※言葉がおかしいところがあるかもです。
オリキャラがいます。
転校初日、月岡悠太は紫色の目にかかるほど長い薄茶色の前髪を整えながら、職員室の扉に立ち止まる。
一呼吸してから、扉をノックした。
「失礼します。」
「どうぞ~。」
職員室の中に入った途端コーヒーの香りが鼻腔をくすぐる。
コーヒーの香りをたどってそこにいたのは、無精ヒゲを生やし、くたびれた白衣を着た男性がいた。
「おぉ~、月岡来たな。来てもらって早々悪いんだけど、まだあと一人来てないんだよな。」
察してくれと言わんばかりにチラチラ見てくる。
「…分かりました。探してくればいいんですね。どんな人なんですか。」
「ありがとさん。えっ〜と、名前は___」
(名前は、あんずさん。茶髪のミディアムで目の色は青。)
悠太は頭の中で復唱しながら、教室を見ながら探す。
すると、とある教室からにぎやかな声が聞こえた。そこには、お目当てのあんずさんがいた。
(見つけた__)
「失礼します。あんずさん佐賀美先生が__」
「わぁ〜☆もしかして、君も転校生??」
突然、声をかけられびっくりしたが、声の主の元へ振り向く。そこには、癖のついたオレンジ色の髪にきらきら輝いた青い瞳の子がいた。そしてその隣には、黒髪の青い瞳で整った顔立ちをしている子、金髪緑目で青い眼鏡が特徴的な子がいた。全員男の子だ。
「はい、そうです。」
「やっぱり!アイドル科に転校してきたの?」
「いえ、プロデュース科に転校してきました
。」
「えー!!そうなんだ〜!あんずと一緒なんだね!って自己紹介してなかったね。」
「俺は、明星スバル☆そして隣にいるのはホッケーとウッキー!」
「おい、あだ名で紹介するな。」
すかさず、黒髪の少年がツッコむ。
コホンと咳払いしてから、気を取り直して自己紹介を仕切り直す。
「俺は氷鷹北斗だ。そして、隣にいるのは… 」
「遊木真です!情報収集は得意だからいつでも頼ってね♪」
「で!君の名前は??」
きらきらした目でこちらを見てくる。
「俺は、月岡悠太です。よろしくお願いします。」
自己紹介をしてから、あることに思い出す。
(って、あんずさんを職員室まで連れてくるようにって言われてんだった。)
あんずに話しかけようとする瞬間_
「うん!よろしくねオッキー☆」
スバルから、勢いよくハグされる悠太。
(!?、?__)
____優ならわかってくれるよね…?
「え!?オッキー大丈夫!?」
「明星!毎度言っているが誰にでもハグする癖を直せ!」
「氷鷹くん!?それもそうだけど、まずは月岡くんをどうにかしないと___」
床に倒れて、意識が朦朧としている悠太。
悠太の頭の中にはこの言葉から逃げられない。
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