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スタゼノが描きたくなっ(ry
R18は無いよ〜あ、キス表現はあるかも。
それではどうぞ!
ある冬の寒い日に。
ゼノ目線だ!
ゼノ(カキカキ
かれこれもう数時間は仕事に追われている。だがそれも楽しいもので、衆愚に振り回されることの無い。僕の科学力を存分に活用出来るとは、実にエレガント、という訳だ!
それにしても…いくらにしたって寒さは堪え難い物だ
そんな冬の夜に、少し珍しい来客があった
スタン(ゼノ、(身震
スタンは任務用のラギースーツのまま、僕の部屋に冷気と共にやってきた。
そして、僕に抱きついた。とても手先が冷たくそれが首に当たると、変な声が出てしまうほどに
ゼノ(んッ…スタン、今日の任務には、少し時間がかかった様だね。
スタン(ゼノ、いい匂いする
スタンは昔から二人きりになると正直な少年の様になる。
ゼノ(杠からの香水だよ。あ、そういえばこの前のアレはどうだった!?
スタンリー目線な。
目をキラキラとまるでboyみたいな笑みを見せるうちのゼノは、本当に可愛いらしい。
スタンリー(良かったぜ。射程が比になんねぇ長さだった。
ゼノ(それは良かった…スタン?
俺は…意識が朦朧としてて、視界はゼノ以外ゆらゆらと揺れて、…
ゼノ目線だ
スタンは口を緩ませ、力が抜け、ぼふっと書類を犠牲にする形で眠りについた
スタンは現在…日本語で言うところのn徹目状態である。僕に着いてくる、プラス任務に何かと着いてくる報告書の書類業務が乗っているのだ。そうなるに決まっている。
決まっていると知っててこうした。一緒に寝る…為に
こう、おじさんになるとアピールの仕方が随分と遠回りになってしまうな…絶対に引っかかる選び方をしたのも、最近ではおじさんらしいと考え続けている。
そうこう巡りながら、スタンのスーツを脱がせ、僕の部屋にあったスタン用の寝間着を着せた。
少し、ちいさいみたいだが、仕方がない
…クローゼットの奥にある、スタンに返し忘れていた服があった…
無かった事にする様にしまった。
スタンを布団に寝かせて、僕も隣で寝る。
ゼノ(おやすみ、僕のスタン
口にそっとキスをした。
スタン(ん、いい夢を。my honey?
ニヤリと笑うスタンの顔に思わず布団を掻っ攫い端に飛び込んだ
スタンリー目線だ
さっきの着替える所、何で立ってんのかも無自覚だったみたいだな。そういう所が可愛い
今は何故かゼノが部屋の隅に布団で顔を隠しながらこっちを見ている
(ベットが部屋の隅に置いてあるのでまだベット上です)
ゼノ(い、一体いつから起きてたんだい?
スタンリー(アンタがキスした所から
ゼノ(そ、そうかい
スタンリー(で、寝ねぇの?
ゼノ(すまない、少し落ち着いてからでも良いかい?
スタンリー(寝た方が落ち着く。ほら、
最近寝れていないゼノの身体はヒョイと軽く持ち上がった。こんなに軽いと思って無かった
ゼノ(…いいのかい?一緒に寝て、
ダメな訳が無かった
スタンリー(そこで寝て背中痛くするよりはな。
そして二人で顔を合わせ、俺も眠くなってきた頃、ゼノはスっとこっちを向いて言い出した
ゼノ(スタン、覚えてるかい?
スタン(何を?
ゼノ(僕がアラシャまで攫われた時の事、覚えてるかい?
スタン(あん時の緊張、忘れられる訳ねぇ
スタン(アンタが傷なんて付けられたら……俺は…俺は…
ゼノ(少し、聞いて見ただけだよ…
ゼノ(僕も、それなりに心配していた。
スタン(!
ゼノ(だから、今日一緒に寝て、生きているかどうかを確かめたくなった
スタン(そんな事しなくても((
ゼノ(そんな事しなくても分かってる、生きていると……でも、どうしても確認したかった
ゼノ(だから、僕のわがままに付き合ってくれるかい?スタン、
スタン(あぁ、出来るね
スタン(んじゃ、おやすみ
ゼノ(うん、おやすみ…ありがとう、
thank youと寝言のように呟いて、ゼノは眠りに落ちた。
どれだけ千空を殺せや、色々な事を無視してきたゼノでも、やはりそういう所はあるんだな……と思った夜だった
短め過ぎてびっくり……ごめん満足したので終わります
終わり!