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ただただ君が愛おしい━━━━━━━━💛
天気のいい日曜日。窓の外が明るくなってきた頃。ベッドで寝ていた私は嫌な予感を覚えた。
あれが来たかもしれない。
私は絶望しながらトイレへ向かう。
案の定、私の予想は的中していた。月に1回来る、魔の1週間。女の子の日。
○○ ) あ〜、お腹痛い…
私は嘆きながらもう一度ベッドへ向かい、横になる。隣では、同棲中の彼がすよすよと寝ていた。
○○ ) んん…、
私は彼の胸の中に身を縮める。すると、大きな体で包まれる感覚があった。
岩 ) もう起きたの…..?
頭の上から寝ぼけたぽやぽや声がふってきた。
○○ ) おはよ
岩 ) ん…おはよ、
まだ完全に目が覚めていないのだろう。目を擦りながら返事を返してくれる。
そんな彼が愛おしくて、私は彼の胸に顔を埋めた。
岩 ) …..。(撫
無言で頭を撫でてくれる。安心で痛みが和らいだ気がした。
○○ ) ねえひかる、
岩 ) ん?
○○ )生理、きたかも、
私が言うと、
岩 ) あ、まじ?
岩 ) 今日はゆっくり休んどきな。明日から仕事でしょ?
そう言って腰をさすってくれた。
岩 ) 言ってくれてありがと。
私の彼氏、どこまで優しいんだろう。
生理で情緒不安定だからか分からないけど、少しうるうるしてしまう。
そんな私を見て彼は、
岩 ) 1週間、頑張ろうね
と、頭を撫でてくれた。
そして、この日から1週間、でろでろに甘やかしてくれた。
例えば、
岩 ) 俺が送るよ。迎えも行くから連絡してね?
とか、
岩 ) ほら。こっち来て。痛いとこさすってあげるから。
とか…
生理で気分は落ちちゃうけど、いつも以上に甘やかしてくれる彼がいるから、ちょっとだけ、悪くは無いと思ったのだった。
さぼってました🙃