「本当に最悪だ ….」そう言いたくなるのもきっと無理はないと自分でも思う。
鷹津日和 高校二年中退理由学費不足…….
唯一頼れる場所だったのに….それもそう、私は家族も親族もとっくに死んでいて私しかもうここにはいない、一人で使うには広すぎる母屋だと思う。学校にいくことが私には最後の拠り所だった、スマホも買えない私にとっては困った時に唯一頼れる人たちが少なくともいたところなのに、これじゃあ、連絡も取れない…..バイトをしょうかと思ったけど、私はかなり人と関わるのが苦手なのだ。どうしてもバイトしたくともそのようには簡単にはいかない。
「はぁー」ため息を着きたくなるほど部屋が埃まみれ、なにもこうも一人で掃除したってきりがないし、なによりボロすぎるお家。そう、これは要は「趣がありすぎる….」とっつこみたくなるくらいだ。
そうおもいながら雑巾がけを嫌々やっているところだった、ドンッ!
「いっ…..」バサバサ!!!私に痛いと言わせないかのように古い書類がいくつも私の頭に降ってきた、棚のかどにぶつけた痛さが残っていることや学校の中退なにより降ってきた埃まみれの古い書類についに私は只一人言葉を吐き捨てた「ああもう!ゴホッゴホッゴホ…なんで今日こんな悪い日なの?!」埃が目に入って目が痛いくて閉じてた目を開けた時だった、落ちてきた書類の中に一際古くてみすぼらしい紙切れが落ちていた、(こんなの捨てればいいのに….)
それをつかの間一緒におばあちゃんとの写真が一緒に紙クリップで後ろに止めてあった。(ああ….どうしてこんな時に…)おばあちゃんは短命の中でも一番長生きだったから一緒にいた時間が長かった、いろいろ教えてくれた。そのなかでも面白い話しを私は覚えている。それは「うちの遺族の誰かがね仙人と仲良かったんだよ、本当かはわからないけどそういういいたえがあるんだよ」といつものように話してた。そしてみすぼらしい紙切れに目を移した時だった、
世の中こんなことがあるんだな……..
コメント
2件