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※こちらオメガバース作品です。
ななっぴょリクエスト遅れてごめんね
というわけで、注意事項
軽すぎた冬彰(ほぼない)→彰冬
『偽り男子は恋をする』
偽りΩ(本当はα)×偽りα(本当はΩ)
3限終わりのチャイムが鳴る。それと同時に彰人が俺のクラスへやってきた。
「冬弥ー」
「彰人!」
俺は彰人のもとへ向かう。彰人をなぜか男子たちはニヤけながら見ていた。
「彰人、3限おつかれ様。」
「…おう。」
…そこから無言なのに穏やかな時間が流れる。俺はこの時間が好きだ。心地よい。
「…冬弥」
「何だ?彰人」
「今日、オメガバースの診断あるらしいぞ亅
オメガバース。それはこの世界の所謂第二の性で、ここ近年学校で診断が行われるようになった。俺は家族と診断を済ませているのだが、俺は誇り高きα…ではなく、劣ったΩだったのだ。でもこんなこと学校でバレたら即週刊誌に付け回されるだろう。だから俺はαだと嘘を吐いてきた。
申し訳ないが彰人にもそこは同じだ。
「そ、それがどうかしたのか?」
「結果出たら教えろよ」
検査が終わって皆はほとんどβだった。俺は案の定Ωだったが、皆にもαだと言った。
彰人と帰り、待ち合わせをして一緒に練習に向かった。そのときに、
「冬弥、お前オメガバース何だった?」
「…?αだ。」
平気で嘘を吐く自分に反吐が出そうな気分だったが、俺はαだとはっきり言った。
「…は。まじ?オレΩだった。」
彰人はΩだったらしい。俺と同じか。それならこの気持ちは、
Next♡450〜