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自分を売り込む迷惑な蝉
タトゥー職人のニートを起こす
そんな夏の日
リリちゃんは砂場で遊んでいる
「ねね!露理おじさん!これすごいでしょ」
「お、ほんとだねぇ〜」
「かっこいいお城だねぇ〜」
「うん!リリねおしろつくるの好きなの!」
「だってだってリリじょおうさまに
なりたいから!!」
「うんうんリリちゃんならきっとなれるよ」
やさしいおじさん、リリ夏休み
ひまだったからたのしい!!
「でもお父さんとおかあさんに言っても
そんなのむりだっていうの」
「えぇ〜?そんな事言うなんて酷いなぁ」
「叶わない夢だとしても夢を見させるのが
親と言うものを分かってないんだろうな」
おじさんはなにかむずかしいことを言ってます
「おじさんなにいってるの?」
「あぁごめんねさっきの話は忘れて良いよ」
「あ、でも僕ならリリちゃんの事
女王様に出来るかもよ?」
「そんなことできるの!?
おじさんはまほうつかいだね!!」
「ははっよくわかってるね」
「どうやってリリのことじょおうさまに
するの?」
リリねこのときすっごいわくわくしたの
公園はいつも以上に蝉の鳴き声が響く
僅かに救急車の音が聞こえてくる
「それはねリリちゃんのちくわと
おじさんのハンペンを
ガッチャンこすれば良いよ」
「リリちくわすきー!!」
「いえのれいぞうこにちくわあったよ」
「んーん違うよリリちゃん」
「リリちゃんのおまたにあるちくわを
出して欲しいんだ」
リリはよく分かりませんでした
「リリちくわすきだけど
ちくわもってないよ?」
「んーん違う違うリリちゃんのちくわは
おまたにあるんだよ」
「パンツの中見てみたらわかるよ」
「でもおかあさんがパンツの中
だれにもみせたらダメっていってたよ」
「じゃあリリちゃん女王様に
なりたくないの?」
「なりたい…」
「じゃあパンツ脱いで」
はじめてあった人にみせるのは
はずかしいですがおうじょさまに
なりたかったので
パンツをぬぎました
「そうそうここにおじさんのはんぺんを
ガッチャンコしたら変身できるよ」
「やっぱりやめとく…」
「なんかいやだ」
「でも女王様になりたいんでしょ?」
「じょおうさまもういい」
「女王様になったらなんでも
出来るよ!?お城にも住めるし
美味しいお菓子沢山食べらるよ?」
なんだかこわくなってきました
「リリかえる」
「おいちょっとまてよ!」
おじさんはリリのてをつかみました
リリはすなばにたおれました
おしろがこわれました
「はぁ…はぁ…」
吐息が利理の耳元で響く
「ガキが、大人の言う通りにしないとか
親の教育どうなってんだ」
「やめて」
うでがつよくてうごけません
「はぁ…ガキは大人しくしとけ」
「俺がこうやって、少子化対策に貢献
してあげてるんだからよ」
おじさんは「はんぺん」を
リリのおまたにいれました
いたいです
でもがまんできます
「ふっ…ふぅーー…きもちぃい」
「濡れてないのに案外入るもんだな」
「AV通りだ…童貞卒業最高!!」
蝉は自分を売りこんでいます
いたかったです
そのひはいえにかえりました。