぶるから、大丈夫、お願い、耐えて?」
すち「だめ⋯ここで、逃げなきゃ、みこちゃんも⋯」
みこと「いや、まだアイツはいない、お願い、来て⋯。ね?」
モブ「っ⋯待ちやがれ!逃げんなカスが!」
すちみこ「⋯!」
すち「⋯みこちゃ⋯はや、っく⋯」
みこと「⋯!」
すち「急いで、早く、警察をっ⋯」
みこと「無理だよ、見捨てるなんて⋯」
ドンッ(すちがみことを押す)
すち「お願いっ⋯!」
みこと「⋯わかった。急いで帰るからっ⋯」
タッタッタッタッ⋯
すち「っ⋯」
モブ「手間かけさせんなや!」
グサッ。
みこと「こっちです⋯!早く⋯!」
警察「わかりました、」
みこと(急げ、急がないとっ⋯)
警察「!?」
みこと「どうしまし⋯」
え?
そこには、最愛の人⋯いや、人だったものが地面に横たわっていた。
酷い有様だ。
顔は裂かれ、原型が残っていない。
切断しようとしたのだろうか、右手首の骨は断ち切られ、皮一枚で繋がっているような状態。
なにも言葉が出てこなかった。
警察「この方で間違いないですか?」
原型は残っていないが、わかる。
でもどうしても認めたくない。
『これ』が『すちくん』だと。
でも、『これ』は⋯
右耳につけたお揃いのピアス。
俺に連絡をしてくれる携帯。
いつも持っているカバンには、今日食べようと言っていたプリンが2つ。
『これ』は
みこと「はい⋯そうです⋯」
紛れもない『すちくん』だった。
警察「すみません。殺人事件です、あぁ⋯被害者は、亡くなられています。はい、わかりました、」
警察「すみません。裏路地ではここを見つけるのが少し大変なので、向こうの道路の警察を連れてきます。」
みこと「はい、わかりました⋯」
すちくん。
『これ』がすちくんなら俺はっ⋯
そうだ、今は周りに人がいない。
みこと「これでずーっと一緒だよ♡」
すちくん♡
警察「こっちだ、急げ!」
タッタッタッタッ⋯
警察「⋯いない」
そこにあるのは血まみれになった地面と、犯人のものとみられる包丁。
そこにあるはずの『死体』は見当たらない。
警察2「死体は別の場所に遺棄されたのか?」
警察「いや、ここに『あった』んだが⋯」
警察3「もう一人だれかいるって言ってたよな?」
警察「っ⋯!」
警察「そいつが、持って行ったってことか⋯」
警察3「状況から見てそうだろう。」
警察2「そう仮定するなら、急いで探せ!」
みこと「すちくん⋯♡」
俺は今日も『すちくん』を抱きしめている。
飲まず食わず、丸2日。
警察は『死体』を探しているんだろうが、
俺には関係ない。
抱きしめているのは『すちくん』だから⋯♡
俺のすちくん。誰にも渡さない。
腐敗してウジが湧き始めているが、
相変わらず奇麗な顔⋯♡
何度も抱かれた指を見てみる、
また触ってくれないかなぁ⋯と妄想しただけで頬が紅潮してきたなぁ。
俺はとっくにすちくんに堕ちているみたい♡
みこと「一生一緒だからねっ♡」
ピンポーン
みこと「あ〜、せっかくすちくんと一緒にいたのに、邪魔しないでよね。」
ナデナデ
みこと「ちょっと待っててねすちくん♡」
テチテチテチ
みこと「はーい、(インターホン越し)」
警察「警察のものです。死体を持って行った疑いがあなたにかかっています。」
警察2「これは立派な犯罪です。早く出てきてください。」
みこと「何のことですか?『死体』なんてこの家にありませんよ」
警察「いえ、死体⋯すちさんのことはもうこちらで身元を特定しています。」
警察3「このマンションのロビーにすちさんのものとみられる血痕がありました。ここにいるのはわかっています、これは任意ではありません。早く出てきなさい。」
みこと「っ⋯」
バレるなんて⋯
まぁ当たり前か、犯罪なんてやったことないし、証拠の隠し方なんて知らないよ。
でも、すちくんが連れて行かれちゃう?
嫌だよ、そんなの、
すちくんと居られなくなるくらいなら、
俺は⋯
部屋に入ってガソリンを撒く。
最期まで、君と添い遂げるよ。
バァン!
警察「どこだ!?急げ!」
みこと「はぁ⋯」
不法侵入なんて酷いなぁ、
ここは俺とすちくんの家なのに⋯
シュッ⋯
マッチなんて何年ぶりだろうか。
そんな事を考えながらガソリンにマッチを落とす。
警察「なんだ!あそこの部屋から火が!」
ガチャ、ガチャ、
警察3「なんだこの扉、開かねぇぞ!」
警察「いい、蹴破れ!」
こんな愛しいすちくんを警察こどきに見せるつもりはない。
だって『俺の彼氏』なんだから⋯♡
他の男に見せるなんて、ありえない。
見つかるまいと、すちくんを抱えながらクローゼットに閉じこもる。
警察「クソっ、火が⋯!」
警察2「どういうことだ、ここにもいないじゃないか⋯!」
警察3「急いで探せ!」
大丈夫だよ、すちくん。
二人で逝くのも悪くないでしょ?
みこと「すちくん、愛してるよ。」
ー後日ー
続いてのニュースです。
〇〇市ととあるマンションにて、火災が発生しました。この火災による死亡者は1人で、クローゼットの中で死体を抱いた状態で発見されました。亡くなったのはその部屋に住むみことさんという方で、警察の事情聴取の際に部屋に火を放ったとみられています。
抱かれていた死体は四日前に通り魔の被害にあい、死亡後行方不明となっていたすちさんということが発覚しており、警察は事件の調査に追われています。
ーFinー
すみません。駄作です。
長々とありがとうございましたm(_ _;)m