テラーノベル
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リクエストありがとうございます!
今回も前回に引き続き、リーマンパロになります。
同棲してます
どぞ
zm「うわ、雨えぐ」
窓の外を見て、そう零す。
俺が仕事から帰って来るまでは降らずに何とか持ちこたえてくれていたが、家に入って5分もしないうちに降り始めた。
この雨では、ショッピくんの帰りも少し遅くなるだろう。
しゃーないなァ、と冷蔵庫から食材を取り出す。
今日はショッピくんが料理担当なのだが、遅くなるなら俺が作ろう。
何にしよかな、とか思いながらスマホを見ると、案の定「すみません、今日遅くなります」というラインが入っていた。
zm『はーい』
zm『飯何がええ?』
shp『なんでもええっすよ』
shp『あ、じゃがいも使ったってください』
じゃがいもかぁ、と言いながら冷蔵庫を物色する。
今日は寒いし、シチューにしようか…
zm『シチューにするわ』
shp『ありがとうございます』
zm『気ぃつけてな〜』
shp『はい』
玄関にタオルを置いておく。
傘立てにショッピくんの傘があるから、びしょ濡れで帰って来るだろう。
さて、飯作るか…
zm「おかえ……ん?なんそれ?」
鍵の開く音がして、ショッピくんを玄関まで出迎えに行くと、ショッピくんの手に黒い何かが乗っている。
shp「………だめですか…?」
黒いのが、にゃぁ、と小さな声で鳴く。
子猫だ。ショッピくんのことだから、雨に濡れて可哀想だったから、拾って来てしまったのだろう。
zm「いや…うーん………」
猫を飼うこと自体は反対していない。ここペットOKやし。
そうじゃなくて、何もないんやぞ、この家。
第一感染症とかは大丈夫なのか?去勢はしてあるのか?というか野良なのか?
配信とか、撮影とかにも影響しないだろうか?
zm「ん〜…」
shp「俺が全部面倒見ますから!」
まあ、拾って来てしまったものはしょうがないか。
zm「明日病院連れてきや」
そう言うと、不安そうに揺らいでいたショッピくんの瞳が、パッと明るくなる。
shp「はい!!」
よかったなぁ、とショッピが猫を撫でながら言う。
zm「名前何にすんの?」
shp「ピコ!」
zm「そうか、ピコか…w」
決めていたであろう解答のスピードに、つい笑ってしまう。
shp「…なんすか」
zm「いやぁ、なんもw」
試しに「ピコ」と名前を呼んでみると、にゃあ、としっかり返事が返ってきた。
zm「むっちゃ頭ええやんピコ!」
shp「ええ子やなぁ〜ピコ!さすがやわ!!」
shp「かつおぶし、まだありましたっけ」
まったく、猫にはとことん甘い恋人だ。
俺がピコを拾ってきてから半年。
俺は悩みを抱えていた。
最近ゾムさんがピコとばかり遊ぶのだ。
たとえばこんな具合に。
shp「ゾムさん、ご飯できましたよ〜」
zm「あ〜…後で食うわ。ピコが膝の上で寝てしもて…」
shp「ゾムさん、こないだ旅行に行きたいって言うてましたよね?」
shp「今度の休み、温泉旅行とかどうですか」
zm「いや、ピコがおるやろ」
shp「ペットホテルに預ければ…」
zm「え〜……」
shp「じゃあトントンさんにお願いしましょうよ」
zm「あ〜まあトントンなら…でも何日もピコと会えへんのはなぁ……」
いや、ピコがかわええのはわかるし…
ペットホテルがいまいち信用できやんのもわかるけど…
ちゅうか拾ってきたん俺やし…
やけど……!!!
zm「ピコ〜!おいで!!」
ゾムさんがピコを呼び、ピコがゾムさんの膝の上に乗る。
前は俺にも「おいで」ってやってくれたのに。
休みの日も一緒に遊びに行ってくれたのに。
最近は、夜も誘ってくれない。
…あんまりじゃないか。
shp「…ゾムさん」
zm「ん〜〜?なにぃ?」
ゾムさんはピコのことを見たままで、俺の方を向いてくれない。
shp「夕飯なにがええっすか?」
zm「ん〜……ピコ、魚食う?」
にゃぁ、と小さな鳴き声が聞こえる。
zm「じゃあ焼き魚がええ」
またピコ…
shp「………ん、わかりました」
猫に嫉妬なんてどうなんだとは自分でも思うが、我慢ならなかった。
もう知らへんからな。
shp「ゾムさん、明日休みでしたよね」
zm「ん?うん、休みやよ」
shp「見せたいものがあるので、夕飯食べ終わったら俺の部屋来てください」
ゾムさんが首を傾げる。
zm「何?ゲーム?」
shp「…まあ、玩具ですよ」
zm「え、なに?そんなおもろいおもちゃなん?」
shp「はい、ぜひゾムさんに試してほしくって」
zm「え〜ショッピくんがそこまで言うん?なんやろ…パズルとか?あ、麻雀?!」
ん?麻雀はおもちゃに入るのか?
まあ、何か勘違いしているようだが、俺は訂正しないでおく。
…ほんまにもう知らへんからな………
夕食を食べ終わり、ショッピくんの後を追う。
おもちゃってなんやろ。
食べている間ずっと考えていたが、予想ができなかった。
聞いた感じゲームではないのだろうが、ゲーム以外でショッピくんが勧めるようなものが思い浮かばない。
zm「で、おもちゃって何?」
そう言うと、ショッピはいつもの猫みたいな雰囲気から一変し、不気味な笑顔を浮かべる。
俺はこの顔を、何度か見たことある。
主に翌朝、酷く腰が痛くなる日に。
shp「ゾムさん、アイマスクしてもらえます?」
zm「お、おん……」
嫌な予感しかない。
なんか怒っとるみたいやし、今から土下座したら許してくれるやろか…
だが何に怒っているのかわからないので、諦めて指示通りに動く。
視界が黒く染まったところで、ショッピくんに手を引かれてどこかへ連れて行かれる。
感じからしてそこまで歩いてない。部屋のどこかに移動したのだろう。
すると、突然背中に衝撃を受ける。
目の見えていない俺は、ぐらりとよろめいて前方に倒れる。
柔らかい。ベッドか…?
嫌な予感がことさら強くなる。
shp「目隠し外しちゃだめですよ」
zm「な、なんで…?」
shp「え?」
するすると慣れた手つきで下半身に纏っていたものを脱がされる。
zm「ちょ、ぇ、きゅうにッ?!」
shp「お仕置きなんで」
zm「え、ぇ?なに、俺何した…?な、直すから!!」
ぐっ、と解かされていないナカに、何か異物を入挿れられる。
zm「ぅ、」
shp「俺が帰ってくるまでに考えといてください」
どういうことかと尋ねようとしたところで、ナカで異物が振動し始める。
おもちゃって…そっちの玩具か………!!
zm「ぁ゛ッ?!!!?!♡♡や、ぁぁ…♡」
shp「じゃあ、2時間は帰ってくる気ないんで」
え、まって?2時間ずっとこのままってこと…?
shp「ナカのやつ勝手に出さないでくださいね」
zm「まっt「じゃあ」
パタン、と扉の閉まる音が聞こえる。
強い振動に動くことも出来ず、ガクガクと脚を震わせて達するのみ。
zm「ま、ぁ゛ぁ゛ッ〜〜〜〜ッッッ♡♡♡たすけッ♡ぉ゛ッ♡♡」
アカンこのまま2時間とか、気持ちよすぎて死んでまう…!!
なんとか身体を捩ってナカのものを取り出そうとするが、取れない。
手を伸ばしてみるが、快楽で指先が震えて上手く抜けない…
目が見えれば抜けるかもしれない。
無理矢理震える手を引っ掛けて、アイマスクを取る。
だが、自分のナカにデカいローターが入挿っているのが見えるだけで、抜けない。
むしろ自分の恥ずかしいものを見てしまい、逆効果である。
zm「は、ぁ゛♡また、いくぅ゛〜〜〜ッッ♡♡♡」
あれから何分経ったのか。
zm「ん゛ひッ♡♡ぁ゛〜〜ッッッ♡♡♡」
視界がチカチカして、容量を超えた快楽が、ビリビリと身体中を駆け回る。
苦しくてたまらない。
もう息子は液を垂れ流すだけだ。
声もすっかり枯れてしまって、ショッピくんが何故怒ってるかも考えられない。
そして、さっきから妙に身体がおかしい。
腹の奥が熱を持って、なんか…ヤバい気がする。
どうにか止めないといけない、と本能的に思うが、熱は溜まるばかりだ。
zm「ッあ゛…?♡♡ま、くるッ!なんかくるぅ゛…ッッ?!♡♡♡」
熱が先程より腹に集中していく。
びくりと身体が跳ね、息子から透明ななにかが勢いよく吹き出す。
zm「ぁひッ〜〜〜〜ッッッ?!!?!?!!!?!♡♡♡」
脳が溶けるような感覚。
これは…イッているのか……?
でも、先から出ているものは白くない。
zm「なん、これぇ゛…♡♡」
まともに思考できなくなった脳を置いて、玩具がぐりぐりと前立腺を押しつぶす。
zm「あ゛かんッ♡は、♡ん゛ぅ゛〜〜ッッッ♡♡♡」
あと何分耐えればいいのだろうか。
zm「しょ、ぉ゛ッ、ぴッ♡たす、けッ〜〜〜〜〜ッッ♡♡ぁ゛、ゆるしてぇ゛ッ♡♡♡ひぃ゛ッ♡」
2時間と言っていたが、ゲーセンでぬいぐるみを取るのに熱中してしまって、少しオーバーしてしまった。
まあ20分程度、そう変わらないだろう。
ぬいぐるみをリビングのソファに置いて、寝室に向かう。
shp「ゾムさ〜ん、生きてますか〜?」
返事がない。大丈夫だろうか。
時折ビクリと肩が跳ねるから、死んではいないようだが。
shp「ゾムさん?」
そっと肩に触れると、喘ぎ声とともに中イキする。
思っていたより仕上がっていたらしい。
shp「ゾムさん、帰ってきましたよ〜♡」
zm「ぉ、ひ♡ぁ…?♡♡ん…ッ………ぁ…?♡♡」
トんでもうてるやん…ちゅうか目隠し取ってるし……
ナカの玩具を掴んで、勢いよく取り出す。
zm「ッッ〜〜〜〜〜?!!?!!?!♡♡♡」
zm「ぁ♡は、ぁ…ッしょっぴ…?ごめ、なさ……」
shp「何が悪かったんかわかってるんですか?」
zm「わ、わからへん…ッ」
はあ、とため息を吐いて、精液やら潮やらでぐちょぐちょな彼のパーカーを引っ張る。
shp「最近ピコのことばっかですよね」
zm「えっ…?」
shp「俺のこと…もう、ええんすか」
目を丸くしていたゾムさんが、俺に飛びつくように抱きつく。
zm「ご、ごめんなッ?そんなつもりなかってん!!」
shp「じゃあなんで最近「ピコが」
zm「ぴ、ピコが…ショッピくんみたいやったから……」
shp「……はい?」
ゾムさんは少し恥ずかしそうに顔を赤らめて、
zm「なんか…おいでって言うたらすぐ来るとことか、ツンってした態度とかが…似とって……」
と言う。
shp「…つまり、ピコを俺の代わりやと思ってたってこと?」
ゾムさんがコクリと頷く。
本人目の前におるんやから、本人にすればええのに…
そう言うと、「やってショッピくん撫でられるの嫌がるやん」と返された。
確かに、頭を撫でられるのは…あんまり好きじゃない。
だが、猫が俺の代わりというのは腑に落ちない。
zm「ご、ごめんって…」
俺の不機嫌そうな顔を見て、ゾムさんはおろおろとしている。
俺はずいっと頭を突き出して、少し待ってみる。
zm「………ん?」
shp「………………撫でてくれないんですか」
ゾムさんがポカンとした顔でこちらを見ている。
zm「え、ええの…?」
shp「……ちょっとなら」
恐る恐る、といった具合に、頭に手が置かれる。
そのまま優しく撫でられる。
ふわふわとした感覚に、すぐに瞼が重くなってくる。
ああ、そうだ。俺が撫でられるのが嫌いなのは…
zm「あれ…?ショッピくん?おーい」
すぐに寝てしまって、ゾムさんと話せないからだった。
zm「ちょお、ショッピくん?おきて……動けへんから」
zm「……スゥ…………まじかぁ……」
風呂入りたいのに、というゾムさんの困った声を最後に、俺は意識を手放した。
スクロールお疲れ様でした!
猫を書けて主は満足です。
え??もちろん皆さん猫派ですよね???(圧)
ちなみにこの後ショッピくんはゾムに撫でられる時間を調節して、入眠装置に仕立てました。
おかげで仕事に寝坊することがなくなって、大変良いらしいです。
皆様ァァぁぁぁぁ!!!!(バカデカボイス)
ついに!!ついに………!!
♡10,000を超えましたぁ〜〜〜〜〜!!✨️
皆様のご支援のおかげです!ありがとうございます😭😭
まだまだ未熟者ですが、精一杯精進いたしますので、これからもよろしくお願いいたします!🙏
コメント
9件
初コメ失礼します! 5周回って真顔レベルなんですけどリクエストしても大丈夫ですか?《rbr×sypでsyp君が攻めだと思って押し倒したら逆に受けにされちゃった》的なのでお願いしてもいいですかお願いいたします!!<(_ _)>
( *˙ཫ˙*)و グッ! ※麻雀はおもちゃですゾムさんがそう言ったらそうなんです
びゃぁぁぁぁ美味ひぃぃぃぃぃ☆(⌒▽⌒)猫派だよ猫大好きだよ やっぱ神だわ(^q^)うはッ