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「オギャー!オギャー!」
あれ、ここどこ?って赤ちゃんの声!?もしかして私、転生しちゃった!?でも、記憶が…ある!昨日の酔っぱらい具合も、友達の名前、お母さんの名前も!
「よしよぉち、いい子だから泣かないで〜」
えっ、誰誰だれ!?てか、私赤ちゃんなの!?どうなってるの!?
「さっき、ミルクは飲んだわよね…だったらなんで泣いてるのかしら、」
え、もしかして新しいお母さん!?嫌よ!私は美人のお母さんしか受け付けないわよっ!
…って、くっそ美人じゃない、ふざけんじゃないわよ!?
「あう!おぎゃ!」
やっば!声にでてた!
「おっ、元気でまちたねー!」
美人で声が可愛いお母さんなんて勝ち組じゃない!
ヨッシャアア!
「ぎゃぁ!!」
やっべ、また声出てた!くっそ、この体すっげぇ不便!
「おぉ、よちよち、お父さんいないから不便ねぇ、」
え、母子家庭なの!?前世でもそうだったな、って、もう私は新しい人生を歩むの!前世なんて考えるな!
「んー、なかなか泣き止まないわね…高い高ーい!」
お母さんらしき人は高い声で言った。
イヤァァァア!高すぎる!このお母さんどんだけ背が高いの!?いや、え、記憶ない方が良かったかも、死ぬほど怖え、
「きゃっきゃっ!」
なんで喜んでるのよ〜!泣くわよもう!?
「あら、良かった!お気に入りね!」
大嫌いですけど!?
「もう少しで保育園入れまちゅからね〜!」
え、保育園、へっ?ちょっと待てい!保育園!?認めんぞ!?
「あう!あ!や!」
あ、よし!いやって伝わったよな…!
「やったー!だね!うれちいね〜!そろそろ”まま”って言ってくれないかしら、」
ヴッ、言ってやるわよ!ままくらい!
「ああ、ん、mummy!」
やっば、発音くっそ良くなっちまった。てへぺろ(´>ω∂`)
「えっ!この子天才!?飛び級できるんじゃない!?」
は?いやいやいやいや、無理無理無理!アホか!
私は手を伸ばし、猫の嫌がり方をしてしまった。
「可愛い〜!実家のねこを思い出すわ~!猫の生まれ変わりねきっと!」
目を輝かせ、お母さん?はいった。
ただの社畜OLの生まれ変わりなんですぅ〜!
「もうこんな英語も話せとけば、保育園もすぐ行けるわね!」
っざけんな!無理無理無理!集団とか会社員の第1歩よ!?いや、もしかしたら他の仕事も…
あー、友達の仕事とか良さそう!
「あう!」
私は無邪気に返事をしてしまっていた。
「あら! ちゃんもそう思うのね!」
あれ?名前がよく聞こえない?
ピンポーン
「あ、はーい!ちょっとまっててね〜」
お母さんは足音を立てずに玄関へ向かった。
「んー、まだちゃベレないわよね…」
ん?
「えっ、えぇぇえぇぇ!?あたち、ちゃべれてる!?」
まだはっきりと発音はできないが、私はしっかり喋れていたのだ。
「しょれにちても、このからだはいったいなんちゃいなの!」
「あー、ちょうだ!ままのまねちよう!」
「ちゃかいちゃかーい!ちょっとまっちぇちぇねー!」
ガタッ
何かが落ちる音がした。後ろをむくとそこには…
「まっ、まま、」
目を見開いてるお母さんが、
「本当に、1歳なの…?」
しまった〜!1歳だったかー!!!
「よし、年中に飛び級させてもらいましょう!」
え、え、え!?やめてくれ〜!
明日から始まる保育園生活。一体どうなるのか。
_____終わり_____