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#もふテロ
「うっ、臭い…」
「これが、宝に化けるんだよなぁ!」
俺は生ゴミを次々と手に持つ。
「ほら、シャロンも持って!」
「えぇぇぇぇぇ!?」
そして、畑に持って行った。
「さぁ、ここからが始まりだ。
生ゴミの袋を解いて生ゴミと土を均等にまぶす。
そして…
俺の力が発動って訳さ。」
「は、はぁ…?」
シャロンはどうも懐疑的だ。
「スキル・合成!」
俺はスキルを発動した。
土と生ゴミが発酵して一体化する。
そして…
ふかふかの土が出来上がったのだ!
「ま、ま、マコトさん!
これは…!!!」
「あぁ、俺の故郷の言葉で生ゴミコンポストっていう言葉があってね。
まさに、それだよ。
こんなに上手くいくとは…
まぁ、とにかくこれで種を撒こう。」
俺達はニンジン、じゃがいも、アスパラの種を蒔いた。
ふぅぅぅ…
疲れたなぁ…
「あ、今お湯を沸かしますね。
身体拭いて下さいね。」
風呂…
入りたいなぁ…
♦︎♦︎♦︎
そんなこんなで、翌日…
俺はシャロンの叫び声で目を覚ます事になる。
「マコトさぁぁん!!!」
「どうしたんだよ、シャロン…
まだ、夜明けじゃないか?」
俺は眠たい目を擦りながら、そう言った。
「や、や、野菜が!!!」
「え、枯れた…?」
「ぎゃ、ぎゃ、逆です!
なっているんです!」
「まさかぁ、だって昨日植えたばかりで…」
「本当ですからぁ!
来てください!!!」
そうシャロンに言われて半信半疑で畑に向かった。
そこには、にんじん、じゃがいもの葉がふさふさと生え、アスパラがぶっとく生えていた。
「ま、マジか…」
「ど、どうしましょう!?」
「とにかく収穫だ!」
俺達は手分けして収穫する。
じゃがいもは籠いっぱいになり、ニンジンも20本はある。
「よぅし、今日はじゃがマヨとマヨアスパラを売ろう!」
俺はマヨアスパラをデビューさせることにした。
「アスパラあまーい!」
「このアスパラ太くて食べ応えがあるわぁ。」
「マヨネーズの酸味といい感じだぜ!」
と、言われてマヨアスパラは大人気!
じゃがマヨも売れている!
そして、シャロンの畑が豊作な事は街の噂になって行った。
それから、俺には畑を耕してほしいという依頼が舞い込むようになってきた。
俺はもちろん街の人たちの為なので、快諾した。
「こんにちはー!
畑耕しにきました!」
そうして、貧乏街エマリオは農業街エマリオとして生まれ変わろうとしていたのだ。
新鮮な野菜達は街の人たちのお腹を潤し、隣街からも買い手がやって来始めた。
俺はずっとこのささやかな幸せが続くと、そう思って居た。
この時はまだ。