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コメント
1件
お久しぶりがすぎる
ちなみにもう一個の方は完全放棄
学パロ
エセ関西弁、口調とかに違和感あったらめんご
解釈違いあったらごめんね!!
あ、ちなみにとても健全な小説です、乙
メイン
ruwn
サブ
付き合ってる前提rimn、rttt、rbkg(超薄)
※以降伏せ字なし
クラス
Oriensで同クラ
Dyticaで同クラ
地雷は回れ右
「ろうきゅーん!!!!!」
教室の扉を勢いよく開けてデケェ声で俺の名前を呼んでくる。
教室にいた人たちはほぼ全員ウェンの方をみた。まぁあんだけでかい音出せば振り向くのも分からなくはない。
「はぁ、んだよ。あんまデケェ声出すんじゃねぇ、てかロウきゅんて呼ぶな」
「あっはは!!w」
「で?またなんか忘れたのかよ」
「そう!!ジャージ忘れたから貸しくんなぁい?」
「ったく…、はい、次は忘れんなよ?」
「はいはーい」
ほぼ意味のない返事をするな
「てか前から気になってたけどお前なんでいつも俺のとこ来んだよ。」
「え〜?だってロウ絶対貸してくれるんだもん」
「んー」
図星すぎる。そりゃまぁ好きな人から言われたら貸すだろ。
てか逆に他のやつに借りてたら俺が嫉妬する。
「時間ヤバいからいくね〜ジャージ明日洗濯して返すから〜」
「おー」
まぁ別に洗濯しなくてもいいんだけどな。
よーし、ジャージ借りるの成功した〜
やっぱこやろうだよね~
「あ、ウェン!!」
「あ、マナ〜」
「ジャージ借りれたんか?」
「もっちろん」
「ほんまにロウも良くこんな毎回貸してくれるなぁ」
「俺やったらそんな毎回かせへんわぁ」
「えー?でもマナもなんやかんやいって貸してくれるでしょ」
「んー?まぁ時と場合によるわ」
そんなこと言ってるけど僕知ってるよ、マナがいつもライに物貸してるの…
てかマナもたまにライのジャージ着てるし、このリア充が!
「あ、てか時間ヤバいわ!!!はよせんと」
「うわ、体育の先生遅刻したらめっちゃ怒られるからやなんだよねぇ、早く行こ〜」
「あ”〜疲れた…」
「まじで炎天下の中運動とかキツイわぁ」
真夏の男子更衣室はまじで最悪。もう汗臭いったらありゃしない
蒸し暑いし、一刻も早くこの空間から抜け出したい
「よし、マナ、ごめん、僕先いくね」
「はぁ?置いていかんとってやぁ」
「いや、むさ苦しいから、ごめん!!」
マナを置いてって僕は地獄の空間から抜け出す。
といっても、次は数学、教室に帰ればまた暑苦しくなるだろう。冷房つけろって?僕のクラス壊れてるんだよ。
しかも男子高なのもあってでけぇメンズしかいない。
最悪としかいいようがない。
とりあえず教室は僕が一番乗りだったらしく誰もいない。
ラッキー
「ウェン?いる?」
「?ロウきゅんじゃん」
「ロウきゅんって呼ぶな。スマン、俺も次体育だったんよ。ジャージ返してくれん?」
「え!!無理無理、ごめんけど説教されてくんね?」
「はぁ?なんでだよ、別に汗臭くても気にしねぇし」
「絶対ヤダ!!ロウが良くても僕がやだから!!」
「いやいや…はよ返してくれん?まじで」
「えー、だって汗臭いよ?」
「いいよ、どうせ俺が着たらそうなるし」
「後で文句言わないでよね」
「言わねぇよ、サンキュ」
デリカシーとやらはないのか、あの男
普通着ないだろ。誰かに借りろよぉ
普通に好きな人に自分の着た汗臭いジャージとか渡したくないでしょ、やっぱ返さなきゃよかった…
まさかの俺も今日体育があるとは…汗臭いからやだって言ってたけど別にそこまで気になんねぇな
「あれ、小柳くんさっきウェンにジャージ貸してませんでした?」
「あ?あー、まぁ」
「え、なのに着てるん?汗臭くないん?」
「全然、むしろありがたいわ」
「え、キモ」
「うわ…狼それはないわ」
「ウェンが可哀想ですよ」
Dytica総出で俺のこと刺してくるのなに???
別にいいだろ
「ライもこの前マナが着たあとのジャージ着てたじゃねぇか」
「いやいや、俺たちは恋人ですからね!!!!!お前らはまだ付き合ってないだろ」
「そーやそーや!!」
「どっかの狼さんがヘタレなせいでねぇ?」
1言ったら倍返しで刺してくんなよ
「あーはいはい、そうですねー。ほら、早くせんとお前ら遅れるぞ」
「あ、狼逃げた!!」
「そんなんだから何時までたっても進歩ないんだよ!!!!」
「ほんとですよ」
なんだあいつら、うるせぇ
俺だってできるもんなら告白ぐらいしてるっつーの
マジであいつら許さん
はー、ロウにジャージ返したせいで数学が一切頭にはいんない…
だってロウにうわ、汗臭っ。とか思われて距離取られたりしたら僕無理なんですけど!!!!!!!!
くっそー、無くしたとか適当に言い訳して返さなきゃ良かったー!!!!!
「赤城、ここ」
「はにゃ?」
「問1、答えろ」
まずい、先生に当てられた、けどもちろん僕は授業聞いてなかったので分かんない
「え〜、わかりませーん」
「はぁ、ったく授業ちゃんと聞いとけよー?」
「ごめんなさーい」
もう!僕はそんなことしてる暇ないんだってば〜!!
「はい、授業はここまで、このまんまHR始めるからなー」
学校終わっちゃったー、ロウ気にしてないとか言ったけど絶対気にしてるよなぁ?
うー
「ウェンくん!!」
「あ、テツ〜」
「お前授業絶対なんも聞いてなかっただろw」
「デケェメンズだらけの教室で集中できるわけないじゃん?」
リト特有のニワトリ声で笑い始める。今そんな面白くなかったけどね???
「いうてリトもずっとテツのこと見とったやろ」
「ェ゙!?そうなの…」
「んぐッ」
「おーいイチャイチャしてんじゃねぇよ〜」
「ったく、お前らちゃんと授業聞いとかなあかんで〜?」
「マナー!!」
「ん?あ、ライ」
「一緒帰ろー?」
「お、ええで!!ほな、またなー」
「おう!じゃあなー」
「じゃあねマナくん!!」
「ばいばーい」
「もう、リア充しかいないんですけど〜」
「そういえばロウくんとはどうなのよ」
「んー、別にって感じ?」
「もっとアタックしろよー」
「えー」
僕がロウのこと好きなのはOriensの皆はしってる、Dyticaの皆にはいってないけど、マナとかお喋りだしライとかに言っちゃってそう。まぁ本人に届かなきゃいいんだけどねー
「俺たちもそろそろ帰るわ」
「ウェンくんは?3人で帰る?」
「いやいや、流石に恋人の2人の間に入っていけないって〜」
「別に俺たちはいいんだけど、ウェンくんがそう言うなら2人で帰っちゃうね?」
「はーい、またね」
皆帰っちゃたな、僕たちちょっと遅くまで喋ってたから教室ん中は空っぽ。友達が幸せそうなのはいいけど、皆恋人同士で、僕だけ独りぼっちなのはちょっと、ホントにちょーっと寂しいよね?
別にみんなが付き合ってるからって僕との付き合いが減るわけじゃないけど、なんか、やっぱちょっと悲しいかも
一人で帰るか〜
みんなが帰っちゃった後教室を出て少し廊下を歩いたところにロウがいた
「あ、ロウー」
「あ?あぁウェン」
「今帰り?一緒に帰っても良い?」
「え、まぁいいけど」
「やったー、ぼっち回避〜、みんな恋人と帰っちゃうから僕一人になっちゃうんだよね~」
「ふーん、まぁ俺もお前がこなきゃ一人だったわ」
あ、そっか、ロウも僕とおんなじで一人なのか
「周りみんなリア充すぎてまじ眩し〜」
「ウェンは恋人とかつくらんの?」
「え、あぁ〜」
だってロウの事が好きなんだもん。とか、言えないよな
「まぁ、今は別にいいかな?って」
「…そ」
そっちから聞いてきたのに反応うすすぎるだろ…
今は別にいいかな、か
ウェンがその気じゃないなら尚更確率下がるじゃねぇか
たまたまウェンが俺のこと好きだったみたいな、漫画みたいな展開だったらよかったんだけどな。
まぁそんなのあるわけないがな
「あ、ロウ、僕こっちだから」
「おー」
「またね!!」
「ん…またな」
なんか一気にやる気でなくなったわ
直接フラレた訳じゃないけど実質フラれたのと一緒だからな
「はぁー」
「ロウ今日なんか元気なくない?」
「あ?別に…」
「えー、どうせニキとなんかあったんじゃないんですか〜?」
「…」
「なにがあったん」
こいつらこういうときに限って…
「別に、」
「はー、こういう時に言わないから進まないんだよ?」
「知らんわ、大体、俺が突っ込んでったってウェンにその気がなきゃどうもないだろ」
「これだから…」
「こういう時にだけ鈍いのなんなん」
「はぁ?どういうことだよ」
「まぁ、俺たちは見てることしかできないんだから自分でちゃんとしなよね」
「そうですよ、本当にここの2人は…」
「はぁ、さっきからお前ら何の話してる???」
「ヘタレな白狼様にアドバイスあげてやってるんやからちょっとは感謝しろや」
なんだこいつら、なんでマジでそんな上から目線??
「おーい、お前らー、授業始めるから座れ〜」
…まじで朝のあいつらの言ってたことがいまいち分からん
はー、考えるの疲れたわ
「ロウきゅーん」
「ロウきゅんて呼ぶな、なんだよ」
「一緒お昼食べよ!!」
「あー、まぁ…おう」
えー、何その返事
なんか僕と一緒に食べたくないみたいじゃん!!
「屋上で食べよー」
「屋上でか?まぁいいが」
「え、屋上いや?」
「いや、ウェンが屋上って珍しくね?って」
「そう?」
まぁ確かにあんま屋上いかないかも、基本中庭とかだったもんね
でも最近屋上が穴場って気づいちゃったから!!
『ーーー』
あれ、なんか屋上から声するや
いつもは人いないんだけどなぁ
「ロウ、今日屋上誰かいるっぽいけどどうする?」
「ん?いつもはいないんか」
「うん、大体いないんだけどね」
「まぁ別にいいんじゃね?」
「そう?じゃあいっか」
カチャ
あれ、リトとテツ?
「ちょ、リトくん…人きちゃうって」
「大丈夫、こんなとこ誰もこねぇよ」
えー、あ、え?
「スー」
カチャン
え、え、え、いやいや、気まずい気まずーい!!
よりにもよってなんで友達がいちゃついてるとこ見なくちゃいけねぇんだよ!!
こんなとこでイチャイチャすんなよぉ
「…」
「え、とぉ…」
え、ちょ、ロウ黙らないでくれない??
「…俺らもイチャイチャする?」
「は?」
え、え、は???え、なにいってんの、え?
「ふっ、じょーだん」
「え、は」
「中庭で食うか」
「え、うん?」
え、じょうだん?冗談…???
やべ、つい思ったこと言っちまったわ
まぁ、上手く誤魔化せてそうだしいい…のか?
…やばい、2日連続で午後の授業が頭に入ってない
それも全部ロウのせい
いや、今日のはリトテツのせいでもあるか?
もー、いみわからん、昼のやつ、冗談だとしてもやめてほしい
普通に、好きな人からあんなん言われて普通でいられるやつのほうがおかしい
「ちょっと、リト!!」
「え、なに、俺今から説教されんの?」
「そうだよ、お昼の時屋上でいちゃつくのやめてくれる?」
「え、」
あ、やべ、いつの間にかテツが後ろにいたや
リトにだけ静かに説教しようとしたのに
「え、え!!ちょ、え?ウェンくんいたの…???」
「お前らがあんなとこでイチャイチャするから、見たくないもん見せられたわ」
「お陰様でロウと気まずくなったんですけど」
「あー、スマンスマン、次から気をつけるわ」
「…………………」
うーん、テツがただただ可哀想
「あれ、てかマナは?」
「あー、マナならさっきもう帰ってたよー」
「あ、まじか、マナに俺用あるんだけど、ちょっと行ってくるわ。」
「おーけー、テツもリトと一緒いってそのまま帰る?」
「え、あ、じゃあそうしよっかな」
「よし、じゃーなーウェン」
「おー、あんまイチャイチャすんなよぉ」
ロウきゅんまだ教室いるかな、いたら一緒かーえろっと
『ーーーー』
あ、ロウいるじゃん
あれ、あと一人誰だろ
「せ、せんぱい…その、自分先輩の事が好きで…」
「で、でも無理ですよね、そもそも男が男好きになるとかッおかしいし」
「…別に、俺はおかしくないと思うけど」
「え、」
「でもごめん、俺、好きな人いるから」
「ッそう…ですよね!ありがとうございましたッッ」
…え、ロウって好きな人いたんだ……
まぁ、そうだよね、高校生だし…
「ウェン…いたんか」
「え、あえ、まぁ…」
「帰る?」
「う、うん」
「…ロウって、好きな人いたんだね」
「あー、まぁ」
「だれ?」
「ぇ゙」
「ヒントヒント!!おんなじ学校?あ、ちなみに別にロウが男好きでもなんとも思わないからね!?」
「あー、うんーー、まぁ……」
「え、まじ!!誰誰!!僕が知ってる人?」
「おう、多分お前が1番知ってるやつだわ」
「えー?1番?Oriensの誰かってこと?」
「うん」
「え、、、そうなの?」
「まぁ」
え、まじか
「あれ、え、Oriensってみんな恋人いるじゃん…」
「…そうか?」
「え?え、えどうゆう????」
え、僕が知らない間に誰か別れたの?でもそんな素振り一度も…
「…付き合ってないだろ、1人」
「……………え」
え?1人?え?
「え、はえ?どゆ…」
「〜〜っ、なに、名前言わないとわかんないの」
「…分かんない、かも」
「なんだよかもって」
え、だって、それだったらロウの好きな人、僕になっちゃうじゃん…
「…俺、ずっと前からお前のこと好きなんだけど」
「…これも冗談?」
「なわけ」
「…………うそ」
「嘘じゃねぇよ」
「…ぼくも」
「はー、お前らやっとなん?」
「まじで見てるこっちがイライラしてくるまでだったんだけど」
「は、なに?お前ら全員知ってた??」
「当たり前やろ、わかりやすいし」
「いや、カゲツは俺らが教えただろ」
「まぁ、普通に一緒にいれば気づくレベルでしたけどね」
「え、うそ、そんなに?」
「まぁ、ウェンくん結構わかりやすかったと思うよ」
「えぇ、恥ずいんだけど!!!!!!」
「まぁ2人とも幸せそうでよかったわ」
「えー、俺は2人がぐだぐだしてるの見てるの好きだったんですけどね」
「うわ、このタコ性格わるっ!!」
「あーーーーーー、俺のお母さんが、、、、」
「いや、産んだ覚えないんだけど」
「すまんな、もう俺のだから」
「赤城きゅんのこと泣かせたら許さへんからな!!!!!」
「せやぞ!!まじで俺たちのウェンを!!」
「早くくっつけとかいって、くっついたらこれかよ」
おわり
約6000文字も読んでもらってありがとうございます🙇