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キャプションをお読みの上、ご覧ください。
rdkr
R-18
♡喘ぎ、濁点の表現
生まれつき獣耳と尻尾が生えている世界です。ご存知の方はLOVELESSの世界観をご想像ください。
🐾
「ま…待って、」
「やだ」
ベッドに押し倒してキスをして、肌を触って、これから服を脱がせようと手をかけたこの状況で待つ男がどこに居るんだろうか。
「ゃ……やさしく…して………、」
「…自分で言って恥ずかしくなるのやめなさいよ」
事情を匂わせることを自分で言っておいて、耳を伏せて頬を赤くするノアに思わず笑ってしまう。
人間には生まれつき獣耳と尻尾が生えていて、それは「大人になる」と消える。これは小さい頃に大人から教わる常識。そして二次成長を迎える頃には、小さい頃に聞いた「大人になる」ということが、性交渉をすることだと学校で教わる。つまり、獣耳や尻尾は童貞処女の証だということ。
「ぅあ…」
「まだなにもしてないよ」
「だって…!」
少し触るたびに肩をすくめてまるで怯えるような反応をするノアにも、まだ耳と尻尾がある。彼と出会って一方的に恋をして、頭にある猫耳が感情に合わせて動いたのを見た時は思わず触って確認をした。急に耳を触ったせいでびっくりさせてしまって、何するんだって怒られたけれど、その時の俺は謝りながら内心興奮でいっぱいだった。今時世の中の高校生はもっぱらつけ耳だし、彼はこんなにも整った顔で可愛らしいのだからもう既に誰かに手をつけられていてもおかしくなかったのに、愛しい子がまだ誰にも触られずに目の前にいることに動揺して、その後しばらくはずっと「らっだぁさんなんか変だよ」と言われ続けた。
「脱がせていい?」
「あ…明かり消さない?」
「暗い方が緊張しない?」
まあ、ノアがその方が安心するなら良いけど。と枕元のリモコンで明かりを消した。
「これで落ち着いた?」
「うん、…っん」
真っ暗では何も見えないから間接照明だけ付いている状態にしたとはいえ、目が慣れるまでは全く何も見えない。すりすりと脇腹撫でながらなんとなく輪郭が見えるのを待っていると肌がしっとりと吸い付いてきて、ああ本当に緊張してるんだな…なんてことを思った。
「怖くない?」
「な…ない、…だいじょうぶ…」
「優しくするけど、怖くなったら言って」
「…う、ん…」
頷いたのが見えたから、髪を撫でて前髪にキスをした。
緊張と不安からかぺたりと垂れている猫耳も撫でて、すりすりと指で優しく触れる。大人になってから耳と尻尾が無くなるまでにかかる時間には個人差があるけれど、この耳が早いと明日にはもうなくなってしまうのかと思うと名残惜しい。だからって今更やめないけれど。
「ノアー、力抜いて」
「ふ…ぅん、」
頬や口にキスをしながら、服をずらして脱がせる。
「ぁ、あっ、まって…、」
「怖い?」
「ちが…ん…だいじょうぶ…」
服を脱がせるだけで恥じらう姿もいつか見られなくなってしまうんだろうか。…なんてことを考えたけれど、平気な顔をして自分で脱ぐ彼も見てみたい気がする。今は耳も尻尾も含めてすべて、存分に可愛がらせてもらおう。
🐾
「あっ、ぅ…んっ♡ふぁ…♡」
中途半端に脱がせて肌を撫でたり直接乳首を触って数分、ノアが慣れてきた頃に今度は人前では出来ないようなキスをしながら扱いて、程よいところで後ろに手を滑り込ませた。
「ん…んー…っゃ…っ!」
ふに。とお尻に触った途端に緩み始めていたからだがぎゅっと緊張して、耳がピンと立った。少し慣れて落ち着いていたのが噓みたいに耳元が赤くなっていく。敏感すぎる反応が可愛らしくて、内股の際どいところを撫でて悪戯をしていると嫌がられてしまった。
「あっあ、ぅ、ぁ…っ♡」
とはいえ緊張させたままではこの後怪我をするかもしれないから、内股からすりすりと慣らすように局部を撫でる。
「こわい?」
「ぅ…ら、だ…ぁ…っん、ぅ、」
ノアも身体の力を抜いたほうがいい事は分かっているらしい。俺の肩に両腕をまわして「ちゅーして」と仕草だけでのおねだりに応えて、手首を太ももに挟まれながら縁に触った。
途中ローションも使いつつ、ようやく指が二本入るようになった。ふちを柔らかく解すように動かしながらお腹側の浅いところをゆっくりと指の腹で押して探る。
「あっ」
ノアが声を上げたのと一緒に脚がびく!と跳ねて、きゅっと締まった。
「ここどう?気持ち良くなれそう?」
「ぅっ、あっ、…な、なれる、かも、?」
指の腹で圧迫するたびにびくびく震えて、だんだんとまた体温が上がっていく様子が目に見えてわかる。
「ん、ぁ…♡」
「のあ、」
また何かの拍子にびっくりしないようにキスをしながら続ける。上あごの手前側をなぞって、ちゅ、と舌を吸って、食べるように甘噛みするのがノアのお気に入り。唾液で唇がべたべたになってもお構いなし。
🐾
前立腺を指で叩いたタイミングできゅん♡と締まるようになってきた。ノアもすっかり緊張がほぐれたようで、中からの刺激に気を取られて開いたままの口から舌がたらりと出ている。頭の上でひこひこ震えている猫耳と良く似合うなぁなんてことを思って、舌をつまんだ。
「しまい忘れてますよぉ」
「ふぁ、ぅ…」
舌をつままれてされるがままの状態でぅ゙ー…なんて唸っているのも似合うなあなんて笑いつつ、舌を噛まないでねと一言添えて離してあげた。
とんとんと同じ場所を慣らしていた指を動かして、二本の指で挟むように添えて、軽く揺する。手首ごと動くからぐちゅぐちゅとローションの音が鳴るけど、ノアはもうそんなこと気にもならないみたい。
「ぁ、っ、ぁ…ぁあっあ、ん゙くっ♡♡♡!?♡」
びくんっと一際大きく体が跳ねて、ノアはおそらく人生で初めてドライでイった。
「だいじょうぶ?」
「…? ??? 」
初めてのことにびっくりしたらしい。うるうるの目を大きく見開いて、口も開けたままのきょとん顔。肩に添えられてた両手も胸元で縮こまって、…降参のポーズみたいな……。
「女の子イキさせちゃった。初めてなのにごめん」
「…、…ごめ…?」
「たぶんもう普通じゃ物足りなくなるよ」
「らっだ、ぁさん、が、…してくれたら、…いいよ…」
「あ、良いの?そんなこと言って」
一人で処理する時とか困るかもね。という意味で言ったつもりだったんだけど、とんだ殺し文句が返ってきて今度は俺がびっくりした。
「おんなのこいき、するおれじゃ、…きもちわるい?」
「俺がそんなこと言うと思う?」
どうなってもノアはかわいいよ。ずっと好き。
🐾
「入れるよ」
「う…ん…っ」
ゆっくり時間をかけて準備しただけあってかなり解れたそこにあてがって聞いた。ふに、と柔らかい感触が返ってきたけれど、ノアのために今の今まで放置していたせいか完勃ちで若干申し訳ない。
「ん…っ!」
ゆっくりゆっくり、万が一にも傷つけないようにゆっくりと腰を進める。仰向けで足を肩に担いだ体勢のおかげかノアが協力的にゆっくりと息を吐いている様子が見れて嬉しい。
最初、男はバックの方が楽だと聞いたことがあるからノアにもそうするのがいいって勧めたけど、「うん…」って頷く表情がどうみても嫌そうだったからやめたのは正解だった。
「っは…ぁ…、んん…っ…らっだぁさ、ん…」
「うん?つらい?」
「んん…、て…つなぎたい」
「俺も繋ぎたい」
片足を下ろして手を繋ぐ。ノアの体勢が苦しくならないように気をつけて、またゆっくり押し込む。
「あっ♡♡ぅぅ♡」
まだ奥まで入れていないけど、今日はこれくらいまでにしておこう。手はぎゅっと繋いだまま腰をゆるゆるとゆすって前立腺に当てる。トラウマを残したくはない。
「あっ♡あぅ、あっ♡」
ノアの様子を伺いながらあまり激しくしないように優しく丁重に扱う。痛い思いをしていないか、体勢は辛くないか、ちゃんと気持ち良くなれているか、…猫耳も、今のうちにちゃんと見ていないと。
「ちゅ、しよ…♡」
「体勢しんどくなるけど、…良いの?」
「へいきっ…っ、ぁ、んーっ!」
見られていることに気づいたのかキスしたいと仰せの猫のために俺が屈むと、当然腰は押し当てることになって、さっきよりも奥まで入れることになる。
「っぉ、あっ♡」
「あっ」
それでもあまり押し付けないようにすればなんとかなるかな…?なんて思っていたのに、しっかり奥に届いてしまった。ノアがビクッと震えて目が大きく見開いた。
「ぁ…っ?」
「ごめん、大丈夫?」
ずる…と少し引き抜いて、頬を撫でる。苦しかっただろうな、痛かったかな。
「ら、いじょ…、…っ? ??」
「本当?無理しないでい……のあ?」
驚かせたせいだと思っていたけれど、さっきからきゅうきゅう締め付けているのがなかなか治らない。まるでさっきドライでイかせたときみたいな…まさか、本当に?
「イったの?」
「ぅぅ…♡っい…いった…かも…♡」
「マジ…?」
息を呑んで、ゆっくりと大きく吐き出した。落ち着きたい、一旦落ち着きたい。危なかった…今めちゃくちゃ興奮してしまった。初めてでしかも念入りにほぐしたわけでもない奥に一度押し当てただけでイくなんて、そんな、そんな…。良かった相手が俺で…。悪い相手に捕まっていたら大変なことになってたよノア…。
「今日はもう奥しないからちゃんとイって」
「ぅん…♡っ…はい…っ♡♡」
二回もドライでイったせいでもうどろどろになってるノアに興奮しすぎないよう歯を食いしばりながら前立腺を押し上げるように突いて、ちゃんと射精も出来るように前も扱いた。空いた手は繋いだまま。
「っあっ♡あ♡あ、〜ッ♡♡」
「っ…!」
ノアがイったのにつられて、俺はノアの腹にかけた。
🐾
「ん…っゃ、みみ…っ」
「くすぐったい?」
大人になって、もう副反応が出始めているらしい。生まれつきあった獣耳と尻尾が無くなる影響で人間の耳や尾てい骨あたりが過敏になっている。個人差はあるけれど汗で張り付いた髪を払って耳の近くを触っただけでこの様子だと、この子はかなり過敏になるかもしれない。しばらくはちゃんとケアをするよう心掛けないと。
「ぁ…っ」
「痛くはない?」
「ん…だいじょうぶ…」
事後特有の緩やかな眠気でぼんやりし始めている様子を、髪を撫でて眺める。
「落ち着いたら、またしようね」
「ん…」
「次は恥ずかしがっても待たないから」
「ぅ、え…?」
すり…と耳を撫でたせいか驚いて俺の顔色を窺うノアを抱きすくめて、わざと耳に息がかかるような距離で囁く。
「待っても聞かないし、やだって言っても腰押さえて、のあがさっきイったところずっと擦って、のあが勝手にイってもやめないから」
「っ…、ぁ♡…ひ♡…、っ♡」
想像して、眠気で紛れていた余韻がぶり返したのか、びくびくと肩が震えた。ノアの体力のことも考えて流石に今からもう一度やったりはしないけれど、彼が眠ったら利き手くらい貸してもらおうかな。
コメント
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読み終わりました……。もう、本当に素敵でした。 まず「獣耳と尻尾が大人になる=性交渉で消える」っていう世界観にぐっときました。二人だけが知っている秘密の時間って感じで。らっだぁさんのノアへの優しさが細かい仕草のひとつひとつに溢れていて、特に「怖くなったら言って」って何度も確認するところ、ああいうのすごく好きです。ノアが初めてのドライイキで「???」ってなってる姿、想像しただけで愛おしくなりました。 そして最後の「次は恥ずかしがっても待たないから」…あれ、反則ですよね。寝る前のあの囁き方、ずるい。大人の余裕と独占欲が混ざってて、続きが気になって仕方ないです。 夜見さんの描く距離感の縮め方が本当に繊細で、読んでいて胸がきゅっとなりました。次話も楽しみにしてます🌷