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モンダイジ団 執着編

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モンダイジ団 執着編

22 - 第21話 サイド キノ

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2022年09月19日

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サイド キノ


バンッと大きな音を立てて、俺は部屋の扉を開けた。

そこにルネは、静かに佇んでいた。ただ、その目は俺を問い詰めたときと同じ、冷たい光があった。

……やっと見つけたぜ!

「「ルネ!」」

俺とマオの声がハモった。

「なんの用?……って言っても意味ないか。これは俺が決めたことだし、関わらないでくれない?」

「そんなの無理だ!俺はお前に謝んなきゃいけねぇ!それに、ルネは俺らの仲間だ!」

「仲間じゃないって、言ってたくせに。それとも、何?忘れてたって言うつもり!」

「ああ!忘れてた!!」

嘘だけどな!

……忘れてたまるか。俺が、ルネを言葉のナイフで傷付けたんだ。自分の過ちを忘れて過ごすなんてこと、したくねえよ。

「ルネ!お前はモンダイジ団の団員だろ?!戻って来いよ!」

俺は部屋にズカズカと入って、真っ直ぐルネを見る。

タエが俺にそうしてくれたように。

ルネ。俺はお前に手を伸ばしている。だから、ルネもこの手を取ってくれ!

……誰かが助けたいって思っても、手と手を取り合おうとしても、それはどちらも同じ意志が必要なんだよ。

俺は手を伸ばすことしか、出来ないから……!

「…………」

ルネはゆっくり俺の方に近づいて……。




手を、振り払った。

「「!!」」

「マオには一度言ったけど、こんな意味のないこといつまでも続けるの?」

「……は?」

「意味のないことなんか、あるわけないだろ!」

マオがルネに掴みかかって、悲痛な叫びを上げる。その気持ちは俺も痛いほどよく分かった。

「意味ないでしょ。だって、俺とまともに話をしていない人だっているんだよ?それでも『仲間』?本気で言ってるの?」

それは……そうかもしれない。元々この奪還作戦は俺のエゴだ。だけど……!

『関係ないなんて、言わせない……!』

スマホから、タエの声がした。俺の手にある通話画面を、ルネは驚いた表情で見ている。

とっておきの秘策だぜ!

通話人物にはモンダイジ全員の名前がのってあるからな!

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