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瑠衣_.rui
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ドアががちゃりと開いて、見慣れた顔が入ってきた。
「おいす~、って、イブいるやん」
「え、なんか濡れてね?」
『わかる?かかっちゃってさ、』
ローレンがこちらに近づいてきて、近くのソファに腰を下ろしながら。
「なんか甘い匂いすんだけど、何がかかった?それ」
『匂い…?ろれ匂いする?俺わかんねーわそれ』
「イブわかんない?マ?」
「凄い匂うんだけど」
『匂うって言い方やめてくんない?』
「んははっ、ごーめーんて、笑」
「でも匂いすんのはマジよ?めっちゃ甘い」
そう言って少し顔を寄せてくる。薬がかかった胸元あたりを少し嗅がれた。
「ん〜、やっぱイブからしてんのは間違いないっぽい?」
「でも別に濡れてるとこからしてるわけじゃなさそうだわ、」
そう言うと、胸元から顔を上げたローレン。ばちりと目が合う。
「なぁイブ、なんか甘いもんとか食べ…た……?」
目が合ったまま固まる。え、何?
状況が状況だし怖いんだけど。
『……?、ろれ~?』
反応がない。目の前で軽く手を振ってみせる。
『え、何?ホントに、ろれ、ろれ~っ?』
顔をしばらく見ていれば、ぶわっと急に赤くなって、手で顔を覆い隠される。
「……ぁ、いや、ぁあ、…うん、」
さっき【惚れられ薬】なるものをかけられて、で、今のろれの反応。
正直嫌な予感しかしない。
『何その反応、まさか……』
「やばいやばいやばい…、マッジで、嘘だろ俺…」
ブツブツ何か言っているのが聞こえる。不意に顔を上げて
「……イブ、」
真っ赤な顔で妙に据わった目でこちらを見てくる。……ちょっと待て?この展開、、
「──好きだわ、俺。イブのこと」
『……まぢで言ってんの?(絶望)』
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