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葛葉「もしもし」
葛葉の母「久しぶりね、元気?」
葛葉「んーまぁまぁ。で?要件は?」
葛葉の母「そろそろあなた誕生日でしょう?パーティーがあるから一度帰ってきなさい。」
葛葉「えー」
葛葉の母「…ちょうど、ナナも一緒にいるそうね?」
葛葉「…勝手にこっちに来たんだよ」
葛葉の母「いいじゃない、一緒に帰ってきなさい」
葛葉「…へーい」
ブチッ
葛葉「おい、ナナ!」
ナナ「なによいきなり。」
葛葉「パーティーするから一回帰ってこいって言われたんだけどよ、お前も一緒にだとさ。」
ナナ「あら、素直に帰るのね?」
葛葉「…駄々こねても面倒くさくなるからな」
ナナ「わかったわ。でも、その前にこの前言ってた携帯?というものを買ってほしいわ!」
葛葉「…何に使うんだよ…」
ナナ「サラと連絡とるためよ」
ナナ「いいでしょ?」
葛葉「はぁ、わかったよ」
ナナ「この薄っぺらいのが携帯なのね!」
葛葉「使い方はーーー」
ナナ「わかったわ!」
葛葉「ん。余計なことはすんじゃねぇぞー」
ナナ「わかってるわよ!」
ナナ『サーシャに携帯買ってもらったわ!』
星川『おぉー!しっかり使えてんね!これから連絡とろうねー!』
ナナ『ところで、相談があるのだけれど…』
星川『なになに?』
ナナ『それじゃ、この日によろしく』
星川『はーい!』
ナナ「よし…」
パーティー当日
葛葉「はぁ…めんどくせー」
ナナ「あなたを祝うパーティーなのよ?しっかりしなさいよ。」
葛葉「はいはい、じゃあいくぞー」
使用人「おかえりなさいませ」
葛葉「ん。」
ナナ「それじゃ、私も支度をしてくるわ。先に会場に行ってて。」
葛葉「言われなくても。お前支度時間かかるし。」
ナナ「ドレスだからしょうがないじゃない!」
葛葉「へいへい」
ナナ「よし、ーーー?」
葛葉(はぁつまんねー家でゲームしてたほうがよっぽど楽しい…)
???「今、家でゲームしてたほうが楽しいとか考えてない?」
葛葉「は…???叶?なんでここにいんだよ?!」
叶「ナナから招待もらってね。しかも、僕だけじゃないよ♪」
星川「こんちゃーす!」
ローレン「よ!」
不破「すげー!」
りりむ「やっほー」
葛葉「なんで…」
ナナ「あなたが向こうでとても楽しそうだったからよ」
葛葉「ナナ!お前母さんには許可もらったのかよ?!勝手に魔界に人間いれて…」
ナナ「許可は取ったわよ?『サーシャの仲の良い人間の友だちを招待してもいいか』って」
葛葉「…。」
ナナ「…あなたにとって、誕生日は最高の日にしてほしいと思ったからよ」
葛葉「…ありがとうな」
叶「ナナがね?僕に相談してくれたんだよ?」
葛葉「?なにを」
叶「サーシャが喜ぶことはなんだと思う?って」
ナナ「ちょっ!///」
不破「それで、俺等も招待してくれたってこと」
星川「私こんなきれいな場所初めてきたよ!それに、ナナちゃんもかわいい!」
ナナ「えぇ、ありがとう」
りりむ「私も久しぶりに魔界に帰ってきたから、葛葉のお母さん達に挨拶してくるー!」
ローレン「そういえばりりむさんも魔界出身だったな…」
葛葉「ナナ」
ナナ「?なにかしら」
葛葉「その…ありがとうな」
ナナ「ふふっどういたしまして。それじゃ、主役は前に行くわよ」
葛葉「は?」
ナナ「あなたに挨拶したい者はたくさんいるのよ?ほら、行くわよ!」
葛葉「おまっ!俺の感謝を返せー!」
叶「ふふっ二人楽しそうだね」
星川「ねー!今度はナナちゃんの誕生日会に来ましょうね!」
叶「その時は葛葉に相談しなきゃね」
星川「ていうか、葛葉さんっていつもはだらしないのに、今はすごいかっこよく見えますね…ちゃんと貴族なんだ…」
叶「だねwちょっと昔の感覚が戻って来たんじゃない?ほら」
葛葉「ーーー。ナナ、行くぞ。」
ナナ「えぇ」
叶「ナナをしっかりエスコートしてるし、話し方もいつもと違うw」
ローレン「なんか調子狂うな…あんなしっかりしてるとこ今まで見たことないし…」
葛葉「おい、聞こえてるからな?ローレン」
ローレン「ア゜」
りりむ「お久しぶりです!」
葛葉の母「あ、りりむさん!お久しぶりです。今日は来ていただいてありがとうございます。お父様には挨拶されました?」
りりむ「まだです!これからしにいきます!ーーー」
葛葉の母「ーーー」
葛葉「ふぅ…」
ナナ「お疲れ様、サーシャ」
葛葉「久しぶりにこういうのすると疲れるわ」
ナナ「たるんでる証拠ね」
葛葉「まぁな」
ナナ「改めておめでとう、サーシャ。これからもよろしくね?」
葛葉「はいはい」