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成りゆきで母の朋美と渡辺脩が
引っ越しを始めた。
笑顔で見送る渡辺さんが
「由岐ちゃんと茜ちゃん持つから」
「でもまだまだありますから」
業者も入った。
移ったら俺の家族に挨拶に行くから、
「え?…脩さん、食事はどうしますの」
向こうにお手伝いさんがいるから良いだろ。
着る物変えないと。
「ラフなスタイルで良いから」
「そんな…」
義理の母に合うのが辛いってお母さんが言ってた。
辛い時も嬉しい時も貫いてきた母を観てきた。
夕方、専門店でお酒、ワインを買い占めた
「沢山の果物も、由岐持ってね茜お酒」
「これって全部持つの?…」
「朋美さん俺が持つから」
「悪いわね」
「親父~居るか!」
男物の靴が出てた、
「坊ちゃま~笑っお帰りなさい」
「雅恵さん君?…」
「脩、新木の親父さんだよ」
「しばらくですねぇ」
「ちょっと脩さんお帰りなさい何で連絡しなかったのよ」
紹介する親父の渡辺聡、由利子さん笑っ新藤朋美さんに娘の由岐ちゃんと茜ちゃんだよ
「知り合い?」
「嫌俺の家族になる彼女」
「あららまあお父さんよい人が見つかったわね」
「それ何?」
「新木が息子の嫁探しだよ」
「新木和夫が2人の息子の長男の嫁探してくれないかって」
由利子の友達の娘がいるからって
「ほんまに大変よね笑っ朋美さんって言ったわね。誰かいないかしらねぇ」
「はあ…私の同級生では子供達はまだまだ学生さんばかりですから…」
「朋美さんに聞くの間違いだろ…」
「また拘るのか?脩」
おいでお嬢さん達、ヨーグルト作ったから雅恵さん~
「はーい奥様?」
「できる前にこの子達にヨーグルトあげてね」
怜子、
「何よお母さん…」
脩さんのお嫁さんと娘さん達だよ
ふうん、こんにちわ笑っならお手伝いしてくださる?
エプロンを差し出した。
「玲子さん君まで俺の嫁を使うのか…」
「当たり前ですよ嫁なら」
「やります。エプロン貸してください」
キッチンに入りお邪魔致します
お姉ちゃん…
「お母さん前に料理店で働いてたから」
「そうなの?」
「雅恵さんお手伝いさせて頂きます」
お客様ですからお座りになってください。
ダイニングテーブルの食材を
メニューは?
てきぱきと
パエリヤ、
蒸し器あります?
焼売があったから、
蒸かし器に入れて、
包丁さばきが
「ねぇ彼女何者?…」
脩さんが立ってきた
「お母さんが何かしました?」
「由岐いらっしゃい笑っ」
良いの?…
レタスをカットした手先が器用な由岐が
お姉ちゃん私もやりたい!
玲子お母さんが
「あなた朋美さんが一人で料理してるわよ!」
新木和夫さんが
息子の嫁に良いな。
「え?誰の事…」
「娘の由岐ちゃんだよ笑っ」
「私は学生です…お母さんの見真似でしてるだけですよ!お父さん私帰りたい!」
「由岐!!あなたお父さんの自宅に来てわがまま言わないでよ私を困らせないで…」
新木さんが俺帰るわ!
「いてください。すみませんでした謝りなさい由岐…」
「お母さん…」
「おじ様ごめんなさい…」
「別に謝る事ない私が先走りしただけだ」
「自己紹介してなかったな」
「親父の妹の旦那だよ笑っすまなかった朋美に由岐ちゃん」
でもさっきの結婚相手の事言われたから。
確かいくつになる?叔父?
「兄は26の祐輔下がまだ大学生で君より4歳上の大輔頑固者だけどな笑っ」
「ボーイフレンドいるのか?君達は」
「居ません!」
「でも由岐ちゃん頭が良いからなぁ」
「お父さんやめて…」
「でも感じが良くて安心した笑っ」
由利子?…
おふくろさん…
「口出さないわよ笑っ玲子あなたもよ再婚するなら良い人見つけなさいよ!」
母さん…
「お義母様出来ましたよ笑っ雅恵さんがお手伝いしてくれましたから」
玲子に声をかけられた。
ごめんなさいね妬いたのよ脩さんが彼女連れて来たから…
「そんな事で?」
朋美?…携帯電話鳴ってるよ。
出て貰えます?
「はい渡辺ですが…」
『渡辺?誰だ!朋美を出せ!南戸だ』
「朋美、南戸からだ!」
すみません…
廊下に出た
お父さんからだよ…茜落ちつきなさい…
「何かある?」
勝手に出ていったのはあなたでしょ!籍抜いたわよ!
『だからといって渡辺って誰だよ!』
「渡辺脩さんよあなたと同級生だった!」
『帰る場所がない…より戻したい』
朋美さんが可哀想にそんな事が会ったの…
「泣かないで茜」
「お姉ちゃんはしっかりしてるわね」