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素敵✨
わぁぁぁぁぁぉぁぁあぉ!!!!!!!神!!神神神!!!!😇😇😇😇 神小説すぎる...!!! シルバーも嬉しいんだろうよォ、、うん、、((#♡-♡#)) めっちゃ好きです、!!
ある街へ足を運んだ
クリスマスが近いということもあり、クリスマスツリーが飾られていたり、イルミネーションが飾られていたりして、とても賑やかだ
もう少しこの綺麗な景色を見ていたいが
今日は用事、というか呼ばれてここへ来たのだ
数日前、たまたまここへ足を運んだときだった
自分のすぐ横を青い風がふいた
「、、どうしたんだ、ソニック?」
青い風は実体となり、自分の前で止まった
「いや、お前がここにいるの珍しいなぁーって思ってな」
青い針を風になびかせているのは
ソニックザヘッジホッグ、
何度も世界を救い、老若男女みんなを魅了してしまうヒーローだ
「あ、そうそう!シルバー12月21日空いてるか?」
予想もできない急な質問に一瞬戸惑う
「空いてるけど、、」
「そうか!なら21日そこの公園に来てくれよな!」
「え、ちょっとm」
「じゃあな!」
と、詳細を聞かされていないのである
少し足早に街を抜け、公園に向かう
「おーい!シルバー!」
公園の中から自分を呼ぶ声が聞こえる
「ごめん、待ったか?」
「いや、オレも今来たとこだぜ」
自分の前に立っているソニックはいつも以上に笑顔で
余計不安になってきた()
「呼び出して早々悪いけど、目瞑っててくれないか?」
「え、なんで」
「いいから!」
そう言われ、目を瞑る
「じゃあ、行くぜ!」
ソニックに手を取られ、人の沢山いる街を通っていく
曲がることもなくただ真っ直ぐ
(、、、、?)
目的地についたのか走る足が止まった
だが、何も言われず歩き出す
雰囲気が変わり建物の中に入ったらしい
建物の中は暖かいが静かだった
「シルバー、目開けていいぜ」
そう言われ恐る恐る目を開ける
「!?」
パーンッとクラッカーが一斉になる
なにが起きたのか突然のことすぎて理解できなかった
「ビックリしたか、シルバー?今日はお前の誕生日だから、みんなで準備してたんだぜ?」
あ、そうだ今日は自分の誕生日だ
今、言われて思い出した
それで呼び出されたのか、、、
「シルバーさん!お誕生日おめでとうございマス!」
声のした方に目をやると、大きいプレゼント箱を手にかかえて持っているクリームがいた
「お誕生日おめでとう!」
クリームの後ろからやって来たのはエミーだった
「どう?この飾り付けアタシとクリームでやったのよ!」
「お料理はママにも手伝ってもらいまシタ!」
みんな自分の誕生日なんかにこんなに時間をかけてくれて
変だが、申し訳なく思った
「でも、このパーティーをやろうって言ったのはソニックなのよ」
「そりゃあ、シルバーは大切な仲間だしあまり会えないんだから誕生日くらいは祝ってやりたくて、」
ソニックは照れくさそうに笑っている
「ありがとうな、ソニック!」
それから何時間たっただろう
みんなが笑顔で笑いあえるそんな空間が長いようで短いようなそんな不思議な空間が続いた
「もう帰るのか、シルバー?」
もうパーティーも終わり、空は暗くなっていた
「ああ、いつまでもここにいられないからな」
自分が本当にいるべき場所は200年後の未来の世界
未来を変えるため過去へタイムリープし、未来を平和にする
それが自分の役目であり使命である
ここにいるのはすごく楽しい
だが、未来には苦しんでいる人たちがいる
そんな人達を放ってはおけない
「パーティー、すごく楽しかったよありがとう!」
あまり長くはいれないから帰ろうとした、
手を引っ張られ後ろへ傾く
「、、、ソニック?」
「その、後もう少しだけ、時間ないか?」
宙に浮いている体を下げ地面に足をつける
「いや、こっちの方でなにか大変なことが起きたりしないとお前と会えないからさ」
「ソニック、、、」
「あ、いやごめん変なこと言った、今の忘れてk」
ぎゅっ
「し、シルバー、、?」
考えるより先に体が動いてしまった
言えば、ソニックに抱きついているような状態になっている
「ありがとうな、ソニック」
「いや、こっちこそいつもありがとう」
別れを告げ、体を宙に浮かせる
帰るのは寂しいけれど、何かあればこっちの世界へ来るし
いつかまた会えるその日を待っていようと思う
それが例え、1年後でも10年後でも
どこかに自分を待ってくれる人がいるのなら
今日は人生で一番の誕生日だ
「こんな幸せな日々が200年先まで続けばいいのに」
END