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「えーっと…と、取り敢えず…どりゃあぁー!」
雄叫びを上げながら突撃するが蜘蛛の怪物の脚に弾かれ、壁に叩きつけられる。
「いったぁ〜…」
「カードデッキに入ってるカードを左手にあるバイザー…ホップバイザーにセットして。」
再び声がし、灰原はそれに従う事にした。
「コイツか!」
カードデッキからカードを引き抜き、ホップバイザーに読みこむ。
ソードベント
ソードベントと鳴ると地中から剣が飛び出してくる。
「お!剣だ!よっしゃ!」
剣を握りしめると再び突撃する。
「今度は喰らわないぞ!」
再び脚が迫ってくるが落ち着いて剣で切りつける。
「よし!」
横からの脚を剣でガードするが弾かれ、少し後ずさる。
「他にカードは…」
カードを引き、バイザーに読み込む。
ガードベント
その後地中から盾が飛び出し、そのまま左手に装着される。
「おおっ!」
再び迫る脚を盾で防ぎつつ斬りつける。
「もっと何かカードは…あった!」
更にカードをバイザーに読み込む。
アドベント
地中からホッパーが飛び出してくる。
「おおっ!すげー!よしっ!いけー!」
ホッパーは蜘蛛の怪物に飛びかかり攻撃する。
「トドメのカードないかな…?」
カードを引き抜き、バイザーに読み込む。
ファイナルベント
「よっ!」
ホッパーに飛び乗るとホッパーは飛び上がり、空高く舞う。
「ここで…キック!」
ホッパーから飛び降り、キックの体勢をとる。その後ホッパーが羽ばたき、風を纏う。
「おー!なんか強そうなキック!おりゃあぁー‼︎」
キックが蜘蛛の怪物を貫き、爆発する。
「おおースッゲー!カッケー!」
蜘蛛の怪物から光の玉が現れ、ホッパーはそれを食べると地中に潜って行った。
「はえぇー…ん?」
一息付くと体から塵のようなものが出始めた。
「うおっ?!何だこれ…」
「この世界での活動限界だね。早く戻った方が良い。死んじゃうよ」
「マジか…ってあっ!さっきの!」
今度は姿も見えている。
「言っておくけど入った所と同じ所からじゃないと出れないから。早くした方が良いよ。」
「え…!い、急がないと!」
灰原は入ってきた鏡を目指して走り出し、飛び込む。
「ふぅ…帰って来れた〜…ってなんだかんだ買い物してないじゃん!早く買い物して帰らなきゃ…」
灰原は気付かなかったがバイクのサイドミラーには謎の人物が映り込んでいた。
「あれが…仮面ライダー皇…早いうちに消しておくかね。」
謎の人物はそう言うと消えて行った。
to be continued